IJTテクノロジー

IJTテクノロジーの企業情報

IJTテクノロジーホールディングスは、日本に本社を置く商用車向けコア部品メーカーです。
シリンダーヘッド、シリンダーブロック、ロッカーアーム、プロペラシャフト、アクスル、タイロッド、ナックル、ピニオンギアなどを主要製品としています。

IJTテクノロジーホールディングスは、いすゞ系の部品メーカーであるアイメタルテクノロジー、自動車部品工業、テーデーエフ(TDF)の3社の株式を移行した共同持株会社として設立された企業で、商用車のコア部品を3社で手がけています。
筆頭株主のいすゞが主要取引先で、いすゞの売上高が全体の6割以上を占めています。

2013年、アイメタルテクノロジー、TDF、自動車部品工業の3社が経営統合し、共同持株会社としてIJTテクノロジーホールディングスが設立されました。

2015年、PT.TJフォージ・インドネシア(PT. TJForge Indonesia)に増資を行い、同社を連結子会社から持分法適用関連会社に変更。さらに、アイメタルテクノロジーがいすゞテクノサンドを吸収合併しています。

2016年3月末時点では、連結子会社9社、非連結子会社3社および関連会社4社でグループを構成し、3,961人の従業員を抱えています。
事業体制は、自動車用等関連部品製造事業の単一セグメントで構成されています。

年収情報

平均年収995万円自動車業界内の年収順位 1101

年収推移

  • 941.6万円

2016年度

  • 996.7万円

2017年度

  • 995.9万円

2018年度

自動車業界の平均年収 618万円
推定生涯賃金 3億2621万万円

年齢別年収シミュレーション

  • 630万円

25歳

  • 752万円

30歳

  • 873万円

35歳

  • 985万円

40歳

  • 1016万円

45歳

  • 995万円

50歳

平均年齢 50.5歳
平均勤続年数 2.68年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 139,357百万円

2016年度

  • 160,620百万円

2017年度

  • 174,936百万円

2018年度

単独
  • 1,402百万円

2016年度

  • 1,742百万円

2017年度

  • 3,651百万円

2018年度

経常利益推移

連結
  • 5,844百万円

2016年度

  • 8,602百万円

2017年度

  • 8,596百万円

2018年度

単独
  • 576百万円

2016年度

  • 551百万円

2017年度

  • 2,165百万円

2018年度

従業員数推移

連結
単独

2015年度における売上高は、1,341億9,100万円で前年度比9.5%減となりました。
また、営業利益は32億2,000万円で前年度比29.5%減、経常利益は23億6,600万円で前年度比61.2%減、当期純利益は19億7,800万円で前年度比50.5%減となりました。

地域別の売上高は

  • 日本が1,149億9,100万円で前年度比12.0%減
  • アジアが192億で前年度比9.0%増

となりました。

なお、中期経営方針の具体的な数値目標として、2021年3月期に売上高1,600億円、営業利益65億円、営業利益率4.0%の達成を目指しています。
また、長期的な目標として、売上高2,000億円、営業利益率7%の達成を掲げています。

事業戦略

事業方針

IJTテクノロジーホールディングスは、長期経営ビジョンにおける将来的な数値目標として、売上高2,000億円、営業利益率7%を掲げています。

長期ビジョンの目標達成に向けて、2017年3月期から2021年3月期までを対象とした中期経営方針を策定しています。「ものづくりコスト構造改革」「グループシナジー追及による経営の効率化」「事業拡大に向けた拡販戦略」の3つを経営課題として挙げ、以下5つの施策に取り組むとしています。

  • 生産ラインの刷新と仕組み改善による製造コストの大幅削減
  • グループ機能分担見直し・強化による経営体制の再構築
  • グループ生産体制の再編成による経営体制の最適化
  • 技能・技術力向上によるコア商品の拡販
  • 新商品開発と新事業の開拓

