IHI

IHIのハイライト

IHIは、日本に本社を置く総合重機メーカーです。
自動車関連では、主に車両用の過給器の製造・販売を行っています。

自動車用ターボチャージャーとスーパーチャージャーの類型生産台数が2014年末までに5,000万台を突破し、2014年の段階では過給器の世界市場シェア22%を持っています。

1889年に設立された有限責任石川島造船所が、現在のIHIの前身です。

1959年、日野自動車の大型トラック・バス用ディーゼルエンジン向けターボチャージャーの量産を開始。これがIHIの過給器事業の始まりです。

1980年、アメリカに合弁会社を設置し、海外生産を開始。
1981年、乗用車用ターボチャージャーの開発をきっかけに、乗用車向け過給器の事業展開を開始しました。

2015年末時点では、軽自動車向けの小型ターボチャージャーから、バス・トラック向けの大型まで対応するターボチャージャーを手がけています。

2015年3月末時点では、連結子会社152社、持分法適用関連会社33社を有し、28,533人の従業員を有しています。
国外では、アメリカ、ドイツ、イタリア、中国、タイなどで、加給機の生産・販売を実施しています。

事業体制は、以下の部門で構成されています。
・産業システム・汎用機械
・資源・エネルギー・環境
・社会基盤・海洋
・航空・宇宙・防衛
・その他

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 1,304,038百万円

2013年度

  • 1,455,844百万円

2014年度

  • 1,539,388百万円

2015年度

単独
  • 608,678百万円

2013年度

  • 689,269百万円

2014年度

  • 734,807百万円

2015年度

経常利益推移

連結
  • 53,235百万円

2013年度

  • 56,529百万円

2014年度

  • 9,716百万円

2015年度

単独
  • 25,586百万円

2013年度

  • 36,392百万円

2014年度

  • 9,987百万円

2015年度

従業員数推移

連結
単独

2014年度における売上高は、すべてのセグメントの売上高が増加したことにより、1兆4,558億4,400万円で前年度比11.6%増となりました。
また、営業利益は632億5,300万円で前年度比18.7%増、経常利益は565億2,900万円で前年度比6.2%増、当期純利益は90億8,200万円で前年度比72.6%減となりました。


部門別の売上高は、

  • 産業システム・汎用機械が4,117億700万円で前年度比3.5%増
  • 資源・エネルギー・環境が4,153億5,900万円で前年度比20.7%増
  • 社会基盤・海洋が1,886億3,600万円で前年度比25.5%増
  • 航空・宇宙・防衛4,348億5,400万円で前年度比7.1%増
  • その他が628億7,400万円で6.7%増

となりました。

なお、IHIは現在、中長期的な経営目標として売上高1,000億円の達成を目指しているほか、2020年度に営業利益率を8%まで引き上げる方針を示しています。

事業戦略

事業方針

IHIは「グループ経営方針2013」で掲げていた2015年度の目標売上高1兆4,000万円を、2014年度に前倒しで達成しました。
中長期的には売上高1,000億円を目指す方針で、営業利益率については2020年度に8%まで引き上げることを目標に掲げています。

IHIの他社との提携に関する動向は以下のとおりです。

  • 2015年4月、トヨタ自動車から新型Auris向けの1.2L直噴ターボエンジン向け過給機を受注。同製品は、トヨタ自動車が推進する次世代過給ダウンサイジングエンジン用ユニット。

トヨタ自動車は次世代エンジンについても過給ダウンサイジングエンジンを採用する方針を示していることから、IHIは、今後も同社からの受注拡大に向けた取り組みを実施する方針。

なお、トヨタ自動車や日産自動車、ホンダ、三菱自動車をはじめとする日系完成車メーカーだけでなく、IHIはフォルクスワーゲン(VW:Volkswagen)やアウディ(Audi)、ダイムラー(Daimler)、フィアット(Fiat)、現代自動車(Hyundai Motor Company)などの外資系完成車メーカーにも加給機を供給しています。

