三菱自動車工業

三菱自動車工業の企業情報

三菱自動車工業(三菱自動車)は、三菱財閥を起源とする完成車メーカーです。本社は東京都港区にあります。
2016年5月から日産自動車と戦略提供契約を結んでおり、ルノーを含めた3社でアライアンス(3社連合)を形成しています。3社連合では、独フォルクスワーゲンと販売台数世界トップの座を争っています。

SUVを強みとしており、車両タイプ別の販売構成比ではSUVが64%を占めています(2019年3月期)。

年収情報

平均年収667万円自動車業界内の年収順位 24101

年収推移

  • 718.5万円

2016年度

  • 720.9万円

2017年度

  • 667.2万円

2018年度

自動車業界の平均年収 618万円
推定生涯賃金 2億2080万円

年齢別年収シミュレーション

  • 426万円

25歳

  • 508万円

30歳

  • 591万円

35歳

  • 667万円

40歳

  • 687万円

45歳

  • 674万円

50歳

平均年齢 41.3歳
平均勤続年数 16.1年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 1,906,632百万円

2016年度

  • 2,192,389百万円

2017年度

  • 2,514,594百万円

2018年度

単独
  • 1,567,436百万円

2016年度

  • 1,721,054百万円

2017年度

  • 1,999,428百万円

2018年度

経常利益推移

連結
  • 8,944百万円

2016年度

  • 110,127百万円

2017年度

  • 119,850百万円

2018年度

単独
  • 40,521百万円

2016年度

  • 23,306百万円

2017年度

  • 64,312百万円

2018年度

従業員数推移

連結
単独

事業戦略

事業方針

三菱自動車は、2017年10月に発表した中期経営計画「Drive for Growth」で、2020年3月期までの目標として▽小売台数130万台▽売上高2兆5000億円▽営業利益率6%以上▽キャッシュフローの黒字化――を掲げています。
製品の開発では、既存車種の刷新と新車種の導入を進めており、コアモデルである「アウトランダーPHEV」「エクリプスクロス」「RVR/ASX/アウトランダースポーツ」「トライトン」「パジェロスポーツ」の計5車種の販売比率を、2017年3月期の60%から70%までに引き上げるのが目標です。

3社連合の中期計画では、2022年までに1400万台を販売し、約2400億ドルを稼ぐことを目指しています。2020年には電気自動車(EV)専用の共通プラットフォームを実用化し、新たなEV用モーター・バッテリーを投入する方針。2022年までに100%EVを12車種発売する予定です。販売目標の9割(1260万台)にコネクテッドカー技術を採用することも目標に掲げており、車載通信機やスマートフォンなどの通信システムを利用しながら、幅広い地域での普及を目指しています。

他社との提携状況

2018年11月、3社連合のベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」が、先進的なリチウムイオンバッテリー技術を開発する米エネベート(カリフォルニア州)への投資を行いました。
2019年2月には、EV用充電プラットフォーム事業を展開する「パワーシェア」(中国蘇州市)に出資。電動化分野での事業拡大と充電プロセスの効率化が目的です。5月には、中国のスタートアップ支援機関「Plug and Play China」と電動化などの新技術支援のためパートナーシップ契約を締結。6月には、ドイツ、スイス、米国に拠点を置き、EV用電池を統合するプラットフォームを供給する「The Mobility House」にも出資を行いました。

注力分野

三菱自動車は、CASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電気自動車)などの次世代技術の「拡大」や「成長」の追求よりも、グローバルでの「競争力強化」や主力製品の「刷新」に力を入れています。
地域ごとに生産・販売戦略を立てており、日本では「販売金融」「金融」「アフターセールス」の事業を行う子会社も巻き込みながら、黒字体質を定着させることが目標。継続的に新車を投入しているほか、既存車種の刷新にも力を入れています。2019年3月には、日産との合弁会社NMKVによる企画・開発マネジメントのもと、車体、エンジン、トランスミッションを改良した「eKワゴン」「eKクロス」を発売しました。
主力地域であるASEAN、オーストラリア・ニュージーランドでは、SUVや小型商用車の販売に注力し、シェアと収益の拡大を図る方針です。インドネシアでは、主力モデルの「エクスパンダー」が車種月間販売ランキング1位(2018年3月・7月)を獲得しており、順調に販売台数を伸ばしています。

電動化の分野では、既存電池の容量拡大と高性能化、電動システムの高効率化と合理化を進めています。2019年度中に、東京都内に車載ソフトウエア開発を行う新拠点を開設する予定。自動運転やコネクティッドなどの次世代技術だけではなく、既存の電動化技術や四輪駆動制御技術を加速させます。

技術動向

三菱自動車は、「加速性能」「静寂性」「安定性」の高い電動化技術を開発しています。
2009年に世界で初となる量産型EV「i-MiEV」を開発。モーター駆動のため、エンジンに比べて高い加速性能と静寂性が特徴です。耐久性の高いリチウム電池を組電池化し、モジュールとつないだものを駆動用のバッテリーとしています。
2013年には、EVから派生させて開発したPHEV(プラグインハイブリッド車)である「アウトランダーPHEV」を発売。採用されている「PHEVシステム」は、走行状況に合わせて、バッテリーとエンジン、モーターを組み合わせた3つのモードが自動的に切り替わる技術です。高い燃費性能と安定的な走りを実現しました。
ガソリンエンジンでは、従来品(4B12型)に比べ、さらなる環境性能と燃費性能の向上を実現した「新MIVECエンジン(4J10型)」を開発。呼気のバブルリフトの量と開閉するタイミングで空気の量を調節し、吸気抵抗を抑制することでエネルギー損失を低減させることができます。2011年以降に発売された「RVR」「アウトランダー」などに搭載されています。

