三菱自動車工業

三菱自動車工業の企業情報

三菱自動車工業は、三菱財閥を起源とする日本の完成車メーカーです。
2016年10月から、日産自動車が三菱自動車工業の筆頭株主となっています。

2018年3月末時点では、連結子会社34社、持分法適用関連会社21社でグループを構成しており、30,507人の従業員を抱えています。

国内では三菱自動車工業本体が普通・小型乗用車の生産を行っており、子会社が販売、一部スポーツ・ユーティリティ・ビークルの生産、一部製品開発、アフターサービスなどを担っています。

三菱自動車工業は現在、2019年度を最終年度とする中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」において、主力モデルの電動化やグローバルでの販売拡大、日産自動車とルノー(Renault)とのアライアンスの連携強化などに取り組む方針を示しています。

年収情報

平均年収720万円自動車業界内の年収順位 24101

年収推移

  • 667.2万円

2015年度

  • 718.5万円

2016年度

  • 720.9万円

2017年度

自動車業界の平均年収 618万円
推定生涯賃金 2億2080万円

年齢別年収シミュレーション

  • 426万円

25歳

  • 508万円

30歳

  • 591万円

35歳

  • 667万円

40歳

  • 687万円

45歳

  • 674万円

50歳

平均年齢 40.1歳
平均勤続年数 16.4年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 2,267,849百万円

2015年度

  • 1,906,632百万円

2016年度

  • 2,192,389百万円

2017年度

単独
  • 1,806,047百万円

2015年度

  • 1,567,436百万円

2016年度

  • 1,721,054百万円

2017年度

経常利益推移

連結
  • 141,027百万円

2015年度

  • 8,944百万円

2016年度

  • 110,127百万円

2017年度

単独
  • 102,685百万円

2015年度

  • 40,521百万円

2016年度

  • 23,306百万円

2017年度

従業員数推移

連結
単独


2018年3月期における三菱自動車工業の売上高は、国内外における販売台数の増加が影響し、2兆1,924億円で前年比15%増となりました。

また、営業利益は982億円で前年比931億円増、経常利益は1,101億円で前年比1,012億円増、親会社株主に帰属する当期純利益は1,076億円(前年は1985億円の損失)となりました。

事業戦略

事業方針

三菱自動車工業は2017年10月、2019年度を最終年度とする中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」を発表。2019年度までに達成する数値目標として、下記を示しました。

  • 販売台数130万台
  • 売上高2兆5,000億円
  • 営業利益率6%以上
  • 設備投資1,370億円
  • 研究開発費1,330億円

同中期経営計画において、三菱自動車は「基盤地域」と位置付けるASEAN地域で10%のマーケットシェア獲得を目指すほか、アメリカを皮切りとするグローバルな販売事業の強化、中国における現地生産商品の投入によるプレゼンス強化、日本での販売網と商品ラインナップの強化に取り組むとしました。

また、中期経営計画の柱となる戦略要素として、「商品の刷新」「主力市場への注力により、売上成長を実現」「コスト最適化」の3つを示しています。

◯商品の刷新

2019年度までに11種の新型車を投入する方針で、このうちXpanderやEclipse
Crossを含む6車種については新モデルまたはフルモデルチェンジ、5車種は一部改良を行う計画を示しました。
また、グローバルモデル5車種(Outlander PHEV、EclipseCross、RVR/ASX/Outlander Sport、Triton、Pajero Sport)の販売比率を全体の70%に引き上げる考えです。
さらに2020年以降、軽自動車のEVを含め、主力モデルに電動化パワートレインを設定する計画も示しています。

◯主力市場への注力により、売上成長を実現

三菱自動車工業にとっての高収益市場であるASEAN地域における年間販売台数を、2019年度に31万台まで増加させる計画です。
このほか、アメリカでは販売強化の推進により2019年度に年間販売台数を13万台に、中国ではディーラー網の倍増により年間販売台数を22万台に増加させる考えを示しています。
なお、日本国内については新型軽自動車を投入するとしました。

◯コスト最適化

開発、生産、物流コストを含めた「ものづくり総コスト」の年率1.3%の低減を目指すとしています。また、三菱自動車工業は日産自動車およびRenault(ルノー)とのアライアンスの深化を進めており、共同購買や共同研究開発でのコスト回避などのシナジー効果により、1,000億円以上のシナジーを創出するとしました。

他社との提携状況

三菱自動車工業の他社との提携に関する動向は以下のとおりです。

  • 2016年10月、日産自動車による三菱自動車工業への出資が完了。日産自動車が三菱自動車工業の筆頭株主となった。なお、日産自動車とRenault(ルノー)のアライアンス全体で、2022年度までに年間1兆2,600億円のシナジーの創出を目指す。
  • 2017年11月、日産自動車と、東南アジアで生産するピックアップトラックのプラットフォームを統合すると一部で報道。2021年に発売するモデルから統合する計画。
  • 2018年5月、日産自動車およびRenaultと、EV向け中型車専用プラットフォームを共同で開発する予定だと一部で報道。2020年をめどに開発し、以降5年で、同プラットフォームで計200万台規模のEVを生産する方針だという。
  • 2018年6月、三菱自動車工業がRenaultにPHV技術を提供する方針であると一部で報道。2021年にRenaultが新型SUVに搭載する予定だという。
  • 2018年4月、三菱自動車工業の購買機能の一部を日産自動車とRenault(ルノー)の購買機能と統合。2019年度から研究開発、生産、アフターサービス、事業開発の各分野で本格的にアライアンスへの取り組みを加速させるとした。

