ティラド

ティラドの企業情報

ティラドは、日本に本社を置く東証一部上場の熱交換器メーカーです。
EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)クーラー、ラジエーター、オイルクーラー、インタークーラーなどを主要製品としています。
二輪車用熱交換器では、世界シェアの65%を有しています。
ほかにも、建設・産業・農業機械用熱交換器や家庭用固定式燃料電池システムなどを手がけています。

1936年、ティラドの前身である東洋ラヂエーター製作所が創立。当時は自動車およびその他内燃機関用のラジエーターやオイルクーラーを製造・販売していました。

1988年、アメリカにToyo USA Inc.を設立。
1990年代には、タイ、中国、インド、台湾に拠点を設立するなど、アジア地域を中心にグローバル展開を推進。

2000年以降もイタリア、中国、チェコ、インドネシア、オランダなどに拠点を増設するなど、積極的な海外展開を継続。

2010年、中国に済寧東洋熱交換器有限公司(T.RAD(Jining)Co., Ltd.)を設立。

2012年、中国に東洋熱交換器(常熟)有限公司(T.RAD(Changshu)Co., Ltd.)を、ベトナムにT.RAD(Vietnam)Co., Ltd.を設立。

2013年には、イタリアのT.RAD Italia S.p.A.を売却しています。

2016年3月末時点では、連結子会社13社、関連会社3社でグループを構成しており、3,492人の従業員を抱えています。

現在は、高性能ラジエーター、EGRクーラー、ケーシングレスオイルクーラーの生産・販売に注力しています。

年収情報

平均年収632万円自動車業界内の年収順位 41101

年収推移

  • 611.5万円

2016年度

  • 609.8万円

2017年度

  • 632.9万円

2018年度

自動車業界の平均年収 618万円
推定生涯賃金 2億0944万円

年齢別年収シミュレーション

  • 404万円

25歳

  • 482万円

30歳

  • 561万円

35歳

  • 632万円

40歳

  • 652万円

45歳

  • 639万円

50歳

平均年齢 40.5歳
平均勤続年数 17.5年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 170,608百万円

2016年度

  • 124,490百万円

2017年度

  • 136,125百万円

2018年度

単独
  • 26,834百万円

2016年度

  • 63,522百万円

2017年度

  • 66,794百万円

2018年度

経常利益推移

連結
  • 3,544百万円

2016年度

  • 6,445百万円

2017年度

  • 5,572百万円

2018年度

単独
  • 2,856百万円

2016年度

  • 4,025百万円

2017年度

  • 3,522百万円

2018年度

従業員数推移

連結
単独

2015年度における売上高は、1,021億3,200万円で前年度比1.3%減となりました。
また、営業利益は12億4,700万円で前年度比62.2%減、経常利益は14億2,400万円で前年度比61.1%減、当期純利益は7億4,500万円で前年度比53.9%増となりました。

地域別の売上高は、

  • 日本が519億7,900万円で前年度比5.0%減
  • 米国が231億2,700万円で前年度比11.8%増
  • 欧州が30億7,800万円で前年度比0.9%増
  • アジアが133億6,300万円で前年度比0.6%増
  • 中国が85億4,600万円で前年度比3.1%減
  • その他が20億3,600万円で前年度比97.5%増

となりました。

なお、第10次中期経営計画「T.RAD-10」では、2017年度までに売上高1,200億円、経常利益率6.5%の達成を目指しています。また、2021年を目標年とする長期的な数値目標としては、売上高2,000億円を掲げています。

事業戦略

事業方針

ティラドは、2014年度から2017年度までを対象とする第10次中期経営計画「T.RAD-10」を策定しています。「信頼される企業」「グローバル成長」の2つをスローガンに掲げ、以下のような基本戦略を設定しています。

○すべてのステークホルダーから企業活動に対して信頼を得る

  • 安全性・コンプライアンス・品質・環境・収益の目標達成
  • 誠実・公正で透明性の高い事業活動の推進
  • 企業のスパイラルアップと社員から愛される企業の確立

○世界市場で勝ち抜くことのできる企業となる

  • T.RAD-11に向けた開発と商品戦略の実施
  • グローバル拡販の推進
  • グローバル人材育成と環境作りの推進

なお、第10次中期経営計画「T.RAD-10」の具体的な数値目標としては、売上高1,200億円、経常利益率6.5%を掲げており、2021年には売上高2,000億円の達成を目指しています。

目標達成に向けた具体的な施策は以下の通りです。

  • 営業と技術部門の一体化と、原価管理の徹底のために調達部門と生産部門の一体化
  • 海外生産拠点の分割および専門統括役員の配置最適化
  • 営業部門と技術部門を中心とした「地域戦略」と「商品戦略」の策定による、収益面強化と生産効率の最適化
  • 次世代製品であるSMARTシリーズのラジエーターの拡販と小型ケーシングオイルクーラー、EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)クーラーの現地生産化
  • アメリカ生産拠点の強化

ティラドのM&Aに関する動向は以下のとおりです。

  • 2013年8月、イタリアの子会社であるT.RAD Italia S.p.A.の株式すべてを現地経営陣に譲渡すると発表。当初の発表によれば、譲渡予定は同年9月末、譲渡価格は1株10ユーロ(約1,310円)で、景気が落ち込んでいた欧州事業を集約する方針としていた。

