スタンレー電気

スタンレー電気の企業情報

スタンレー電気は東京都に拠点を置く、ヘッドランプやリヤコンビネーションランプなど自動車用照明機器を取り扱う大手自動車部品メーカーです。主な取引先は5.19%の出資を受けるホンダで、その他、三菱自動車、マツダ、トヨタ自動車、日産自動車などへの供給も行っています。

スタンレー電気の前身である北野商会の創業は1920年。1923年に自動車電球・特殊電球の製造・販売を開始しました。同年、アメリカのJ.H.メッサベー商会から自動車用電球を受注。1933年、社名を現在のスタンレー電気に変更します。

1952年、シールドビームと自動車用照明器具の製造を開始しました。1958年、日本初の4灯式のメタルバック・シールドビームを発売。

1968年、初の海外拠点となる台湾スタンレー(TWS)を設立。1979年、アメリカ・ミズーリ州に子会社、スタンレーUS(SUS)を設立。翌1980年にタイ・スタンレー(THS)を設立するなど、2000年代にかけアメリカ、アジア、ヨーロッパなどで拠点の開設を進めます。

1974年、オールグラスシールドビーム(反射板もレンズもガラス製のランプ)を発売。1976年、従来よりも明るい高輝度発光ダイオード(LED)の製造を開始。1984年、高輝度よりもさらに明るい超高輝度のLEDを開発します。

1989年、従来のヘッドライトのようにレンズにカットを入れず、多面的な形の反射板によって光の方向を調整するマルチリフレクターヘッドランプがホンダの乗用車「アコード」などに採用されます。1995年、太陽光に近い白色で、低消費電力、大光量のHIDヘッドランプを開発。翌1996年に三菱自動車の大型トラック「スーパーグレード」に採用されました。

2006年、ヨーロッパの持株会社として、イギリスにStanley Electric Holding Europe(スタンレーエレクトリック・ホールディング・ヨーロッパ)を設立。2011年、中国における事業拠点の効率化などを目的に、中国に斯坦雷電気(中国)投資有限公司(Stanley Electric[China] Investment)を設立します。

2013年、2017年3月期を最終年度とする「第Ⅴ期中期3カ年経営計画」を発表。目標達成に向けた取り組みを行っています。

○事業内容
・自動車機器事業
四輪車のヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、フォグランプなど照明機器をはじめ、カーオーディオ・カーエアコンの操作パネルや各種センサ製品といったカーエレクトロニクス製品。

・コンポーネンツ事業(LED、液晶など)
車載向けLEDなどLEDデバイスや液晶ディスプレイ、自動車用超小型電球など。

・電子応用製品事業
屋内外用のLED照明製品、スマートフォンやカメラのストロボ、液晶用バックライトおよび電子基板製品など。

年収情報

平均年収628万円

年収推移

  • 608.3万円

2013年度

  • 621.7万円

2014年度

  • 628万円

2015年度

自動車業界の平均年収 606万円
推定生涯賃金 2億1073万円

年齢別年収シミュレーション

  • 407万円

25歳

  • 485万円

30歳

  • 564万円

35歳

  • 636万円

40歳

  • 656万円

45歳

  • 643万円

50歳

平均年齢 41歳
平均勤続年数 17.6年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 329,292百万円

2013年度

  • 359,840百万円

2014年度

  • 404,148百万円

2015年度

単独
  • 160,739百万円

2013年度

  • 159,740百万円

2014年度

  • 169,074百万円

2015年度

経常利益推移

連結
  • 40,097百万円

2013年度

  • 40,610百万円

2014年度

  • 39,402百万円

2015年度

単独
  • 15,958百万円

2013年度

  • 17,511百万円

2014年度

  • 17,796百万円

2015年度

従業員数推移

連結
単独

スタンレー電気は2016年3月期の連結決算を発表しました。

  • 売上高 4,041億4,800万円(前年比12.3%増)
  • 営業利益 367億7,400万円(前年比3.4%減)
  • 経常利益 394億200万円(前年比3%減)
  • 当期純利益 255億3,700万円(前年比1.3%増)

事業別では、自動車機器事業において、アメリカ州で売上が増加し増収となったものの、第2四半期連結会計期間に発生した一過性費用などの影響で減益となり、売上高は 3,127 億8,000万円(前期比 15.7%増)、営業利益は 211 億8,500万円(前期比11.5%減)となりました。

コンポーネンツ事業は、車載向けLEDの売り上げは増加したものの、自動車用電球が減少したほか、アジアで液晶新ラインの立ち上げにかかる費用が増加したことなどにより減収減益となりました。売上高は 305 億400万円(前期比 3.2%減)、営業利益は 56 億200万円(前期比 2.8%減)となりました。

電子応用製品事業は、車載向けの操作パネルや電子基板製品などが堅調に推移したことで増収増益となり、売上高は 598 億7,900万円(前期比 3.4%増)、営業利益は 68 億3,700万円(前期比15.5%増)となりました。

上記を踏まえた2017年3月期の連結業績予想は以下のとおりです。

  • 売上高 4,100億円(前年比1.4%増)
  • 営業利益 415億円(前年比12.8%増)
  • 経常利益 435億円(前年比10.4%増)
  • 当期純利益 275億円(前年比7.7%増)

事業戦略

事業方針

スタンレー電気は、2017年3月期を最終年度とする「第Ⅴ期中期3カ年経営計画」を発表しました。


○数値目標

  • ROE(株主資本純利益率) 10%
  • 連結配当性向 (純利益に占める株主への配当金の割合) 20%以上
  • 連結総還元性向(純利益に占める株主に還元した額の割合を示す指標) 35%以上

