ドラクスルマイヤー

ドラクスルマイヤーの企業情報

ドラクスルマイヤー(Draexlmaier Group(Fritz Draexlmaier GmbH & Co. KG))は、エレクトロニクス事業と内装事業を展開しているドイツの自動車部品メーカーです。
ワイヤーハーネス、電子部品、バッテリー製品、内装部品を手がけており、アウディ(Audi)やBMW、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)など、ヨーロッパの高級車市場に強みを持っています。

ドラクスルマイヤーは1958年に設立されました。
1974年、初の海外拠点をチュニジアに設置。
1976年、ワイヤーハーネスと内装部品の生産を北米で開始しました。

1998年、本国ドイツのフィルスビーブルクに研究開発拠点のドラクスルマイヤーテクノロジーセンターを設置。
2000年代に入ると、コストの低い東欧やアジアに生産機能をシフト。ルーマニアを重要拠点と位置付け、ポーランドにも生産機能を移管。
以降、ヨーロッパ完成車メーカーのグローバル化に対応するため、2013年頃までに中国、メキシコ、モルドバ、セルビア、ニカラグア、マケドニアなどに次々と拠点を開設しました。
2014年にはアメリカのテスラ・モーターズ(Tesla Motors)に供給を開始するなど、ヨーロッパ以外の事業拡大にも取り組んでいます。

2014年末時点では、世界20ヶ国に60ヶ所の製造拠点を有しており、約55,000人の従業員を抱えています。
ドラクスルマイヤーが扱う主要製品分野は以下のとおりです。
・ワイヤーハーネス(Wiring harnesses)
・電子部品(Electrical/Electronic components)
・内装部品(Interior components)
・ストレージシステム・高電圧対応部品(Storage systems and high-voltage components)
・ドア・コックピットモジュール(Door and cockpit modules)

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 3,886百万円

2013年度

  • 4,556百万円

2014年度

  • 4,958百万円

2015年度

  • ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。

従業員数推移

連結

2014年における売上高は、34億ユーロで前年比17.2%増となりました。

事業戦略

事業方針

ドラクスルマイヤーは電動化社会を見据え、ワイヤーハーネスからパワートレインまでをカバーすることで完成車メーカーへの提案力を強化し、部品メーカーからシステムメーカーに進化したい考えを示しています。
例えば、内装部品と電子部品を組み合わせた製品の提案や、蓄電システムの開発などに取り組んでいます。

ドラクスルマイヤーのM&Aに関する動向は以下のとおりです。

  • 2015年1月、EV(Electric Vehicle,電気自動車)・HEV(Hybrid Electric Vehicle,ハイブリッド電気自動車)向けの蓄電システムを手がけていた子会社、QESTRONIC Advanced Technologies GmbHを統合し、エレクトロニクス事業を一本化。

技術動向

2014年末時点では、本国ドイツのフィルスビーブルク(中央研究施設を設置)、ミュンヘン、インゴルシュタット、ベーブリンゲンのほか、国外ではアメリカのミシガン州デトロイトに研究開発拠点を有しており、約2,000人以上の従業員が研究開発活動に従事しています。

下記は、ドラクスルマイヤーの研究開発活動の一例です。


・センターコンソールを軽量化

サーモプラスチックや繊維強化プラスチック、ガラス強化プラスチックなどを素材とした「X2センターコンソール」を2014年に発表。
フード部分と台座部分を統合して部品数を削減したことで、生産コストを上げることなく、従来のセンターコンソール(約5kg)と比較して最大30%(約1.5kg)軽量化した製品。

・緊急時以外は安全ベストが見えない内装デザインを開発

2014年7月から、車両内に高視認性安全ベストを携行することがドイツで義務化。
これに伴い、高級車のインテリアとの調和を保つため、緊急時以外は見えず、ハザードランプ作動時に収納位置を点灯させることで可視化させる内装デザインを開発。
安全ベストはセンターコンソールやインストパネルなどに収納されるが、エアバッグ作動時は自動で開く仕組み。

・イギリスのソリフル工場が「JLRQ

「JLRQ Award」はジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)が付与する賞。
ドラクスルマイヤーは「Discovery」「Range Rover」「Range Rover Sport」向けにセンターコンソールとコックピットを生産。

グローバル展開

2014年末時点で、ドラクスルマイヤーは世界20ヶ国に60ヶ所の製造拠点を有しています。


○新興国をはじめとした海外における取り組み

■マケドニアでの取り組み
  • 2012年7月、Kavaradciに同国初の生産拠点(高級車向けワイヤーハーネスを生産する工場)を開設すると発表。開業時の従業員数は300人だが、最大4,000人まで拡大可能。
■イギリスでの取り組み
  • 2014年、子会社のDAU Draexlmaier Automotive UKがドードンのビジネスパークに、16万9千平方フィートの土地を期間15年間でリース。
    同拠点では、すでに進行しているジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)案件向けの製品を生産。
■ルーマニアでの取り組み
  • 2014年4月、ピテシュティにワイヤーハーネスと補修用部品を生産する工場を建設すると発表。従業員は約500名。
■ニカラグアでの取り組み
  • 2014年8月、1千万ドルを投じ、同国2ヶ所目となる生産拠点(自動車用ワイヤーハーネスを生産する工場)をマサヤに新設。

ドラクスルマイヤーの報道ニュース一覧

会社概要

社名 ドラクスルマイヤー
設立年 1958年
本社所在地 Landshuter Strasse 100, 84137 Vilsbiburg, Germany
代表取締役 Fritz Draexlmaier

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