TEコネクティビティ(タイコエレクトロニクスジャパン)

TEコネクティビティ(タイコエレクトロニクスジャパン)の企業情報

TEコネクティビティは、スイスに本社を置く電子部品大手の自動車部品メーカーです。
コネクター、センサー、ケーブル、リレーなどを手がけており、世界のほぼすべての自動車メーカーに部品を供給しています。

2007年、セキュリティーシステムを手がけるアイルランドの企業、タイコ・インターナショナル(Tyco International)から、タイコ・エレクトロニクス(Tyco Electronics)として分離独立しました。

2008年、Cobham Defense Electronic Systemsに高周波コンポーネント&サブシステム事業を、また、世界最大の自動車用安全部品メーカーであるオートリブ(Autoliv, Inc.)に車載レーダーセンサー事業を売却。
2010年、ADCを買収。
2011年に現在の社名に変更しました。

2012年から2014年にかけて、コネクターメーカーのDeutsch Group SAS、圧力・ポジションセンサーを手がけていたアメリカンセンサテクノロジーズ(AST:American Sensor Technologies Inc.)、センサーメーカーのメジャメントスペシャルティーズ(Measurement Specialties, Inc.)を買収。
2015年には回路保護事業をリテルヒューズ(Littelfuse)に売却することを発表しました。

2014年9月末時点では、世界50ヶ国に約400の拠点を有し、約83,000人の従業員を抱えています。
事業体制は以下の4部門で構成されています。
・輸送ソリューション(Transportation Solutions)部門
・ネットワークソリューション(Network Solutions)部門
・工業ソリューション(Industrial Solutions)部門
・コンシューマーソリューション(Consumer Solutions)部門

現在は、センサー会社の買収によるセンサー事業の強化と、先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driving Assistant System)向け新製品の開発に注力しています。

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情報確認日

TE Connectivity Japan合同会社(旧タイコエレクトロニクス)

提案営業・Account Manager<情報機器・データ通信・コンスーマエレクトロニクス業界>

■国内大手OEMメーカの顧客何社かの直販営業業務を担当していただきます。

【具体的には】
・ 担当顧客に対し、既存ビジネスの堅守、また当該ビジネスシェア拡大に向け、提案営業の立案遂行
・ 担当顧客に対し、継続して顧客満足のいくQCDSの提供、および本実践のための社内各部署との連携構築とその強化
・ チーム内で連携しながら、同社価値を的確に担当顧客に訴求していく売り込みの実現
※国内大手事務機メーカ・通信機器メーカおよびコンスーマエレクトロニクス分野のお客様に対して、弊社の製品を中心とする接続ソリューション(コネクタ)を提案、売込みを遂行し、売上拡大を図ります。同時に、お客様との良好な関係の維持と更なる深耕により、中長期的なビジネス成長を図っていくポジションです。

【事業部の紹介】
■Data & Devices事業部 (データ通信・情報機器・コンスーマーエレクトロニクス業界)
あらゆる機器が有線・無線でつながるコンスーマー市場の拡大や、ビッグデータに代表される情報トラフィックの増加の加速により、さらなる高速かつ大容量の処理能力がネットワーク通信システムおよびデータセンターに求められています。お客様の製品の進化とビジネスチャンス拡大を支えるパートナーとして、最先端製品のラインアップを揃え、次世代のデータコミュニケーション産業に対応できる接続のトータルソリューションを提供します。

勤務地 神奈川県川崎市久本3丁目3-8
年収 800万円~1200万円
お問い合わせ番号 426917
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TE Connectivity Japan合同会社(旧タイコエレクトロニクス)

提案営業

■主に航空宇宙および防衛産業の顧客に対するセールス、既存顧客のマネジメント業務を行っていただきます。
(メイン企業1~2社を中心に5~6社程度の企業を担当いただく予定です。)

【具体的には】
・担当顧客の満足度を向上させるための価格、品質、納期等の管理
・情報とデータ、根拠に基づく売上計画・予想の作成
・担当顧客においての成長戦略の策定、及び必要なアクションの整理、情報収集、実行
・戦略製品の知識習得、顧客アプリケーションに対する学習

