プレス工業

プレス工業の企業情報

プレス工業は、日本に本社を置く東証一部上場の大手自動車用プレス部品メーカーです。
中大型トラック向けアクスル、フレームなどを主力製品としています。
そのほかにも、小型自動車向け部品や商用車の組み立て、建設機械向けキャビンなどを手がけています。

また、いすゞ自動車が9.34%を出資しており、いすゞ自動車をはじめとする中大型商用車メーカーを主要取引先としています。

1925年、プレス工業の前身である合資会社プレッス作業所が創業。当時は鉄道車両部品や建築材料などのプレス加工を行っていました。
1934年、株式会社へ組織改編し、社名をプレス工業に変更。

1988年、アメリカに合弁会社としてPK U.S.A., Inc.(現:連結子会社)を設立。
1997年、PK U.S.A., Inc.の子会社としてBlue River Stamping, Inc.をアメリカに設立。

2000年代に入ると、中国、タイ、インドネシアなどのアジア地域を中心に積極的なグローバル展開を推進。

2010年、タイにOCEAN STREAM(THAILAND)CO., LTD.を、中国に普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司(PK Manufacturing(Suzhou)Co., Ltd.)を設立。

2011年、インドネシアにPT.PK Manufacturing Indonesiaを設立。

2012年には、中国の蘇州(そしゅう)に普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司(PRESS KOGYO MINI CABIN(SUZHOU)CO., LTD.)を設立しています。

2016年3月末時点では、子会社26社でグループを構成しており、6,295人の従業員を抱えています。

事業体制は以下3つのセグメントで構成されています。
・自動車関連事業
・建設機械関連事業
・その他


現在は、燃料電池車(FCV:Fuel Cell Vehicle)関連事業の推進に注力しています。

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情報確認日

プレス工業株式会社

機械設計<建設機械用キャビン>

■同社製品の建設機械用キャビンにおける機械設計に携わっていただきます。
※顧客起点でオーダーに沿った設計を行うことや、自社起点でご自身のアイデアを元に製品化を担うことも可能です。

【具体的には】
・建設機械用キャビンにおける様々な条件(機能、強度、レイアウト、生産性など)を満たす部品の検討
・構想設計/基本設計/詳細設計の流れを担当していただきます。
・社内各部署や顧客との情報交換、仕様検討
※CADは3D-CADを使用します。
※自動車部品の製造も手掛けています。

【今後の方針】
2023年度までの新中期経営計画で工場の自動化やIoT化に対する設備投資を加速していき、年間100億円規模の設備投資を継続して行います。国内では関東圏の旗艦工場である宇都宮工場でIoT化を進めるほか、藤沢工場と埼玉工場では工場間の物流効率化を図っていく方針です。同時に国内外工場の生産ラインの再編や関連会社の拠点統合も進め、これまでは各工場の生産ライン単位での生産性向上に焦点を当てていましたが、今後5年間では工場間の壁を取り払い、物流を含めて材料が停滞しない流れを構成していきます。

勤務地 広島県尾道市高須町大山田1050
年収 350万円~600万円
お問い合わせ番号 261230
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年収情報

平均年収675万円自動車業界内の年収順位 22101

年収推移

  • 658.3万円

2016年度

  • 660.6万円

2017年度

  • 675.7万円

2018年度

自動車業界の平均年収 618万円
推定生涯賃金 2億2361万円

年齢別年収シミュレーション

  • 431万円

25歳

  • 515万円

30歳

  • 599万円

35歳

  • 675万円

40歳

  • 696万円

45歳

  • 682万円

50歳

平均年齢 40歳
平均勤続年数 19年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 186,629百万円

2016年度

  • 212,119百万円

2017年度

  • 220,661百万円

2018年度

単独
  • 102,303百万円

2016年度

  • 110,127百万円

2017年度

  • 112,500百万円

2018年度

経常利益推移

連結
  • 8,101百万円

2016年度

  • 11,437百万円

2017年度

  • 13,661百万円

2018年度

単独
  • 5,899百万円

2016年度

  • 6,128百万円

2017年度

  • 7,819百万円

2018年度

従業員数推移

連結
単独

2015年度における売上高は、1,958億600万円で前年度比0.9%減となりました。
また、営業利益は101億1,500万円で前年度比3.0%増、経常利益は92億800万円で前年度比14.7%減、当期純利益は56億1,300万円で前年度比11.7%減となりました。

セグメント別の売上高は、

  • 自動車関連事業が1,728億4,900万円で前年度比3.8%増
  • 建設機械関連事業が206億6,800万円で前年度比27.6%減
  • その他が22億8,700万円で前年度比8.0%減

となりました。

なお、2019年3月期までの中期計画の具体的な数値目標として、売上高1,920億円、営業利益率6%以上、自己資本比率50%以上、ROE(自己資本利益率)8%以上の達成を目指しています。

事業戦略

事業方針

プレス工業は、2014年度から2018年度の5ヶ年を対象とした中期計画を策定し、「コアビジネス拡大による成長戦略」「構造改革による経営基盤の強化」「新たな事業の柱づくり推進」という3つの基本方針を掲げ、下記に取り組むとしています。

