ボルグワーナー、ヒュンダイ自動車へ新たな可変カムタイミング・テクノロジーを提供

エンジン効率及び性能を改善し1.7%の燃費改善 CTAが採用された新VCT
世界的大手自動車部品・製品サプライヤーのボルグワーナーが、ヒュンダイ自動車へ新たなVCT(可変カムタイミング・テクノロジー)を提供すると、13日のプレスリリースで明らかにした。

VCTのフェール時にエンジンストールの抑制などを行う、独自CTA phasers(カムトルク駆動型位相可変機構)を採用しており、ミッドポジション・ロック技術が従来のVCTシステムに採用されたものよりも、素早く反応することなどで、1.7%もの燃費改善を実現している。

ヒュンダイ・ブランド車に搭載した「ラムダII V-6エンジン」へ、新VCTを採用
ボルグワーナーの新たなVCTは、ヒュンダイのブランド車で2016年に発表されたジェネシスEQ900、G90、G80やアスラン、Kia K7に搭載した「ラムダII V-6エンジン」に採用。

オイルポンプの油圧を効率的に制御する可変力ソレノイドによって、CTA phasersが必要とするエンジンオイル量や寄生損失を削減することも実現している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

BorgWarner プレスリリース
https://www.borgwarner.com/