BMW、タカタ製欠陥エアバッグでリコール拡大 USとカナダでおよそ4,000台に

BMWがSUVsをアメリカ及びカナダでおよそ4,000台リコールへ
ドイツのバイエルン州ミュンヘンに拠点を置く、世界的な自動車メーカーであるBMWが、タカタ製エアバッグの欠陥が原因で、アメリカとカナダにおいて、合わせておよそ4,000台をリコールすると、自動車関連メディアをはじめメディア各社が9月30日より報じている。

アメリカ運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、ドライバー側エアバッグ・インフレーターが適切に溶接されておらず、起動時に一部が飛び散る可能性があると指摘。2016年11月11日よりリコールの開始が予定されていることも明らかになっている。

「BMW X3」や「X4 SUVs」2015年モデル、「X5s」2014年及び2015年モデルが対象
リコール対象となるのは、「BMW X3」や「X4 SUVs」2015年モデル、「X5s」2014年及び2015年モデルと数多くなっているが、BMWは今のところ事故の報告は入っていないとしている。

BMWは、更にインフレーターの安全確認テストなどを実施していく姿勢を示している。一方で、代替パーツが欠品しており、修理や交換に時間を要すため、必要であれば代車を使うように呼び掛けている。


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The Seattle Times
http://www.seattletimes.com/