ジェイテクト

ジェイテクトのハイライト

ジェイテクトは電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)のシェア世界第1位の実績をもつ日本の自動車部品メーカーです。2006年に光洋精工と豊田工機の合併により誕生した企業で、子会社143社と関連会社21社で構成されています。

トヨタグループに属しており、ステアリングシステムや軸受、駆動部品、工作機械、電子制御機器などを手がけています。また、中国をはじめ、インド、南米、ASEAN地域を重点市場として投資を行っています。

事業体制は、機械器具部品部門、工作機械部門で、機械器具部品部門のステアリング分野が売上の約半分を占めています。

ステアリング分野の生産力向上および開発に注力しており、電動ステアリングの累計生産台数が1億台に到達するなどの実績を残しています。

年収情報

平均年収702万円

年収推移

  • 685.4万円

2013年度

  • 689.9万円

2014年度

  • 702.6万円

2015年度

自動車業界の平均年収 606万円
推定生涯賃金 2億6083万円

年齢別年収シミュレーション

  • 503万円

25歳

  • 601万円

30歳

  • 698万円

35歳

  • 788万円

40歳

  • 812万円

45歳

  • 796万円

50歳

平均年齢 38.9歳
平均勤続年数 15.4年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 1,260,192百万円

2013年度

  • 1,355,992百万円

2014年度

  • 1,399,987百万円

2015年度

単独
  • 642,337百万円

2013年度

  • 649,444百万円

2014年度

  • 634,831百万円

2015年度

経常利益推移

連結
  • 61,856百万円

2013年度

  • 79,379百万円

2014年度

  • 81,260百万円

2015年度

単独
  • 32,676百万円

2013年度

  • 31,618百万円

2014年度

  • 29,396百万円

2015年度

従業員数推移

連結
単独

2014年におけるジェイテクトの売上高は1兆2,601億9,200万円で、中国事業の成長が影響し「前年の1兆675億2,600万円から18.0%増加しました。また、営業利益は582億7百万円(前年は291億5,800万円)、経常利益は618億5,600万円(前年は342億4千万円)、当期純利益は233億8,400万円(前年は138億6,200万円)となりました。

事業戦略

事業方針

ジェイテクトは2014年に発表した中期経営計画で、2018年度の営業利益率7.5%、研究開発率4.0%を目標として設定しています。営業利益率の引き上げはパワーステアリングの原価引き下げにより行う方針で、原価のおよそ80%を占める購入品のうち、主要なものを奈良県や愛知県、タイの自社工場で内製する計画です。

また、ステアリング事業に関しては、下記の取り組みによって世界シェア第1位の維持と商品力の強化を図る方針です。

  • 小型・軽量・省燃費化
  • 次世代電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)など競争力の高い商品の投入
  • 欧米・新興国における顧客対応力・売価戦略・原価企画力の強化

電動ステアリングに関しては、国内工場の生産能力強化を図っており、すでに下記のような取り組みが実施(予定)されています。

  • 奈良工場で軽自動車用電動パワーステアリングの月産能力を5万台から7万台に拡大
  • 奈良工場における軽自動車・小型車向け電動パワーステアリングの月産能力を50万台に拡大予定
  • 刈谷工場・岡崎工場での機械工作の生産能力を月産150台に引き上げ予定

なお、駆動系部品事業に関しては、4WD用LSD(Limited Slip Differential, 差動制限デフ装置)やハブベアリング、ベアリングなどの強化に向け、下記の取り組みを行う方針です。

  • 小型化・低コスト化・高機能化
  • フロント駆動モジュールへの対応など、新分野の開発
  • 海外現地法人との連携による営業・販売技術体制の構築

注力分野

ジェイテクトは「ステアリング分野」に注力しています。
高出力型電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)と小型軽量EPSを新興国向けに改良することで拡販を図っているほか、等速ジョイント(CVJ:Constant Velocity Universal Joints)やハブユニットといった駆動部品のモジュール化を進め、完成車メーカーの需要に対応しています。

2016年にラックパラレル式電動パワーステアリング( EPS:Electric Power Steering)市場へ参入することを表明しており、同年3月期末には新製品の供給拡大およびグローバル供給体制の拡大などにより、パワーステアリングの生産数と販売数を年間1,500万台にすることを目標としています。

そのほか、軽自動車向けコラム式電動パワーステアリング(C-EPS)を増産し、受注を拡大しました。

技術動向

ジェイテクトの研究開発拠点は、奈良県、大阪府、愛知県に設置されています。また、欧州やアメリカ、オセアニアなど国外の地域にも生産拠点を設けています。


○ステアリング部門

・自動変速機(AT:Automatic Transmission)の低燃費化などに効果のある軸受「超薄肉スラスト針状ころ軸受(※1)」と「高速回転プラネタリ用針状ころ軸受(※2)」の開発に成功し、量産技術を確立。
※1 超薄肉スラスト針状ころ軸受
滑り摺動部の転がり化を実現してユニットの効率を高め、軸受け単体で現行の銅ワッシャに対して80%以上の摩擦低減が期待できる軸受け。
※2 高速回転プラネタリ用針状ころ軸受
自動変速機で用いられるプラネタリギアの高速化・コンパクト化に寄与する軸受け。

○ベアリング部門

  • トヨタの燃料電池自動車「MIRAI」に搭載される高圧水素バルブと減圧弁を開発し、生産を開始。
  • 投資額20億円で大阪府に開発拠点を新設。軸受業界で初めて、実機に軸受を搭載した環境を再現する試験機を導入。

