ボルグワーナー
ボルグワーナーの企業情報
ボルグワーナー(BorgWarner Inc.)は、パワートレインなどに用いる部品・システムを手がける、アメリカの大手自動車部品サプライヤーです。主にターボチャージャー(TC:Turbocharger)やエンジン動弁系部品、デュアルクラッチトランスミッション(DCT:Dual Clutch Transmission)などの変速機部品を扱っています。乗用車、商用車、オフハイウェイ車(建築車両や農業車両など)、アフターマーケット向けに製品を供給していますが、売上高の約8割は乗用車向け製品が占めています。
1928年、ボルグ&ベック(Borg & Beck)、マーベル・シェブラー(Marvel-Schebler)、ワーナー・ギア(Warner Gear)、メカニクス・ユニバーサル・ジョイント(Mechanics Universal Joint)の4社が統合し、ボルグワーナーが設立されました。
1929年に買収したチェーンメーカー、モールス・チェーン(Morse Chain)の前身であるMorse Equalizing Spring Companyが設立された1880年が、ボルグワーナーの歴史の起点であるとされています。
1990年代頃から他社の自動車部品関連事業の買収や、他社との合弁会社設立などを進めました。この時期の代表的な買収先には、イートン・コーポレーション(Eaton Corporation)のFluid power部門が挙げられます。
2000年代に突入してからもM&Aと合弁設立などによる事業拡大を継続。2010年代頃から、中国や韓国、ドイツ、ブラジルなど、海外における製造・研究開発拠点の強化を推進。
2014年にはEGR関連製品を手がけていたGustav Wahler GmbH und Co. KGを、2015年にはスターターやオルタネーターなどを扱っていたレミー・インターナショナル(Remy International)を買収しています。
2014年末の時点では、世界各地域に57ヶ所の製造・研究開発拠点を有し、約22,000人の従業員を抱えています。
事業体制は、以下の2部門により構成されています。
・エンジン部門(主要製品:ターボチャージャー(TC:Turbo Charger)、チェーン製品、サーマルシステム、排気システム、ディーゼルコールドスタートなど)
・ドライブトレイン部門(主要製品:トランスミッションシステム、コントロールシステム、トルク伝達システムなど)
現在は、世界各国の排気ガス規制に伴う環境技術の需要増に対応するため、特に海外で、「EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)」と「ターボチャージャー」の生産能力の拡大に注力しています。
- 01.売上等の推移(直近3年間)
- 02.事業戦略
- 03.ボルグワーナーの報道ニュース一覧
- 04.会社概要
売上等の推移(直近3年間)
売上高推移
- ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。
従業員数推移
2014年における売上高は、Gustav Wahler GmbH und Co. KG を買収したことなどが影響し、83億5百万ドルで前年比11.7%増となりました。
また、営業利益は9億6,400万ドルで前年比12.8%増、純利益は6億8,800万ドルで前年比5.7%増となりました。
部門別の売上高は、
- エンジン部門が57億1千万円で前年比13.6%増
- ドライブトレイン部門が26億3,100万ドルで前年比7.6%増
となりました。
ボルグワーナーは、北米や中国などで講じられている、環境規制に対応した製品の生産能力を拡大するなどの取り組みにより、2020年の売上高を150億ドルに引き上げる方針を示しています。
事業戦略
事業方針
ボルグワーナーは2020年の売上高を150億ドルとする目標を掲げています。北米や中国などで実施されている環境規制に伴う需要の増加に対応することで売上を伸ばしたい考えです。
特に中国でのターボチャージャー(TC:Turbocharger)の需要増を見込んでおり、2014年には同国で2ヶ所目となる工場を江蘇省太倉(たいそう)市に新設しました。将来的には1ヶ所目の寧波(ねいは)工場と合わせて400万基を生産する方針で、2018年までに従業員を500人に増員する予定です。
本国アメリカでは、EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)クーラーやEGRチューブ、サーモスタットといった環境技術需要の増加に対応するため、2014年8月からの3年間で940万ドルを投資し、イリノイ州のディクソン工場の生産能力を拡大する計画を示しています。
また、ブラジルでの自動車産業政策「Inovar-Auto」の税優遇措置を受けるために、各完成車メーカーが進めている国産部品の調達に対応すべく、ブラジルでターボチャージャーを開発し、同国内のイタチバ工場で生産。従来ブラジルで行っていたディーゼル商用車向けターボチャージャーに加え、乗用車向けを供給することで、受注の獲得を目指しています。