【提案製品の適用製品例】
航空機、ロケット、人工衛星、船舶、水中機器など

【同社の魅力】
■コネクタの将来性
コネクタとは電子回路等において機器を接続するために利用される部品です。機器同士を直接接続してしまうと分離することが難しくなりますが、電子機器⇒コネクタ⇒ワイヤー・ケーブル⇒コネクタ⇒電子機器という形で接続することでより柔軟な機器の組み合わせによる設計が可能となります。EV、Cloud/AI、IoT等トレンドの領域でも必要不可欠な部品です。

■古くから日本に根付いてビジネスを行っています。
同社の日本法人は1957年に設立。外資系企業の単独設立をしたのが2番目に早かった企業です。(1番目は日本IBM社)日本が新幹線を作る際、同社が手がける圧着端子の技術を持つメーカーが国内になかったため、同社を誘致したのが始まりです。日本に開発拠点も保有しております。

勤務地 神奈川県川崎市溝の口
年収 700万円~1200万円
お問い合わせ番号 418807
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TE Connectivity Japan合同会社(旧タイコエレクトロニクス)

提案営業

■関東エリアの大手完成車メーカー(神奈川)への同社製品及び開発提案によるセールス活動を担当していただきます。
【具体的には】
・ 顧客のニーズを調査、及び社内開発部門と連携した顧客への新規開発提案
・ 新規ビジネス獲得
・ 競合製品のベンチマーク、顧客の情報収集、車両分解展示を元に、新しい技術や製品提案に繋がる内容の立案
・ 製品開発において社内コアチームへ情報提供を行い、開発から量産納入までのトータルマネジメントをリード
・ 顧客に密着した対応、製品展示会、工場見学を企画し、顧客満足度の向上、売上およびビジネスシェアを拡大
・ 海外拠点との情報の共有化と連携の強化
・ 営業戦略の提案・立案

【魅力】
■コネクタの将来性
コネクタとは電子回路等において機器を接続するために利用される部品です。機器同士を直接接続してしまうと分離することが難しくなりますが、電子機器⇒コネクタ⇒ワイヤー・ケーブル⇒コネクタ⇒電子機器という形で接続することでより柔軟な機器の組み合わせによる設計が可能となります。EV、Cloud/AI、IoT等トレンドの領域でも必要不可欠な部品です。

■古くから日本に根付いてビジネスを行っています。
同社の日本法人は1957年に設立。日本において外資系企業の単独設立をしたのが2番目に早かった企業です。(1番目は日本IBM社)日本が新幹線を作る際、同社が手がける圧着端子の技術を持つメーカーが国内になかったため、同社を誘致したのが始まりです。日本に開発拠点も保有しております。

勤務地 神奈川県川崎市溝の口
年収 650万円~1100万円
お問い合わせ番号 416207
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情報確認日

TE Connectivity Japan合同会社(旧タイコエレクトロニクス)

提案営業

■中部地区の自動車部品メーカー(デンソー社)への同社製品のセールス活動およびアカウントマネジメント業務を担当していただきます。

【具体的には】
・ 顧客と市場のトレンドを把握/分析し、ビジネス機会を発掘し、顧客のニーズを先取りした販売戦略を立案/実行する。
・ 顧客に密着したQCD(Quality,Cost, Delivery)のフォローを行い、顧客満足度の向上、売上およびビジネスシェアの拡大ににつなげる。(Quality やDeliveryの専門部署があるので、本ポジションは多少関わっていくようなイメージ)
・ 顧客生産計画情報から当社製品の需要予測を行い、短期~長期の生産、売上計画に反映する。
・ 製品の開発および生産に関して、社内関連部門へ情報提供を行い連携し、開発から納入までのトータルマネジメントをリードする。
・ 海外姉妹会社と連絡を密に行い、情報の共有化と連携の強化により、グローバルでより良いサービスを顧客に提供する。

【事業部の紹介】
Automotive事業部(自動車業界)
軽量化と耐久性が同時に求められる厳格な品質基準が特徴の自動車産業に、高信頼性を持つ製品をタイムリーに供給している事業部です。そして、自動車の安全性、信頼性に求められる技術と製品をいち早く提案するとともに、環境に配慮した人と地球に優しいモノづくりも実現させています。同事業部は、一人のために、そして世界中のすべての人たちのために、進化を続ける自動車の安全、快適、エコロジーをサポートしています。