注力分野

ティラドは、高性能ラジエーター、EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)クーラー、ケーシングレスオイルクーラーなどの環境製品の生産・販売に注力しています。
自動車の低燃費化や軽量化ニーズの高まりから、環境負担を抑えられる製品を事業の柱にする方針です。

  • EGRクーラー
    自動車から排出される大気汚染物質の規制値を定めたEUによる規定「Euro6」の実施などにより、ディーゼル車向け、ガソリン車向けEGRクーラー需要増加が見込まれています。
    需要拡大への対応に向け、すでにアメリカやチェコをはじめとする世界5ヶ国で生産を開始しており、2018年度には生産規模を2014年度の約150万台から400万台弱まで引き上げる計画です。
  • ケーシングレスオイルクーラー
    2018年度に生産台数を2014年度の300万台弱から800万台弱に引き上げる方針です。
    日系完成車メーカーの小型車、軽自動車を中心に受注が増えており、今後は北米、中国、欧州の完成車メーカーへの拡販にも力を入れる予定です。

技術動向

ティラドは、日本の技術本部と生産技術センターを中心に、アメリカやインドなどの海外拠点でも研究開発活動を行っています。

現事業の自動車・建設産業機械・空調機器関連分野と、新事業である環境・エネルギー関連分野の新製品開発と基礎研究を行っています。
現事業分野では、既存製品の小型軽量化、低コスト化のほかに、排気ガスや燃費の改善に貢献する製品の開発に取り組んでいます。
新事業分野ではハイブリッド車(HV:Hybrid Vehicle)、電気自動車(EV:Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)、燃料電池車(FCV:Fuel Cell Vehicle)用の冷却システムの開発を進めています。

下記は、ティラドの研究開発活動の一例です。

○FCVに関する研究開発活動

  • 燃料電池セル冷却用ラジエーターの開発
  • 小型熱交換器の開発
  • 専用インタークーラーの開発

○EV、HV、PHVに関する研究開発活動

  • 補器冷却用ラジエーターの開発
  • モーター用熱交換器の開発
  • インバーター用熱交換器の開発
  • リチウムイオン二次電池冷却用熱交換器の開発

○従来車に関する研究開発活動

  • ATF(Automatic Transmission Fluid,自動変速機油)ウォーマーの開発
  • CVT(Continuously Variable Transmission,無段変速機)オイルクーラーの開発
  • EGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)クーラーの開発
  • 排熱回収器用熱交換器の開発
  • 燃料クーラーの開発

グローバル展開

2016年3月末時点で、ティラドはアメリカ、チェコ、ロシア、ドイツ、中国、タイ、インドネシア、ベトナムの8ヶ国に9ヶ所の拠点を有しています。

○海外における取り組み

■インドネシアでの取り組み
  • 2012年3月、四輪車用ラジエーターの生産をインドネシアで開始すると一部で報道。
    現地に工場を置く日系完成車メーカー向けに納入する。
    当初の報道によれば、現地の生産拠点に第2工場を建設し年間生産能力は20万台を見込んでいた。生産開始は2012年度の後半を予定していた。
■タイでの取り組み
  • 2012年4月、タイでEGR(Exhaust Gas Recirculation,排気再循環)クーラーの生産を本格的に開始すると一部で報道。
    当初の報道によれば、現存する生産拠点に専用の設備を導入し年間20万台を生産する計画で、2012年半ばに稼働する予定としていた。
■インドでの取り組み
  • 2013年12月、Tata AutoComp Systems (TACO)との合弁会社Tata Toyo Radiator (TTR)が、HVAC(Heating Ventilation and Air Conditioning,自動車用空調)システムメーカーであるAir International Thermal Systemsとの折半出資による合弁会社を設立すると発表。資本金は約3億円(約286万ドル)。
    当初の発表によれば、インドのプネーに工場を新設しHVACシステムを生産するとしていた。
■ロシアでの取り組み
  • 2014年9月、ロシアの子会社で生産するアルミ製ラジエーターの受注拡大を目指すと一部で報道。
    当初の報道によれば、2015年以降に経営環境が回復することを前提とした上で、2017年度の生産規模を2013年度の4、5倍まで引き上げる方針としていた。

会社概要

社名 株式会社ティラド
設立年 1936年11月11日
本社所在地 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目25番3号
市場名 東証一部
代表取締役 嘉納 裕躬
資本金 8,545百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

ティラドの拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 秦野製作所(神奈川県秦野市)
  • 名古屋製作所(愛知県知多郡東浦町)
  • 滋賀製作所(滋賀県東近江市)
  • 研究開発センター(愛知県名古屋市他)
  • 東和運輸㈱
  • 東和興産㈱
  • アスニ㈱
海外拠点一覧
  • T.RAD North America,Inc.
  • T.RAD (THAILAND) CO.,Ltd.
  • 東洋熱交換器(中山)有限公司
  • T.RAD Czech s.r.o.
  • PT. T.RAD INDONESIA
  • TRM LLC
  • 東洋熱交換器(常熟)有限公司
  • T.RAD (VIETNAM)CO.,Ltd.

関係会社一覧

ティラドの関係会社一覧

  • T.RAD North America,Inc.
  • T.RAD (THAILAND) CO.,Ltd.
  • 東洋熱交換器(中山)有限公司
  • T.RAD Czech s.r.o.
  • TRM Corporation B.V.
  • TRM LLC
  • 東洋熱交換器(常熟)有限公司

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