なお、M&Aに関する動向は以下のとおりです。
- 2015年11月、乗用車・商用車向けオルタネーター、スターターなどを手がけていたアメリカの自動車部品サプライヤー、レミー・インターナショナル(Remy International)の買収完了を発表。
- 2014年1月、EGR関連製品の生産を行っていたドイツの自動車部品サプライヤー、Gustav Wahler GmbH und Co. KGの買収を完了。ボルグワーナーの排気システム事業に統合。
注力分野
ボルグワーナーは、「EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)」と「ターボチャージャー(TC:Turbo Charger)」に関連する海外事業の展開・強化に注力しています。
○EGR関連事業
EGRについては、主にアジアと北米に対する投資を推進しています。
アメリカでEGRクーラーやサーモスタットなどの生産を行うディクソン工場に対しては、2014年8月から3年間にわたり940万ドルを投資する計画が発表されています。
メキシコではEGRモジュール、イグニッションコイルなどを生産する工場を拡張しました。
2015年には韓国にもEGRバルブ、クーラー、ディーゼルエンジンの冷間始動技術などを生産する工場を新設しています。
○ターボチャージャー関連事業
現在、北米や中国では環境規制に伴う環境技術の需要が増加しており、ボルグワーナーにおける同分野の製品の売上も増加しています。
特に中国での需要の増加が著しく、2019年までに中国市場におけるターボチャージャーの需要が2014年比で2倍以上(420万基から860万基)に拡大すると見込んでいます。この予測のもと、2014年9月に新工場を開設し、既存工場と合わせ、将来的に生産能力を400万基に拡大できる体制を整備しています。
このほか、国内生産に対して優遇措置が採られるブラジルの自動車産業政策「Inovar-Auto」の恩恵を受けるべく、各完成車メーカーが進めるブラジル国産部品の調達に対応するため、ボルグワーナーはブラジル国内でターボチャージャーを開発しました。これまではディーゼルエンジン商用車向けターボチャージャーのみの供給でしたが、乗用車向け製品を追加することにより、完成車メーカーからの受注を拡大させたい考えです。
技術動向
ボルグワーナーは2014年3月、北米事業の支援と技術センター間ネットワークの強化を目的に、本社が位置するアメリカのミシガン州オーバーンヒルズのパワートレイン技術センターの拡張を発表しました。同拠点は研究開発のほか、プログラム管理や営業などの機能も有しています。
下記は、ボルグワーナーの研究開発活動の一例です。
・小型直動式可変力ソレノイド(VFS:Variable Force Solenoid)がゼネラル・モーターズ(GM:General Motors Company)の複数の2016年モデルに採用
同製品はトランスミッションオイルポンプのライン圧力を制御するVFSで、燃料のリークが大幅に減少し、バッテリーの消費を抑制することが可能。ゼネラル・モーターズの「Chevrolet Volt」「Cadillac ELR」などに搭載。
・ゼネラル・モーターズの8速後輪駆動AT(Automatic Transmission, 自動変速機)「8L45」に油圧アキュムレーターと「Eco-Launch」が採用
採用された製品は、スタートアップシステム向け油圧アキュムレーターと、ソレノイドバルブ「Eco-Launch」。「Cadillac CT6」「Cadillac CTS」「Cadillac ATS」の2016年モデルに搭載され、6速ATと比較して燃費が最高5%向上。
・ダイムラー(Daimler)に「S-Series」ターボチャージャー(TC:Turbocharger)を納入
ブラジルで生産しているターボチャージャーを「Mercedes-Benz Actros」の新型エンジン向けに納入。なお、ボルグワーナーはMercedes-Benz の欧州排出ガス基準「Euro 5」対応の全エンジン向けターボチャージャーも生産。
・フォード・モーター(Ford Motor Company)とフォルクスワーゲン(VW:Volkswagen)のディーゼルエンジンにターボチャージャーが採用
採用された製品は2ステージターボチャージャー「R2S」で、それぞれの完成車メーカーの2.0Lディーゼルエンジンに採用。フォード・モーターは「Mondeo」「S-Max」「Galaxy」に、フォルクスワーゲンは「Passat」に搭載。
・イートン・コーポレーション(Eaton Corporation)のデュアルクラッチトランスミッション(DCT:Dual Clutch Transmission)にクラッチモジュールが採用
イートンの「Class 6」「Class 7」に搭載されるデュアルクラッチトランスミッションに、ボルグワーナーのクラッチモジュール「Dual Tronic」が採用。これにより、イートンの新型7速デュアルクラッチトランスミッション「Procision」の燃費性能が向上。
・長城汽車の「Haval H9」に搭載の2.0Lガソリンターボエンジンに製品が多数採用