技術動向

三菱自動車工業は、日産自動車とRenault(ルノー)とのアライアンスからエンジンやプラットフォームなどの技術を活用することで競争力の強化を図っているほか、自動運転やAIとの融合といった領域でもアライアンスの共有資産を活用する考えです。

下記は、三菱自動車工業の研究開発活動の一例です。

  • 2017年10月、オランダの電動車両向け充電サービス事業会社であるNewMotion(ニューモーション)、オランダ国営の送電事業者のTenneT(テネット)と、オランダでOutlander PHEVの車載電池を活用した系統安定化を目的とする実証実験を開始。
  • 2018年6月、電気自動車をバーチャルパワープラントのリソースとして活用するV2G実証事業を開始したと発表。参加企業は三菱自動車のほか、東京電力ホールディングス、東京電力エナジーパートナー、東京電力パワーグリッド、日立システムズパワーサービス、静岡ガス、日立ソリューションズの7社。
  • 2018年8月、岡山県と「EVシフトに対応した産業と地域づくり」に係る連携に関する協定を締結したと発表。協定には、岡山県内企業のEV、PHEVに関する技術および新製品の開発支援に関することなどが主な取り組み事項として盛り込まれている。

グローバル展開

◯海外における取り組み

■インドネシアでの取り組み
  • 2017年10月、インドネシアにMPVのXpanderを投入。発売後はASEAN地域を中心に販売地域を広げる方針としており、2018年4月にはMitsubishi Motors Krama Yudha IndonesiaでXpanderの輸出を開始。輸出先はフィリピン、タイ、ベトナムなどのASEAN地域。
    また、同年8月にはMitsubishi Motors Krama Yudha IndonesiaにおけるXpanderの生産量を12万台に拡大すると発表。さらに同年10月には2020年度までに年間22万台にまで引き上げる方針を示した。
■ロシアでの取り組み
  • 2017年12月、Kaluga工場でPajero Sportの生産を開始。同工場ではOutlanderのほか、PSAグループ向けのモデルも生産している。
■中国での取り組み
  • 2018年10月、広州汽車と三菱商事との合弁会社である広汽三菱汽車がエンジンの現地生産を開始。Eclipse CrossとOutlanderに搭載するエンジンを生産する。
■タイでの取り組み
  • 2018年6月、タイの現地生産・販売会社であるMitsubishi Motors(Thailand)が、顧客サービスの実現のため、現地販売員などをトレーニングするEducation Academyを開設。
■フィリピンでの取り組み
  • 2018年7月、Laguna州にある拠点の敷地内に、日産自動車と共同研修センターを開設。車体修理、メンテナンス、運搬、車両点検などのサービス研修が行われる。
■ベトナムでの取り組み
  • 2018年8月、現地の生産・販売子会社であるMitsubishi Motors Viet Namが、Binh Duong工場にトレーニグセンターを開設。

会社概要

社名 三菱自動車工業株式会社
設立年 1970年4月22日
本社所在地 〒108-8410 東京都港区芝浦三丁目1番21号
市場名 東証一部
代表取締役 益子 修
社債格付け BBB
資本金 284,382百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

三菱自動車工業の拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 名古屋製作所(愛知県岡崎市 他)
  • パワートレイン製作所(京都市右京区 他)
  • 水島製作所(岡山県倉敷市)
  • 技術センター(愛知県岡崎市,京都市右京区 他)
  • 部品センター(大阪府高槻市,愛知県海部郡 他)
  • モータープール(名古屋市港区,岡山県倉敷市 他)
  • 厚生施設(愛知県岡崎市 他)
  • 販売会社拠点 (大阪府寝屋川市,名古屋市熱田区 他)
海外拠点一覧
  • ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・ インク(米国)他2社
  • ミツビシ・モーターズ・クレジット・オブ・アメリカ・インク(米国)他12社
  • ミツビシ・モーターズ・ ヨーロッパ・ビー・ブイ(オランダ)
  • ミツビシ・モーターズ・オーストラリア・リミテッド(オーストラリア)
  • ミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド(タイ)他1社
  • ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・ コーポレーション(フィリピン)他1社

関係会社一覧

三菱自動車工業の関係会社一覧

  • 三菱自動車ロジテクノ株式会社
  • 三菱自動車エンジニアリング株式会社
  • ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インク
  • ミツビシ・モーターズ・オーストラリア・リミテッド
  • ミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド

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