矢崎総業

矢崎総業の企業情報

矢崎総業は、ワイヤーハーネス大手の、日本の自動車部品サプライヤーです。コネクターやヒューズといった部品だけでなく、コンビネーションメーターやデジタルタコグラフなどの計器類も手がけています。国内外の子会社および関連会社により矢崎グループを構成しており、自動車部品のほか、電線やガス機器、空調機器を扱っています。

2018年6月時点では、世界46ヶ国に167の法人、596の拠点を有し、306,118人の従業員を抱えています。

矢崎グループの自動車関連事業体制は以下の機能に分類されており、「矢崎総業」「矢崎計器」「矢崎部品」がそれぞれを担う代表的な会社に位置付けられています。

・矢崎総業:完成車メーカー向け営業、管理、研究開発
・矢崎計器:自動車用計器、自動車用メーターケーブルの開発・設計・製造
・矢崎部品:ワイヤーハーネス、コネクターなどの自動車用部品の開発・設計・製造

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 1,555,700百万円

2013年度

  • 1,625,900百万円

2014年度

  • 1,740,400百万円

2015年度

従業員数推移

連結

2018年6月期における売上高は、192億6,600万円で前年比12.3%増となりました。

地域別の売上高比率は、

  • 日本が34.5%
  • 米州が30.5%
  • 豪亜が17.8%
  • 欧州が17.2%

となりました。

事業戦略

事業方針

矢崎総業は電動化や自動運転技術に対応するための技術開発を推進しています。2017年10月には産業技術総合研究所とワイヤーハーネス技術を共同で研究するラボを設立しました。

また、ワイヤーハーネスの供給能力の強化、製品の付加価値向上を実施することで、事業の拡大を目指すと見られています。

ワイヤーハーネス以外の事業については、2018年6月に子会社の矢崎エナジーシステムが、タイで物流業界向けマッチングサービスの提供を開始しています。今後はASEAN各国にも展開する方針です。

技術動向

下記は、矢崎総業の研究開発活動の一例です。

  • 2014年1月、AC普通充電器を開発したと発表。EV(Electric Vehicle,電気自動車)、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle,プラグインハイブリッド車)用のAC普通充電器。壁掛け式で樹脂回路が樹脂ケースに収納されているため設置時間が短縮。2017年までに約5千台の販売を予測。
  • 2014年3月、ワイヤーハーネスのリサイクル技術を共同開発したと発表。使用済みワイヤーハーネスから、新品銅とほとんど同品質な銅純度99.96%の素材を生産できる技術を、トヨタ自動車、豊田通商と共同で開発。
  • 2015年12月、光学系を高倍率化し、表示面積を従来品の11倍にしたヘッドアップディスプレーを開発。VFDを光源に用いていた従来品と異なり、液晶を採用することでフルカラー化した。
  • 2016年6月、自動運転技術の開発に対応するため、アメリカのシリコンバレーにYazaki Innovation, Inc.を設置。IoTやAIといった新技術に関する情報収集が目的。
  • 2017年10月、国立研究開発法人産業技術総合研究所と「矢崎総業-産総研 次世代つなぐ技術 連携研究ラボ」を設立したと発表。ワイヤーハーネスの技術を持つ矢崎総業と新規ナノ材料に関する技術を持つ産業技術総合研究所が連携することで、車載システムに関する次世代高性能・高信頼性接続技術の確立を目指す。

グローバル展開

2018年6月時点で、矢崎総業は世界46ヶ国に167法人を有しており、このうち100の法人が海外グループとして生産・研究開発活動などを行っています。また、全従業員306,118人のうち286,062人が国外で勤務しています。

なお、全596拠点の地域別の内訳は以下のとおりです。

日本(316拠点)
ヨーロッパ・アフリカ(23ヶ国29法人64拠点)
豪亜(12ヶ国47法人93拠点)
米州(10ヶ国24法人123拠点)

○新興国をはじめとした海外における取り組み

■アジアでの取り組み
  • 2014年中にベトナム、インド、インドネシアに合計4ヶ所のワイヤーハーネス工場を新設。投資額は約137億円。ベトナム工場は日本とアメリカ向けの輸出拠点とされているが、将来的にASEAN向け拠点として活用される可能性も示唆。
■アメリカでの取り組み
  • 2017年6月、ワイヤーハーネスやインストルメントクラスターを生産する子会社Circuit Controls Corporation(CCC)生産能力を日産4,000万個まで拡張し、従業員を22%増加させたと発表。
  • 2017年6月、アリゾナ州のChandlerにあるPhoenixに新たな拠点を設置すると発表。同地域にはトヨタやGM、Waymo、Uberなどの拠点が集まっており、矢崎総業もプレゼンスを確立したい考え。
■セルビアでの取り組み
  • 2017年7月、自動車用ワイヤーハーネスを生産する子会社「矢崎セルビア(Yazaki Serbia d.o.o.)」を設立し、量産を開始したと発表。投資額は30億6,000万円。同社は矢崎ワイヤリング・テクノロジー(Yazaki Wiring Technologies GmbH)の完全子会社。
    矢崎グループがセルビアに生産拠点を設立するのはこれが初。

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会社概要

社名 矢崎総業株式会社
設立年 1941年10月8日
本社所在地 〒108-8333 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル17F
代表取締役 矢崎 信二
資本金 3,191百万円

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