長城汽車のガソリンターボエンジンに採用された製品は、エンジンタイミングシステム、ターボチャージャー、2速トランスファーケース「Torque-On-Demand(TOD)」。
・フォード・モーターの5.0L V型8気筒エンジンに製品が採用
採用された製品は、カムトルク駆動(CTA:Cam Torque Actuated)型位相器や、逆生歯サイレントタイミングチェーンなど。「Mustang GT」に搭載。
・ジャガーランドローバー(Jaguar Land Rover Automotive PLC)に複数の製品を納入
ジャガーランドローバーが展開する2015年の複数モデルの2.0L 4気筒ディーゼルエンジンとガソリンエンジンに、可変カムタイミング(VCT:Variable Cam Timing)システムとエンジンタイミングシステムを納入。
・2015年「World Car of the Year」を受賞した5台に製品が搭載
以下の5台に、ボルグワーナーのエンジン製品とドライブトレイン製品が搭載。
- ダイムラー「Mercedes-Benz C-Class」
- ダイムラー「Mercedes-Benz S Coupe」
- ダイムラー「Mercedes-AMG GT」
- シトロエン(Citroen)「C4 Cactus」
- BMW「i8」
なお、受賞モデルを含むファイナリスト15台すべてがボルグワーナー製品を搭載。
・ボルボ・カーズ(Volvo Cars)の4気筒ガソリンエンジンにターボチャージャーが採用
ボルボの「Drive-E」パワートレインに含まれる4気筒ガソリンエンジンに採用。このエンジンは、ボルボのほとんどのモデルへの搭載が可能。
・2速ファンドライブ「DuroSpeed」を開発
建設車両や公共トラックなどの車両向けのファンドライブ。オン/オフ式ファンドライブと比較して耐久性が向上したほか、ノイズが低減されており、燃費性能も向上。
・BMWとランボルギーニ(Lamborghini)に第5世代の四輪駆動(AWD:All Wheel Drive)用カップリングを納入
BMWの「2 Series Active Tourer」とランボルギーニの「Huracan LP610-4」に、自動でフロントホイールとリアホイールへの電力配分を行う電子油圧式AWDカップリングを納入。同製品に備わったエコモード機能は、パワーロスの大幅な低減と、AWD機能が不要である場合の燃費性能向上に寄与。
・フォルクスワーゲングループの新型1.4L 3気筒ディーゼルエンジンに可変タービンジオメトリー(VTG:Variable Turbine Geometry)式ターボチャージャーが採用
欧州排出ガス基準「Euro 6」に対応した55kWと66kWのディーゼルエンジン向けVTGターボチャージャー。従来の製品と比較し、最大21%燃費性能が向上。フォルクスワーゲンブランドのほか、「アウディ(Audi)」「シュコダ(Skoda)」「セアト(Seat)」にも対応。
・フォルクスワーゲンにプラグトップ型イグニッションコイルを納品
フォルクスワーゲンがメキシコで生産する、第3世代の2.0L/1.8L DOHC直列4気筒エンジン向けにイグニッションコイルを納品。「Jetta」「Beetle」のほか、アメリカ仕様モデルに搭載。
・セアト「Leon CUPRA」にフロントクロスディファレンシャル(FXD:Front Cross Differential)システムを納入
同システムは、車両の操舵性、トラクション、安定性を向上させた前輪駆動車向けの電子制御リミテッドスリップデフ。
・2015年「North American Car and Truck/Utility of the Year」の受賞車に製品が搭載
同賞を受賞したのはフォード・モーターの「F-150」とフォルクスワーゲンの「Golf」の2台。また、ファイナリストに選出されたフォード・モーターの「Mustang」「Loncoln MKC」、現代自動車の「Genesis」、ゼネラル・モーターズの「Chervrolet Colorado」もボルグワーナー製品を搭載。
・ジヤトコに逆歯サイレントチェーンを納入
納入したのは6.35mmの逆歯サイレントチェーンで、ジヤトコの副変速機付CVT(Continuously Variable Transmission,無段変速機)「Jatco CVT7」のオイルポンプ向け。日産自動車、スズキ、三菱自動車などの完成車メーカーがジヤトコの同製品を採用。
・2015年「Green Car of the Year」の受賞車に製品が搭載
同賞の「Top 5 for 2015」を受賞した5台のうち、アウディ「A3 TDI」、BMW「i3」、ホンダ「Fit」、フォルクスワーゲン「Golf」の4台がボルグワーナー製品を搭載。
・フォルクスワーゲンの4気筒ガソリンエンジン向けにフレックス燃料車用ターボチャージャーを納入
フォルクスワーゲンが中国で展開する、1.4L 4気筒ガソリンエンジン向けに、ブースト圧制御用ウェストゲート付き「B01」ターボチャージャーが採用。中国におけるフォルクスワーゲンの複数モデルが同製品を搭載。
グローバル展開
2014年末時点で、ボルグワーナーは世界各地域に57ヶ所の製造・研究開発拠点を有しています。国別の内訳は下記のとおりです。
