西川ゴム工業

西川ゴム工業のハイライト

西川ゴム工業は、日本に本社を置く独立系の大手車体シール部品メーカーです。
ウェザーストリップ、ボディサイドシール、グラスランチャンネルなどのゴム・樹脂シール部品を主力製品としています。
自動車向け製品が売り上げ全体の約95%を占めており、ウェザーストリップにおいては国内トップシェアを有しています。
自動車向け製品以外にも、住宅・土木関連製品などを手がけています。

すべての国内完成車メーカーと取引を行っており、海外ではアメリカのクーパー・スタンダード・オートモーティブ(CSA:Cooper Standard Automotive Inc.)とアライアンスを結んでいます。

1949年、西川ゴム工業を設立。

1950年代には、大阪と東京に営業所を開設。
1960年代に入ると名古屋に営業所を開設。さらに、広島に白木工場と安佐工場を建設するなど、事業体制を強化。

1986年、ザ・スタンダード・プロダクツ・カンパニー(現:クーパー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Cooper Tire & Rubber Company))との合弁で、アメリカにニシカワ・スタンダード・カンパニーを設立。

1989年、アメリカにニシカワ・オブ・アメリカ(現:連結子会社)を設立。さらに、ニシカワ・スタンダード・カンパニーを、ザ・スタンダード・プロダクツ・カンパニーの子会社とのパートナーシップに組織変更。

1990年代に入ると、アメリカ、タイ、イギリスに拠点を設立し、グローバル展開を推進。
2000年代は、中国に上海西川密封件有限公司、広州西川密封件有限公司、西川橡胶 (上海) 有限公司を設立するなど、中国事業の強化に注力しました。

2013年、インドネシアのジャワ州にPT. ニシカワ・カリヤ・インドネシア(PT. Nishikawa Karya Indonesia)を設立。

2015年には、ニシカワ・シーリングシステム・メキシコ(Nishikawa Sealing Systems Mexico S.A. de C.V.)がニシカワ・マネジメント・サービス(Nishikawa Management Service S.A. de C.V.)を吸収合併しています。

2016年3月末時点では、連結子会社13社および関連会社3社(うち持分法適用会社1社)でグループを構成し、5,948人の従業員を抱えています。
事業体制は以下2つのセグメントで構成されています。
・自動車用部品
・一般産業資材

現在は、海外事業の拡大に注力しています。

年収情報

平均年収631万円

年収推移

  • 575.7万円

2013年度

  • 611.2万円

2014年度

  • 631.4万円

2015年度

自動車業界の平均年収 606万円
推定生涯賃金 1億9962万円

年齢別年収シミュレーション

  • 385万円

25歳

  • 460万円

30歳

  • 534万円

35歳

  • 603万円

40歳

  • 621万円

45歳

  • 609万円

50歳

平均年齢 43.7歳
平均勤続年数 19.6年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 82,750百万円

2013年度

  • 87,986百万円

2014年度

  • 89,932百万円

2015年度

単独
  • 47,128百万円

2013年度

  • 44,821百万円

2014年度

  • 45,022百万円

2015年度

経常利益推移

連結
  • 9,374百万円

2013年度

  • 4,358百万円

2014年度

  • 6,611百万円

2015年度

単独
  • 5,544百万円

2013年度

  • 4,436百万円

2014年度

  • 5,105百万円

2015年度

従業員数推移

連結
単独

2015年度における売上高は、899億3,200万円で前年度比2.2%増となりました。
また、営業利益は66億3,000万円で前年度比45.1%増、経常利益は66億1,100万円で前年度比51.7%増、当期純利益は36億5,400万円で前年度比74.2%増となりました。


セグメント別の売上高は、

  • 自動車用部品が854億9,300万円で前年度比2.3%増
  • 一般産業資材が44億3,900万円で前年度比0.4%増

となりました。

なお、2020年ビジョンの具体的数値目標として、2021年3月期までに売上高1,000億円以上、営業利益率10%以上、総資産営業利益率(ROA)10%以上の達成を目指しています。

事業戦略

事業方針

西川ゴムは、中長期経営方針として「2020年ビジョン」を策定し、2021年3月期までに売上高1,000億円以上、営業利益率10%以上、総資産営業利益率(ROA)10%以上の達成を目指しています。

目標達成に向けて、自動車用部品事業では拡大する海外需要に対応しつつ、国内における既存部品の売り上げ維持・拡大に注力しています。さらに、音性能を中心とした新製品開発でさらなる売り上げ拡大をねらう方針です。
コスト低減やグローバル・コーポレート・ガバナンスの強化、住宅分野に関する防音・防振製品の開発にも取り組んでいます。

西川ゴムのM&Aに関する動向は以下のとおりです。

  • 2013年9月、子会社の西川物産と西和工業を2014年4月1日付けで合併すると発表。
    当初の発表によれば存続会社は西川物産で、西和工業は解散する予定としていた。
    西川物産は工業用ゴム製品や金型の製造・販売、西和工業は工業用ゴム製品の加工・販売を行っていた。