グローバル展開

ジェイテクトは欧州、アメリカ、アジア、オセアニアなどの地域に98の海外生産・販売拠点を有しています。売上高に占める海外売上高の割合は約5割です。


○新興国をはじめとした海外における取り組み

  • 生産ラインを中国の福建省に新設し、ビニオンアシストタイプの電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)の生産を開始。
  • アメリカにあるKoyoブランドのベアリング工場に1億3千万ドルを投じ、25万平方フィート拡張。
  • ブラジルの生産子会社JTEKT AUTOMOTIVA BRAZIL(ジェイテクト・オートモーティバ・ブラジル)にてコラム式電動パワーステアリング(EPS)の一貫生産開始を予定。工場の拡張および生産ラインの新設を実施。
  • メキシコに電動パワーステアリング(EPS)の生産ラインを新設。
  • 中国に軸受製造子会社を移転新築。ロッカーアームの生産ライン新設と、現地生産体制の構築も実施。
  • Koyo Jico Koreaの工場を移転。ウォーターポンプベアリングを生産し、現代自動車、起亜自動車に供給予定。
  • 中国の江蘇省にテクニカルセンターの社屋を新設。ステアリングシステム、軸受などの技術検討・試作・実験を担う予定。

部門構成・部門ごとの方針

○ステアリング部門

油圧パワーステアリングシステム、電動パワーステアリングシステム(EPS:Electric Power Steering)などを主要製品として扱う部門です。

大型車にも適用できる高出力電動パワーステアリングの開発に注力しています。また、欧州OEM向けに生産開始したデュアルピニオン式電動ねじ機構を使用し、直接出力軸へ伝えることを可能としたラックパラレル式電動パワーステアリング(RP-EPS)の市場投入を目指しています。

○駆動系部品部門

ドライブシャフト、電子制御4WD用カップリング、トルセンなどを主要製品として扱う部門です。

高性能新電磁クラッチを使用した第3世代電子制御AWD(All Wheel Drive,全輪駆動)カップリングITCC(Intelligent Torque Controlled Coupling)を開発しました。AWDシステムにおける最適なトルク配分を可能とするほか、電磁クラッチの表面形状などの改良で引きずりトルクは50%、トルクの温度依存性は85%低減の改善に成功しています。

○ベアリング部門

ボールベアリング、ローラーベアリング、ベアリングユニットなどを主要部品として扱う部門です。

ピックアップトラックと大型SUVに対応した次世代型のテーパーローラーハブユニットを開発し、量産を開始しました。従来とは異なるユニットの一部とシャフトを一体化した型で、強度剛性の向上と車両1台あたり600グラム軽量化しています。
また、従来品に比べ耐泥塩水性が2倍以上に向上したため、砂漠や寒冷地などの環境にも対応可能。アメリカの新型車に向けたテーパーローラーハブユニットを受注し、2013年より納入を開始しています。

ジェイテクトの報道ニュース一覧

会社概要

社名 株式会社ジェイテクト
設立年 2006年1月
本社所在地 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-5-8
市場名 東証一部,名証一部
代表取締役 安形 哲夫
社債格付け A
資本金 45,591百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

ジェイテクトの拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 国分工場(大阪府柏原市)
  • 刈谷工場 (愛知県刈谷市)
  • 徳島工場 (徳島県藍住町)
  • 岡崎工場 (愛知県岡崎市)
  • 東京工場 (東京都羽村市)
  • 香川工場 (香川県東かがわ市)
  • 奈良工場(奈良県橿原市)
  • 豊橋工場(愛知県豊橋市)
  • 田戸岬工場(愛知県高浜市)
  • 花園工場(愛知県岡崎市)
  • 亀山工場(三重県亀山市)
  • 狭山工場(埼玉県狭山市)
  • 洋機械工業㈱
  • 豊興工業㈱
  • ㈱CNK
  • 光洋サーモシステム㈱
  • ダイベア㈱
海外拠点一覧
  • JTEKT本社工場(タイバンパコン郡)
  • JTEKT AUTOMOTIVE TENNESSEE-MORRISTOWN本社工場(アメリカテネシー州)
  • JTEKT AUTOMOTIVE TENNESSEE-VONORE本社工場(アメリカテネシー州)
  • JTEKT AUTOMOTIVA BRASIL LTDA.本社工場(ブラジルパラナ州)
  • JTEKT NORTH AMERICA CORPORATION本社(アメリカミシガン州ほか)
  • KOYO BEARINGS NORTH AMERICA LLC本社(アメリカミシガン州ほか)

関係会社一覧

ジェイテクトの関係会社一覧

  • JTEKT (THAILAND)CO.,LTD.
  • JTEKT AUTOMOTIVE TENNESSEE-MORRISTOWN,INC.
  • JTEKT AUTOMOTIVE TENNESSEE-VONORE,LLC
  • JTEKT AUTOMOTIVA BRASIL LTDA.
  • JTEKT AUTOMOTIVE LYON S.A.S.
  • JTEKT AUTOMOTIVE DIJONSAINT-ETIENNE S.A.S.
  • JTEKT EUROPE S.A.S.
  • 捷太格特(中国)投資有限公司
  • JTEKT NORTH AMERICA CORPORATION
  • KOYO BEARINGS NORTH AMERICA LLC
  • KOYO ROMANIA S.A.
  • KOYO BEARINGS (EUROPE) LTD.
  • 光洋汽車配件(無錫)有限公司
  • KOYO MANUFACTURING (PHILIPPINES) CORPORATION
  • KOYO BEARINGS INDIA PRIVATE LIMITED

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