- アメリカ(13ヶ所)
- ドイツ(9ヶ所)
- 中国(6ヶ所)
- 韓国(5ヶ所)
- インド(5ヶ所)
- 日本(3ヶ所)
- メキシコ(3ヶ所)
- ブラジル(2ヶ所)
- ハンガリー(1ヶ所)
- アイルランド(1ヶ所)
- フランス(1ヶ所)
- イギリス(1ヶ所)
- イタリア(1ヶ所)
- スペイン(1ヶ所)
- ポーランド(1ヶ所)
- モナコ(1ヶ所)
- ポルトガル(1ヶ所)
- スウェーデン(1ヶ所)
- タイ(1ヶ所)
ボルグワーナーは本国アメリカのほか、世界各国で取り組まれている排気ガス規制に対応した製品の強化を推進しています。特に自動車市場の成長が著しい中国への投資を積極的に行っており、同国の環境規制の達成に寄与する製品を生産する拠点の新設・強化などを進めています。
○新興国をはじめとした海外における取り組み
■中国での取り組み
- 2014年9月、中国で2ヶ所目となるターボチャージャー(TC:Turbocharger)の生産工場を太倉(たいそう)市に新設。敷地面積は約1万5千平方フィートで、2018年までに従業員数を500人に増員する方針。
- 2014年9月、EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)バルブの需要の拡大を見込み、寧波(ねいは)工場で行っている同製品の年間生産能力を、2016年から100万ユニットに増加させる計画を発表。
- 2014年12月、3,600万ドルを投資して寧波の鄞(ぎん)州に工場を建設する旨の合意書を、寧波政府と締結。EGR、高性能点火システム、サーモスタット、2次エアポンプなどを生産。
- 2015年3月、寧波工場の生産能力を拡大すると発表。乗用車・商用車向けのEGRバルブ、EGRクーラー、EGRモジュール、イグニッション、セカンダリーエアシステム、サーモスタットなどを生産。
■韓国での取り組み
- 2015年4月、イグニッション部品やEGRバルブ、EGRクーラー、可変力ソレノイド、ディーゼルコールドスタートシステム、クーラントコントロールバルブなどを生産する工場を忠州(ちゅんじゅ)に新設。敷地面積は6千平方フィートで、製造のほか、販売や品質管理などの機能も同居。5年にわたり従業員数を倍増させる方針。
- 2015年10月、韓国の合弁会社であるBorgWarner Transmission Systems Koreaが、韓国に3ヶ所目のトランスミッション部品工場を新設。生産するトランスミッション部品は、クラッチモジュール、クラッチセット、フリクションプレートなど。販売部門と管理部門の機能も備え、将来的な拡張も可能。
■ブラジルでの取り組み
- 2015年1月、ブラジル国内でフレックス燃料車用ターボチャージャー「B01」を開発。燃費性能の向上と排出ガスを低減させる、ブラジルの自動車産業政策「Inovar-Auto」に寄与する製品。
- 2015年2月、イタチバの研究開発拠点が稼働を開始。成長が著しいブラジルの自動車市場に向けた新技術の研究開発が目的。
- 2015年3月、イタチバ拠点でエンジンタイミングチェーンの生産を開始すると発表。自動車部品サプライヤーとして初めて、南米市場向けにブラジル国内で現地生産を実施。
■ハンガリーでの取り組み
- 2015年8月、完成車メーカー向けトランスファーケース、フィーダーポンプ、バルブ、四輪駆動(AWD:All Wheel Drive)用カップリングなどの製品を生産する工場をOroszlanyに新設。敷地面積は4,032平方フィート。
■メキシコでの取り組み
- 2015年3月、EGRモジュール、イグニッションコイル、クーラントコントロールバルブを生産していたラモスアリスペの工場を拡張。北米における排ガス制御製品需要の増加に対応するのが目的。2017年までに従業員を増員する方針。
■ポルトガルでの取り組み
- 2014年11月、乗用車・商用車向けEGRクーラー、EGRチューブ、グロープラグコントロールモジュールなどを生産する工場をラニェゼスに新設。当初の敷地面積は約2万6千平方フィートで、将来的には拡張も可能。
ボルグワーナーの報道ニュース一覧
- 2020.10.31 ボルグワーナー、ヒュンダイ自動車に対するスターターモーター供給拡大
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数年に亘る良好な関係10月28日、ボルグワーナーは、数年に亘る提携のもと、ブラジルにおけるヒュンダイ自動車に対するスターターモーターの供給を拡大すると発表した。...[もっと見る]
- 2020.10.24 ボルグワーナー、米国エネルギー省によるコネクテッドカープロジェクトに参加
- 2020.10.24 ボルグワーナー、メルセデス・ベンツ「アクトロス」向けにターボチャージャーをアップグレード
- 2020.10.05 ボルグワーナー、デルファイの買収完了
- 2020.09.30 ボルグワーナー、GMの2019年サプライヤーオブザイヤー賞を獲得
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