これらの施策に加え、グループ総合力を生かした新たな付加価値の創造による経営基盤の強化とコーポレート・ガバナンスの強化にも取り組む方針です。

なお、中期経営方針の具体的な数値目標としては、2021年3月期に売上高1,600億円、営業利益65億円、営業利益率4.0%の達成を目指しています。

技術動向

IJTテクノロジーホールディングスの研究開発活動は、アイメタルテクノロジーと自動車部品工業で行われています。

○アイメタルテクノロジーにおける研究開発活動

アイメタルテクノロジーでは、開発部門・技術部門を中心とした製品・材料の研究開発に取り組んでいます。
高強度・耐熱疲労材料の開発とブレーキ部品の鋳造性、切削性の向上に関する工法開発に取り組んでいます。また、高強度高延性材料であるRD800材を用いた足回り部品の生産品目の拡充および建機・車両のコア部品である油圧バルブ、タービンハウジングの量産拡大対応なども行っています。

○自動車部品工業における研究開発活動

自動車部品工業では、開発部門を中心にジェイ・ビー・ケー・サービスと協力してパワートレーン部品に関する研究開発活動を行っています。
中型、小型トラック用プロペラシャフト、架装用途に合せたパワー取り出し方式の各種パワーテークオフ、自動車用エンジン部品のロッカーアームおよびフライホイール、小型車向けプロペラシャフト、ドライブプレート、エンジン部品に関する研究開発に加え、次世代燃料対応の新型エンジンの評価にも取り組んでいます。

グローバル展開

2016年3月末時点で、IJTテクノロジーホールディングスはタイとインドネシアの2ヶ国に5ヶ所の拠点を有しています。

○海外における取り組み

■インドネシアでの取り組み
  • 2012年10月、自動車部品工業はインドネシアに鍛造メーカーのテーデーエフ(TDF)との合弁で新会社を設立すると発表。
    当初の発表によれば、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域における自動車市場の拡大を見込み、インドネシアで生産体制を構築するとしていた。
    新会社はPT.TJフォージ・インドネシア(PT. TJForge Indonesia)で、西ジャワ州のカワランに設立する予定としていた。
  • 2013年2月、アイメタルテクノロジーは、2014年からインドネシアの持分法適用関連会社であるPT. Asian Isuzu Casting Centerの鋳造生産能力を増強すると発表。
    当初の発表によれば、月産能力を同時点の約2倍である3,500トンまで引き上げる計画としていた。さらに、アイメタルテクノロジーは同社に増資を行い、連結子会社化する予定としていた。
  • 2013年3月、TDFと自動車部品工業は、インドネシアに設立する合弁会社、PT.TJフォージ・インドネシアに伊藤忠丸紅鉄鋼が資本参加すると発表。 当初の発表によれば、合弁会社はTDFが40%、自動車部品工業が25.2%、インドネシアの現地法人が24.8%出資して設立するとしていた。
  • 2015年3月、IJTテクノロジーホールディングスは、インドネシア子会社に増資を行うと発表。
    当初の発表によれば、鍛造や加工組み立て事業を拡大するために7,857億ルピア(約73億円)を調達する予定で、IJTテクノロジーホールディングスの完全子会社である自動車部品工業が3,143億ルピア(約29億円)、いすゞモータース・アジア(IMA)が残りの増資分を引き受けるとした。

会社概要

社名 株式会社IJTT
設立年 2013年
本社所在地 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング18階
市場名 東証二部
代表取締役 伊藤 一彦
資本金 5,500百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

IJTテクノロジーの拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 本社及び土浦工場(茨城県土浦市)
  • 北茨城工場(茨城県北茨城市)
  • 北上工場(岩手県北上市)
  • 本社及び海老名工場(神奈川県海老名市)
  • 真岡工場(栃木県真岡市)
  • 本社及び工場他(宮城県柴田郡村田町他)
海外拠点一覧
  • Jibuhin(Thailand)CO.,Ltd.(タイ国チョンブリ県)
  • PT.Jidosha Buhin Indonesia(インドネシア共和国西ジャワ州)
  • PT.Asian Isuzu Casting Center(インドネシア共和国西ジャワ州)

関係会社一覧

IJTテクノロジーの関係会社一覧

  • ㈱アイメタルテクノロジー
  • 自動車部品工業㈱
  • テーデーエフ㈱
  • PT.Asian Isuzu Casting Center
  • Jibuhin(Thailand)CO.,Ltd.

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