注力分野

西川ゴムは、2013年以降、インドネシアとメキシコに進出したほか、中国とアメリカでの生産体制を強化するなど、海外事業の拡大に注力しています。

2016年3月期中には、日本国内でのみ生産を行っていたグラスチャンネルを新規海外事業として中国とタイで生産を開始する方針です。さらに、2018年3月期までに、インド、インドネシア、メキシコでも順次生産を開始する予定で、2016年3月期に約90億円と見込んでいたグラスチャンネルの売上高を、2018年3月期までに125億円に引き上げる計画です。

技術動向

西川ゴムは、シーリングシステム、フォームエンジニアリングの専門メーカーとして先端技術の開発や設計ノウハウの集積、新分野の技術開発などに取り組んでいます。
自動車市場では、軽量化、防音性向上、環境対応に重点を置いたシール材の開発を推進しています。

下記は、西川ゴムの研究開発活動の一例です。

  • 軽量化技術に関する研究開発活動
    材料を金属から樹脂に置き換えシール材を複合保持させるためのインテグレーション部品、微発泡化を進めているグラスランチャンネル、軽量化インナーシール、トランクリッドなどの研究開発活動に取り組んでいます。
  • 防音性向上技術に関する研究開発活動
    防音性能を向上させたドアホールシールを開発し、市場投入しています。
    ドア部品以外への応用も図っており、異種材料との複合化や発泡技術の改良、異領域の研究などを継続して実施しています。
  • 環境対応技術に関する研究開発活動
    トップコート塗料のさらなる水性化、下地処理の排除、乾燥硬化時間の短縮、生産速度の向上、設備エネルギーの効率化など、ウェザーストリップ全般に対して、環境改善に寄与する研究開発活動を推進しています。

グローバル展開

2016年3月末時点で、アメリカ、メキシコ、イギリス、中国、タイ、インド、インドネシアの7ヶ国に10ヶ所の拠点を有しています。


○海外における取り組み

■韓国での取り組み
  • 2012年8月、西川物産コリアを2012年8月末日付けで解散すると発表。
    西川物産コリアは韓国の孫会社で、自動車、土木、建築用ゴムおよびプラスチック製品の製造・販売を行っていた。
■インドネシアでの取り組み
  • 2012年10月、インドネシア企業との合弁で現地に新会社を設立すると発表。
    新会社の名称はPT・ニシカワ・カリヤ・インドネシア(PT. Nishikawa Karya Indonesia)で、資本金は1,600万ドル(約12億5,000万円)。西川ゴムが資本金の80%、PT・カリヤ・プトラ・サンクリアンが20%を出資する。
    当初の発表によれば、新会社を足がかりに、自動車用ゴム・樹脂製品を中心にASEAN諸国への対応強化と製品拡販をねらう計画としていた。
■ブラジルでの取り組み
  • 2013年8月、アメリカのクーパー・スタンダード・オートモーティブ(CSA:Cooper Standard Automotive Inc.)と合弁でブラジルに工場を設立すると発表。
    ウェザーストリップなどを生産する工場で、資本金は830万ドル(約8億円)。西川ゴムのアメリカ法人が40%、クーパー・スタンダード・オートモーティブが60%を出資する。
    西川ゴムがブラジルに進出するのは初で、両社合弁による生産拠点は、タイ、アメリカに次いで3ヶ所目。
    当初の発表によれば、2014年の12月期に5,500万レアル(約23億円)の売上高を見込んでいた。
■メキシコでの取り組み
  • 2014年7月、メキシコのグアナファト州の車体シール工場を2016年に拡張すると一部で報道。
    当初の報道によれば、生産能力を強化し、完成車メーカーの現地調達化の需要に対応する計画で、工場建屋を増設し、従業員数を同時点の2倍である800人に増やす予定としていた。

会社概要

社名 西川ゴム工業株式会社
設立年 1949年4月
本社所在地 〒733-8510 広島県広島市西区三篠町二丁目2番8号
市場名 東証二部
代表取締役 西川 正洋
資本金 3,364百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

西川ゴム工業の拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 白木工場(広島市安佐北区)
  • 安佐工場(広島市安佐北区)
  • 吉田工場(広島県安芸高田市)
  • 三原工場(広島県三原市)
  • 本社および営業所他(広島市西区他)
  • 西川物産㈱(広島市安佐南区)
  • ㈱西川ビッグオーシャン(広島市安佐北区)
  • ㈱西川ゴム山口(山口県下関市)
海外拠点一覧
  • ニシカワ・クーパーLLC(米国デラウェア州ウィルミントン市)
  • ニシカワ・タチャプララート・クーパー Ltd.(タイ国ナコンラチャシマ県)
  • 上海西川密封件有限公司(中国上海市)
  • 広州西川密封件有限公司(中国広州市)
  • ニシカワ・シーリング・システムズ・メキシコS.A.de C.V.(メキシコ合衆国グアナファト州シラオ市)
  • PT.ニシカワ・カリヤ・インドネシア(インドネシア共和国西ジャワ州スメダン県)

関係会社一覧

西川ゴム工業の関係会社一覧

  • ニシカワ・オブ・アメリカ,Inc.
  • ニシカワ・クーパー LLC
  • ニシカワ・タチャプララート・クーパー Ltd.
  • 上海西川密封件有限公司
  • 広州西川密封件有限公司
  • ニシカワ・シーリング・システムズ・メキシコ S.A. de C.V.
  • PT. ニシカワ・カリヤ・インドネシア

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