○主要施策

  • 投資効率を最大限に追求し、生産効率を最大限に高める
    2014年、生産子会社のスタンレー宮城製作所を移転して新工場を建設する、事業再編と拡張を行うと発表。新工場では、将来の自動車機器製品の本格生産を目指す。

また、2015年、メキシコ・ハリスコ州に、主に自動車用ランプ、電子製品の製造、販売を行う新会社、Stanley Electric Manufacturing Mexico(スタンレー・エレクトリック・マニュファクチャリング・メキシコ)を設立。2016年稼働し、メキシコ国内をはじめアメリカ向けにも供給する計画。

注力分野

スタンレー電気は現在、ドライバーの視野に直接情報を映し出すヘッドアップディスプレー(HUD)関連事業に注力しています。


・微小電気機械システムを応用したヘッドアップディスプレーを発表

機械要素部品やセンサ、アクチュエータ、電子回路を一つの基板などの上に集積化したデバイスで、全長がミリ単位とごく小さい微小電気機械システム(MEMS)。

2014年、このMEMSを応用したヘッドアップディスプレーを新開発したと発表。
液晶ディスプレーを光源にしたヘッドアップディスプレーに比べ、小型かつ消費電力の大幅削減に成功。
2017年に市場投入し、付加価値を高めた次世代製品として完成車メーカーに提案する計画。

・高コントラストのディスプレイを用いたヘッドアップディスプレーモジュールを新開発

2015年、ヘッドアップディスプレーの表示デバイスとして用いる、セグメント表示液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイの光源となる高輝度のバックライトを組み合わせたモジュールを発表。

セグメント表示液晶ディスプレイには、ヘッドアップディスプレーに最適な高コントラストで製造コストの掛からない、自社開発のディスプレイ「PBTLCD(Pure Black Technology LCD)」を採用。バックライトには、LED技術に、輝度均一性を確保できる導光板を組み合わせ、高輝度を実現したとしている。
同製品は2色表示で、見やすさを確保しながらコスト競争力を高めた。

技術動向

・レーザー光源によるヘッドランプを市場投入

2014年、レーザー光源を用いたヘッドランプを開発したと発表。
LEDのヘッドランプに比べ、ハイビームで約1.7倍の照射距離を実現。前方の障害物を早期に発見できるとする安全性の高い次世代ヘッドランプと位置づけ、完成車メーカーに提案する。
今後、実用化に向けて耐久性などを高め、2017年に市場投入する見通し。

・対向車に眩しさを与えないヘッドランプを新開発

2014年、車載カメラでとらえた先行車や対向車の位置情報から、ハイビームの光を一部消すことで先行車・対向車に眩しさを与えないヘッドランプ、「アダプティブ・ドライビング・ビーム」(ADB)を開発したと発表。

同製品は、モータや機構部を使わずLED光源の点消灯制御によって光の向きや強さを制御することで、軽量化、低コストを実現。運転者に違和感や疲労を与えないよう、人間工学に基づいた点灯・消灯方式を採用したとしている。

グローバル展開

スタンレー電気は現在、自動車メーカーの生産拡大に対応するため、グローバルで生産体制の強化を図っています。

○タイ

  • 2014年、タイ・パトゥムターニー県に拠点を置くLED、液晶ディスプレイなどの電子デバイスを生産する子会社、Asian Stanley International(アジアン・スタンレー・インターナショナル)で新工場が完成。
    同工場で生産した製品は、タイ国内をはじめASEAN域内、世界各地に供給する計画。

○中国

  • 2015年、中国・天津市に自動車用ランプの開発などを行う新会社、天津スタンレー電気科技有限公司を設立すると発表。中国子会社の天津スタンレー電気内の技術部門を独立させ、同工場の隣接地に開設する。

拡大する中国市場において、現地での設計・開発力を高め、現地の日系完成車メーカーに対応する計画。ヘッドランプやテールランプなどを設計するほか、ランプの金型の製造販売も行う。

○メキシコ

  • 2015年、メキシコ・ハリスコ州に自動車用ランプや電子製品の製造・販売を行う子会社、スタンレー・エレクトリック・マニュファクチャリング・メキシコの設立を発表。
    自動車生産が拡大するメキシコ国内向けに供給体制を整えるとともに、将来的にはアメリカ向けの供給も視野に入れ、今後さらに成長が見込まれる北米エリアでの事業強化を目指す。
    2016年に稼働し、売上高は2016年度に約10億円、2017年度に約33億円を見通す。

会社概要

社名 スタンレー電気株式会社
設立年 1933年5月5日
本社所在地 〒153-8636 東京都目黒区中目黒2-9-13
市場名 東証一部
代表取締役 北野隆典
社債格付け A+
資本金 30,514百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

スタンレー電気の拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 秦野製作所
  • 岡崎製作所
  • 浜松製作所
  • 広島工場
  • 山形工場
  • 本社技術研究所
  • 宇都宮技術センター
  • 横浜技術センター
  • オプトテクニカルセンター
  • 狭山営業所
海外拠点一覧
  • Stanley Electric U.S.Co.,Inc.
  • I I Stanley CO.,Inc.
  • Stanley Electric do Brasil Ltda.
  • 天津斯坦雷電気有限公司
  • 広州斯坦雷電気有限公司

関係会社一覧

スタンレー電気の関係会社一覧

  • ㈱スタンレーいわき製作所
  • ㈱スタンレー鶴岡製作所
  • Stanley Electric U.S. Co.,Inc.
  • I I Stanley CO.,Inc.
  • Stanley Electric Holding of America,Inc.
  • Stanley Electric do Brasil Ltda.
  • 天津斯坦雷電気有限公司
  • 広州斯坦雷電気有限公司
  • 斯坦雷電気(中国)投資有限公司

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