勤務地 愛知県豊田市喜多町2-160 コモ・スクエア ウェスト6階
年収 650万円~1100万円
お問い合わせ番号 404139
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売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 1,418,378百万円

2016年度

  • 1,481,107百万円

2017年度

  • 1,574,668百万円

2018年度

  • ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。

従業員数推移

連結

2014年9月期における売上高は、輸送ソリューション部門と工業ソリューション部門の売上増加が影響し、139億1,200万ドルで前年比4.8%増となりました。
また、営業利益は20億4,500万ドルで前年比31.4%増となりした。

部門別の売上高は、

  • 輸送ソリューション(Transportation Solutions)部門が60億9千万ドルで前年比10.5%増
  • ネットワークソリューション(Network Solutions)部門が29億1,800万ドルで前年比4.8%減
  • 工業ソリューション(Industrial Solutions)部門が33億2百万ドルで前年比6.6%増
  • コンシューマーソリューション(Consumer Solutions)部門が16億2百万円で前年比1.7%減

となりました。

上記のうち、自動車部品を扱う輸送ソリューション部門については、日本、中国、北米における自動車の需要増と、ヨーロッパ、中東、アフリカへの輸出需要の増加が売上高の増加に影響しました。

事業戦略

事業方針

TEコネクティビティは、センサー事業の売上高を8億ドルに増加させる考えを示しており、この目標を達成するため、センサー会社の買収を推進しています。

TEコネクティビティのM&Aに関する動向は以下のとおりです。

  • 2012年4月、15.5億ユーロでフランスのコネクターメーカー、Deutsch Group SASを買収したと発表。この買収によって、TEコネクティビティは産業・商業輸送、航空宇宙、防衛、鉄道といった市場における顧客対応力を強化。
    また、Deutsch Group SASは買収後、TEコネクティビティの輸送ソリューション部門に統合。
  • 2014年9月、海洋、海底油田・ガス田、エネルギー・発電、工業用制御機器、航空宇宙、防衛、工業・商用輸送といったあらゆる産業に圧力・ポジションセンサーを供給していた企業、アメリカンセンサテクノロジーズ(AST:American Sensor Technologies Inc.)を買収したと発表。
    この買収によって、TEコネクティビティはセンサーシステムの製品ラインナップを拡充する方針。
  • 2014年10月、圧力センサー、振動センサー、力センサー、温度・湿度センサー、超音波センサー、ポジョションセンサー、フルイドセンサーといったセンサー技術を複数の製品・産業に供給していた企業、メジャメントスペシャルティーズ(Measurement Specialties, Inc.)を買収したと発表。
    買収金額は約17億ドル。メジャメントスペシャルティーズは買収後、TEコネクティビティの輸送ソリューション部門に統合。
  • 2015年11月、リテルヒューズ(Littelfuse)に回路保護事業を3億5千万ドルで売却することで合意したと発表。TEコネクティビティの同事業は中国や日本に拠点を有し、自動車やバッテリーなどの市場において、ポリマーベースの回路保護機器で高シェアを持っていた事業。
    この売却によって、TEコネクティビティはコネクティビティやセンサーに注力する考え。

注力分野

TEコネクティビティはセンサー事業を強化し、同事業による売上高を8億ユーロに引き上げるため、センサー会社の買収を積極的に行っています。

また、センサーや高速通信技術など、先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driving Assistant System)向け新製品の開発にも注力しています。

先進運転支援システム関連技術として、TEコネクティビティはすでに100Mbit/秒の高速通信に対応するEthernetデータバス技術を保有しており、さらなる高速化に向けた開発を行っています。

技術動向

2014年9月末時点で、TEコネクティビティは世界各地域に21ヶ所の研究開発拠点を有し、約7,500人の従業員が研究開発活動に携わっています。

また、TEコネクティビティは毎年約5%の研究開発費率を維持しており、2014年9月末時点における売上高については、その約25%を過去3年以内に開発・改良された製品が占めています。