○コアビジネス拡大による成長戦略

  • オリジナル商品・仕様の提案による拡販の実現
  • ビジネス領域拡大の推進
  • 最適グローバル体制の構築と拡販の展開

○構造改革による経営基盤の強化

  • ものづくり改革によるQCD競争力の強化
  • グループマネージメント力の強化
  • グループ経営資源(人材育成・成長投資・財務体質)の最適化

○新たな事業の柱づくり推進(イノベーションの実現)

  • 新領域の開発推進と新規事業の実現

なお、具体的な数値目標としては、2019年3月期までに売上高1,920億円、営業利益率6%以上、自己資本比率50%以上、ROE(自己資本利益率)8%以上の達成を目指しています。

注力分野

プレス工業は、燃料電池車(FCV:Fuel Cell Vehicle)関連事業の推進に注力しており、水素ステーション用水素供給装置の実用化と拡販に取り組んでいます。
2014年に燃料電池車関連事業への参入を発表し、エネルギー関連メーカーのフレイン・エナジーと共同で、有機ハイドライド方式を用いた水素供給装置を開発しています。

技術動向

プレス工業は、アクスル、フレーム、建設機械用キャビン、パネルといった主軸商品の中長期先を見据えた研究開発活動を行っています。
また、国内のコア事業だけではなく、新規事業アイテムの技術調査、実験、検討も行っています。

○自動車関連事業における研究開発

環境に配慮し、軽量化、高強度化に向けた製品、技術、工法の研究開発に加え、既存製品の付加価値、競争力向上のための技術開発にも取り組んでいます。
また、それらの研究開発をスピーディーかつ低コストで行うために、FEM(Finite Element Method,有限要素法)解析をはじめとする独自技術の開発も進めています。

○新規事業における研究開発

「環境に優しく、世の中に活用される技術の開発」をテーマに掲げ、水素エネルギーの搬送、脱水素装置設計・製造技術、バイオマスの有効活用、高効率なエネルギー変換とその有効利用法などについての研究開発を行っています。

グローバル展開

2016年3月末時点で、プレス工業はアメリカ、スウェーデン、中国、タイ、インドネシアの5ヶ国に10社の拠点を有しています。

○海外における取り組み

■中国での取り組み
  • 2012年3月、中国の連結子会社である、普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司(PK Manufacturing(Suzhou)Co., Ltd.)に追加出資を行うと発表。
    出資額は570万ドル(約6億5,000万円)で、その後の資本金は1,170万ドル(約13億3,400万円)。
■インドネシアでの取り組み
  • 2012年9月、インドネシアのPT.PK Manufacturing Indonesiaでトラック用部品の生産を開始すると一部で報道。
    当初の報道によれば、工場を拡張しトラック用のフレームや大型アクスルを生産する計画で、将来的なトラック用フレームの年間生産量を約20万台と見込んでいた。
■タイでの取り組み
  • 2016年9月、タイにおける1トンピックアップトラック用部品の生産を強化すると一部で報道。
    当初の報道によれば、既存の生産拠点に1トンピックアップトラック向けのフレームとアクスルを製造するラインを増設し、それぞれの生産能力を11%引き上げるとしていた。

部門構成・部門ごとの方針

プレス工業は、以下3つのセグメントで事業体制を構成しています。

  • 自動車関連事業
    (主要製品:シャシーフレーム、アクスルモジュール、サスペンション、バンパー、樹脂部品など)
  • 建設機械関連事業
  • その他

自動車関連事業では、商用車のモデルを排ガス規制に対応させた先進国向けの次世代トラックと、新興国向けの低価格トラックの2つに分ける方針で、フレーム、アクスルの最適設計と最適工法の確立を目指しています。
また、次世代ピックアップトラック、派生車においては、早期開発参入と最適仕様の製品開発でコスト競争力の改善を目指しています。
そのほかに、下記のような取り組みも行っています。

  • 周辺部品のモジュール化による付加価値の拡大
  • グローバルメーカーへの拡販推進
  • グローバル供給、補完体制の構築
  • 調達力の強化

会社概要

社名 プレス工業株式会社
設立年 1925年2月16日
本社所在地 〒210-8512 神奈川県川崎市川崎区塩浜1丁目1番1号
市場名 東証一部
代表取締役 美野哲司
社債格付け BBB+
資本金 8,070百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

プレス工業の拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 川崎工場(川崎市川崎区)
  • 藤沢工場(神奈川県藤沢市)
  • 尾道工場(広島県尾道市)
  • 宇都宮工場(栃木県下野市)
  • 埼玉工場(埼玉県川越市)
海外拠点一覧
  • PK U.S.A.,Inc.
  • 蘇州普美駕駛室有限公司
  • 普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司
  • 普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司
  • THAI SUMMIT PKK CO.,Ltd.
  • THAI SUMMIT PKK ENGINEERING CO.,Ltd.
  • THAI SUMMIT PKK BANGPAKONG CO.,Ltd.

関係会社一覧

プレス工業の関係会社一覧

  • PK U.S.A.,Inc.
  • THAI SUMMIT PKK CO.,Ltd.
  • THAI SUMMIT PK CORPORATION LTD.
  • 普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司
  • 普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司
  • PT.PK Manufacturing Indonesia

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