2019年9月に発売した「アウトランダーPHEV」に標準装備されているモーター制御システム「S-AWC」は、前輪と後輪を高出力なモーターで駆動させる4WDをベースに、前後駆動力配分と左右駆動力配分を制御するシステム。状況に合わせて駆動トルクと回生トルクを最適化する機能や、急ブレーキ時のタイヤのロックやスリップを防ぐ機能を持っており、安心で安定的な運転をサポートします。
アイドリングストップの技術も開発しており、「オートストップ&ゴー(AS&G)」は、車両が停止すると自動的にエンジンをストップさせ、発進時には自動的にエンジンをスタートさせるシステム。エンジンの停止中は排気ガスを出さないため、燃費性能の向上とCO2の低減に効果があります。

最新の先進安全支援システムでは、主に▽衝突被害軽減ブレーキ▽誤発進抑制装置▽車線逸脱警報システム▽オートマチックハイビーム――の4つのシステムを開発。「衝突被害軽減ブレーキ」「誤発進抑制装置」では、レーザーレーダーやカメラが前方の車両や歩行者を判断し、ブザーや表示で警告したりエンジン出力を抑制したりします。「車線逸脱警報システム」は、車線の位置を常に監視し、逸脱時には警報で注意するシステム。「オートマチックハイビーム」は、周囲の明るさを判断してハイビームとロービームを自動で切り替える技術です。

グローバル展開

三菱自動車は、主力地域であるASEAN、オセアニアでの販売の拡大を図っており、現地での生産強化にも力を入れています。
2019年7月に、ASENAで初めて「アウトランダーPHEV」を発売すると発表しており、インドネシアを皮切りに導入地域を拡大していきます。ベトナムでは、子会社の子会社ミツビシ・モーターズ・ベトナムが、2020年をめどにクロスオーバーMPV「エクスパンダー」の生産を開始する予定。インドネシアでは、「エクスパンダー」の派生モデルを2019年中に投入する予定です。
2019年7月には、タイでミッドサイズSUVの改良型「パジェロスポーツ」を世界初披露。タイの子会社ミツビシ・モーターズ・タイランドのレムチャバン工場で生産を行い、フィリピンやオーストラリアに販売を拡大します。同工場ではPHEVの生産も開始する予定で、2020年中の発売を予定しています。

注力地域である北米、中国などでは、2019年度までに販売台数を2016年度比で70%増やすことを目指しています。2019年8月には、日産が中国の東風汽車集団と合弁で設立した「東風汽車」から、5人乗りのコンパクトSUVの改良型「風行T5」を発売。三菱の1.5Lターボエンジンに6速AT、1.6Lエンジンに5速MTの2種類の組み合わせを用意しており、両モデルとも排ガス基準をクリアしています。

海外拠点は、アジアに8ヶ所、欧州に2ヶ所、北米に1ヶ所。2019年3月期の地域別売上高は、北米が3879億円(うちアメリカは2718億円)、欧州が5140億円、アジアが6639億円(うちタイが2106億円)、オセアニアが2216億円、その他(ブラジル、アラブ首長国連邦)が2984億円となっています。

会社概要

社名 三菱自動車工業株式会社
設立年 1970年4月22日
本社所在地 〒108-8410 東京都港区芝浦三丁目1番21号
市場名 東証一部
代表取締役 益子 修
社債格付け BBB+
資本金 284,382百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

三菱自動車工業の拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 名古屋製作所(愛知県岡崎市 他)
  • パワートレイン製作所(京都市右京区 他)
  • 水島製作所(岡山県倉敷市)
  • 技術センター(愛知県岡崎市,京都市右京区 他)
  • 部品センター(大阪府高槻市,愛知県海部郡 他)
  • モータープール(名古屋市港区,岡山県倉敷市 他)
  • 厚生施設(愛知県岡崎市 他)
  • 販売会社拠点 (大阪府寝屋川市,名古屋市熱田区 他)
海外拠点一覧
  • ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・ インク(米国)他2社
  • ミツビシ・モーターズ・クレジット・オブ・アメリカ・インク(米国)他12社
  • ミツビシ・モーターズ・ ヨーロッパ・ビー・ブイ(オランダ)
  • ミツビシ・モーターズ・オーストラリア・リミテッド(オーストラリア)
  • ミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド(タイ)他1社
  • ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・ コーポレーション(フィリピン)他1社

関係会社一覧

三菱自動車工業の関係会社一覧

  • 三菱自動車ロジテクノ株式会社
  • 三菱自動車エンジニアリング株式会社
  • ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インク
  • ミツビシ・モーターズ・オーストラリア・リミテッド
  • ミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド

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