なお、トムソン・ロイター(Thomson Reuter)が世界の革新企業・機関トップ100を選出するTop 100グローバル・イノベーター・アワード(Top 100 Global Innovators)を4年連続で受賞しています。

下記は、TEコネクティビティの研究開発活動の一例です。

・「Electronica 2014」でコネクティビティや先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driving Assistant System)関連技術などを発表

「Electronica 2014」はドイツのミュンヘンで開催されたエレクトロニクス展。TEコネクティビティは、透明なボディにセンサーとケーブルを複数搭載した車両を出展し、極小サイズのPTH fusionセンサー、ブレーキブースターセンサー、シングルコイルなどを紹介。

グローバル展開

2014年9月末時点で、TEコネクティビティは世界50ヶ国に約400ヶ所の拠点を有しています。
製造拠点数の地域別の内訳は、米州が38ヶ所、アジアが23ヶ所、ヨーロッパ・中近東・アフリカが29ヶ所。
研究開発拠点数の地域別の内訳は、米州が10ヶ所、アジアが6ヶ所、ヨーロッパ・中近東・アフリカが5ヶ所です。

○新興国をはじめとした海外における取り組み

■タイでの取り組み
  • 2014年2月、主に日系完成車メーカーに自動車用コネクターなどを生産する工場を新設すると発表。完成車メーカーの現地調達化に伴い、東南アジアに生産拠点を設置することで、現地における需要の増加に対応するのが目的。当初予定では、日系メーカー以外にも納入する考え。
    また、日系メーカー向け製品の生産に関しては、TEコネクティビティの日本法人であるタイコエレクトロニクスジャパンがサポート。
■アメリカでの取り組み
  • 2014年12月、温度センサーを設計・製造する拠点をミネソタ州アンドーバーに設置したと発表。産業製品、HVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning,冷暖房空調設備)、医療機器、調理用機器、航空宇宙、防衛など、あらゆる分野に供給。面積は5万1,350平方フィートで、将来的に8万平方フィートを超える拡張が可能。
■韓国での取り組み
  • 2014年7月、コネクターやセンサーなどを生産している韓国子会社、Tyco Electronics AMP Korea Ltd.が、設備投資額約1,600ウォン(約160億円)で慶山(キョンサン)市の工場を増設すると発表。
■日本での取り組み
  • 2012年10月、タイコエレクトロニクスジャパンがHV(Hybrid Vehicle,ハイブリッドカー)・EV(Electric Vehicle)用リチウムイオン電池など、二次電池の部品に参入。
    車載用電池パックの小型化・軽量化・生産効率化に寄与する開発を実施。
  • 2013年5月、タイコエレクトロニクスジャパンが静岡県掛川市にHVなどの環境対応車向け電子部品を生産する工場を設置し、稼働を開始。また、設計・実験機能の一部と、静岡県内の既存工場2ヶ所の生産設備も移管。

部門構成・部門ごとの方針

TEコネクティビティは、以下の4部門で事業体制を構成しています。

  • 輸送ソリューション(Transportation Solutions)部門
  • ネットワークソリューション(Network Solutions)部門
  • 工業ソリューション(Industrial Solutions)部門
  • コンシューマーソリューション(Consumer Solutions)部門

上記のうち、輸送ソリューション部門が自動車関連製品を手がけており、同部門では主に以下の製品を手がけています。

  • ターミナル・コネクター
  • ケーブルASSYシステム
  • リレー・スイッチモジュール
  • ハイスピードデータネットワーク
  • インフォテインメントソリューション
  • HV(Hybrid Vehicle,ハイブリッドカー)・EV(Electric Vehicle)モビリティソリューション
  • 電磁誘導システム
  • 回路保護機器
  • 熱収縮チューブ・成形部品
  • ワイヤーおよびケーブル製品
  • バッテリー技術

会社概要

社名 タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社
設立年 1957年7月19日
本社所在地 〒213-8535 神奈川県川崎市高津区久本3-5-8
市場名 ニューヨーク証券取引所
代表取締役 上野 康之
資本金 17,300百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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