技術動向

車両過給機を扱う産業システム・汎用機械セグメントでは、産業・ロジスティックスセクター、車両過給機セクター、回転機械セクター、技術開発本部、連結子会社が、以下の製品・技術に関する研究開発活動を行っています。

  • 車両過給機
  • 運搬機械
  • 熱・表面処理
  • 圧縮機

現在は、普及が進んでいるハイブリッド自動車や燃料電池車などを対象とした電動加給機、燃料電池車向け過給機の開発を実施しています。

なお、研究開発活動に従事している主な連結子会社には、IHI Charging Systems International GmbH、IHIシバウラ、IHI運搬機械、IHスター、IHI建機、IHIフォイトペーパーテクノロジー、Indigo TopCo Ltd.、IHI Hauzer Techno Coating BV、上海世達爾現代農機有限公司が含まれます。

部門構成・部門ごとの方針

IHIは以下のセグメントで事業体制を構成しています。


  • 産業システム・汎用機械
    車両過給機、舶用機械、物流システム、運搬機械、パーキング、製鉄機械、産業機械、熱・表面処理、製紙機械、圧縮機、分離装置、船舶過給機、建機、農機、小型原動機などの製造・販売・サービス提供を実施。
  • 資源・エネルギー・環境
    ボイラ、原動機プラント、陸舶用原動機、ガスプロセス(貯蔵設備、化学プラント)、原子力(原子力機器)、環境対応システム、医薬(医薬プラント)などの製造・販売・サービス提供を実施。
  • 社会基盤・海洋
    橋梁、水門、シールド掘進機、交通システム、都市開発(不動産販売・賃貸)、F-LNG(フローティングLNG貯蔵設備)、海洋構造物などの製造・販売・サービス提供を実施。
  • 航空・宇宙・防衛
    航空エンジン、ロケットシステム・宇宙利用(宇宙開発関連機器)、防衛機器システムなどの製造・販売・サービス提供を実施。
  • その他
    通信、電子、電器計測、情報処理などの機器・装置などの製造・販売・サービス提供を実施。

上記のうち、車両用過給機を扱う産業システム・汎用機械事業に関しては、2018年度に4,900億円の売上高を達成することを目指しています。

この目標達成に向けて、IHIはグループ横断機能の改革、熱・表面処理分野の装置・受託事業のグローバル・ネットワークの活用などにより、同事業の収益基盤の強化を図っています。

車両過給機事業については、2020年度の売上高2,500億円に設定。
高付加価値製品の売上高構成比率を高めるほか、北米や中国におけるダウンサイジングエンジン向け過給機の販路拡大などによって、同目標の達成を目指しています。

また、電動アシストターボや燃料電池車向け加給機など、ハイブリッド自動車の燃費性能向上に寄与する製品の展開も計画しています。

会社概要

社名 株式会社IHI
設立年 1889年
本社所在地 東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲IHIビル
市場名 東証一部,名証一部,福証,札証
代表取締役 満岡 次郎
社債格付け BBB+
資本金 107,100百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

IHIの拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 相生工場(兵庫県相生市)
  • 横浜工場(横浜市磯子区)
  • 愛知工場(愛知県知多市)
  • 瑞穂工場(東京都西多摩郡)
  • 相馬工場(福島県相馬市)
  • 呉第二工場(広島県呉市)
  • 本社(東京都江東区他)
  • 新潟原動機㈱
  • ㈱IHIインフラシステム
  • ㈱IHI回転機械
  • ㈱IHIターボ
  • ㈱IHIシバウラ
  • ㈱IHIエアロスペース
海外拠点一覧
  • Indigo TopCo Ltd.
  • IHI Charging Systems International GmbH
  • IHI TURBO(THAILAND) CO.,Ltd.
  • 長春富奥石川島過給機有限公司

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