アメリカン・アクスル&マニュファクチャリング

アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングのハイライト

アメリカン・アクスル&マニュファクチャリング(AAM:American Axle & Manufacturing Holdings, Inc.)は、アメリカに本社を置く駆動部品の大手自動車部品メーカーです。
小型トラック、乗用車、SUV(Sport Utility Vehicle,スポーツ用多目的車)、クロスオーバー車向けのドライブラインシステム、ドライブトレインシステム、ドライブシャフト、シャシーモジュールなどを手がけています。

また、同社はゼネラル・モーターズ(GM:General Motors)向けドライブライン部品のメインサプライヤー、フィアット・クライスラー・オートモービルズUS(FCA US LLC)向けドライブトレインシステムのメインサプライヤーを務めています。

1994年、投資家グループによって設立。
1997年にAAM Acquisition Inc.に買収されました。
1998年、American Axle & Manufacturing of Michigan, Inc.の事業を継承し、現在の社名で設立したほか、Albion Inc.を買収。
1999年にはColfor Manufacturing, Inc.とMSP Industries Corporationを買収しました。

2004年にはインドに、2005年には中国と韓国に、2006年には中国とポーランドに、2008年にはタイに拠点を設置。
2011年、インドのSona Koyo Steering Systems Ltd.との合弁会社、AAM Sona Axleを完全子会社化。
2012年にはe-AAM Driveline Systemsの全株式を取得したほか、メキシコ、インド、スウェーデンに拠点を設置しました。

2015年末時点では、本国アメリカのほかにメキシコ、ブラジル、スウェーデン、ドイツ、スコットランド、ポーランド、中国、インド、タイ、韓国、日本に計30ヶ所以上の拠点を有し、約13,000人の従業員がいます。
アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングは、主に以下の製品を扱っています。
・ドライブラインシステム
・ドライブトレインシステム
・パワートレイン部品
・シャシーシステム部品
・金属成形製品

現在は、主要顧客であるゼネラル・モーターズ以外からの受注の増加を目指しているほか、低燃費・排ガス低減に寄与する製品に注力しています。

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 388,047百万円

2013年度

  • 447,216百万円

2014年度

  • 472,263百万円

2015年度

  • ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。

従業員数推移

連結

2015年における売上高は、北米におけるゼネラル・モーターズ(GM:General Motors)とフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA:Fiat Chrysler Automobiles N.V.)の小型トラックとSUV(Sport Utility Vehicle,スポーツ用多目的車)向け製品の生産量増加が影響し、39億310万ドルで前年比5.6%増となりました。
また、営業利益は3億5,810万ドルで前年比33.8%増となりました。


地域別の売上高は

  • アメリカが21億2,190万ドルで前年比2.3%増
  • カナダが1億1,930万ドルで前年比84.7%増
  • メキシコが10億6,020万ドルで前年比0.5%増
  • 南米が1億660万ドルで前年比31.9%減
  • 中国が1億8,550万ドルで前年から1.6倍
  • その他アジアが1億8,520万ドルで前年比10.7%増
  • ヨーロッパ、その他が1億2,440万ドルで前年比16.0%増

となりました。

事業戦略

事業方針

2015年末時点で、売上高の65%以上をゼネラル・モーターズ(GM:General Motors)向けが占めています。
アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングは、他の顧客の割合を増やすことで、2020年までにゼネラル・モーターズの売上高比率を50%以下に抑える計画です。

地域別売上高に関しては、北米への依存度を減らし、アジア地域における売上高を増加させる方針を示しています。

アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングのM&Aや他社との提携に関する動向は以下のとおりです。

  • 2013年7月、Chery AutomobileとIsrael Corporationの合弁会社である観致汽車(Qoros Auto Co., Ltd.(Qoros))から、e-AAM技術を用いたドライブラインシステムを受注したと発表。
  • 2014年2月、Detroit manufacturing complex生産拠点の土地の大部分を、アメリカの不動産投資会社であるIndustrial Realty Groupに売却。
  • 2015年7月、ゼネラル・モーターズの部品調達プロセス「Strategic Sourcing Process(SSP)」のサプライヤーに選出。
    ゼネラル・モーターズの次世代フルサイズトラックプログラム向けにアクスルとドライブシャフトを納入すると発表。

注力分野

アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングは、世界各地域で強化されている燃費・排ガス規制に対応する製品に注力しています。
具体的にはEcoTracドライブラインAWDやe-AAMハイブリッド電動ドライブラインシステムといった製品の供給量の増加を目指しています。

また、これらの製品開発能力を強化するため、2014年8月には本社敷地内に研究開発拠点「Advanced Technology Development Center」を建設する計画を発表し、2015年に開始しました。
投資額は1,500~2,000万ドルで、試作品や先進技術の開発、サプライヤーとの協力関係の強化、従業員の訓練などが行われます。

技術動向

2015年末時点で、アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングは世界8ヶ国に12ヶ所の研究開発拠点を有しています。

主に既存製品の電子化、ハイブリッド自動車(HV:Hybrid Vehicle)、電気自動車(EV:Electric Vehicle)用システム、燃費向上・排ガス低減に寄与する製品などに関する研究開発を行っています。

下記は、アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングの研究開発活動の一例です。

  • 北京奔馳汽車から2012年「Supplier Award」を受賞
    パワートレイン部門で同賞を受賞。
    北京奔馳汽車(Beijing Benz)に対しては、これまでアジア拠点において生産していたハウジング「PowerLite」やハイポイドギア比を用いた独立式リアドライブアクスルを納入。
  • 「EcoTrac Disconnecting All Wheel Drive」がクライスラーに採用
    同製品はアメリカン・アクスル&マニュファクチャリングが開発した業界初の分離型四輪駆動システムで、使用していない回転部品をドライブラインから分離させることにより、ドライブラインに対する車両の影響を最小限に抑える方法を採用した製品。
    クライスラー(Chrysler)の「Jeep Cherokee」の2014年モデルに採用。
  • ミシガン州の本社が「ISO 50001」の認証を取得
    2014年1月、本社がエネルギーマネジメントシステム規格「ISO 50001」の認証を取得。
    アメリカン・アクスル&マニュファクチャリングが同認証を取得したのは初。

会社概要

社名 エイエイエム・インターナショナル・ホールディングズ・インク
本社所在地 〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-25-9KSK西館9階

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