エクセディ

エクセディの企業情報

エクセディは、日本に本社を置く電動部品の大手自動車部品メーカーです。
マニュアル・トランスミッション(MT:Manual Transmission)とオートマチック・トランスミッション(AT:Automatic Transmission)製品を扱っています。
また、トヨタ自動車やダイハツなどの完成車メーカー、ジヤトコやアイシン精機などの自動車部品メーカーと協業関係にあります。

1923年、足立一馬氏が大阪市生野区に個人企業を創業したことが、エクセディの歴史の始まりです。
1950年、同区で株式会社大金製作所として設立されました。

1973年、アメリカのレイマーク社との合弁会社、大金・アールエムを設立しました(1990年に合弁を解消し、1991年に同社の名称をダイナックスに変更)。

1977年にはアメリカに販売会社のダイキンクラッチU.S.Aを設立(2006年にエクセディグローバルパーツに社名変更)。
1980年代に入ると、インドネシアやイギリスなど、グローバル展開を推進しました。

1990年代以降も、アメリカ、ハンガリー、タイ、オーストラリア、中国、マレーシアなどの海外に拠点を増設。
1995年には大金製作所から現在のエクセディに社名を変更しました。

2000年代にもアラブ首長国連邦、ニュージーランド、メキシコ、ロシアなど、積極的な海外展開を継続。
2001年、日本の自動車部品メーカーであるアイシン精機と業務提携契約を締結。
2011年には、ベアリングを製造するクロイドンと資本提携契約を締結しています。

2016年3月末時点では、40社の子会社と2社の関連会社でグループを構成し、13,193人の従業員を抱えています。
事業体制は以下3つのセグメントで構成されています。
・MT(手動変速装置関連事業)
・AT(自動変速装置関連事業)
・その他事業

現在は、日本と海外における生産拠点の増設に注力しています。

年収情報

平均年収565万円自動車業界内の年収順位 7195

年収推移

  • 547.8万円

2013年度

  • 562.6万円

2014年度

  • 565.8万円

2015年度

自動車業界の平均年収 606万円
推定生涯賃金 2億0675万円

年齢別年収シミュレーション

  • 399万円

25歳

  • 476万円

30歳

  • 553万円

35歳

  • 624万円

40歳

  • 644万円

45歳

  • 631万円

50歳

平均年齢 38.6歳
平均勤続年数 11.1年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 234,262百万円

2013年度

  • 256,011百万円

2014年度

  • 268,752百万円

2015年度

単独
  • 113,407百万円

2013年度

  • 116,572百万円

2014年度

  • 116,752百万円

2015年度

経常利益推移

連結
  • 21,024百万円

2013年度

  • 19,582百万円

2014年度

  • 18,112百万円

2015年度

単独
  • 12,951百万円

2013年度

  • 12,681百万円

2014年度

  • 9,448百万円

2015年度

従業員数推移

連結
単独

2015年度における売上高は、2014年度に納入を始めた製品の受注増加などが影響し、2,687億5,200万円で前年度比5.0%増となりました。
また、営業利益は213億500万円で前年度比19.1%増、経常利益は181億1,200万円で前年度比7.5%減、当期純利益は120億1,300万円で前年度比26.4%増となりました。


セグメント別の売上高は、

  • MT(手動変速装置関連事業)が716億6,700万円で前年度比0.3%増
  • AT(自動変速装置関連事業)が1,663億9,300万円で前年度比6.0%増
  • その他事業が306億9,000万円で前年度比11.1%増

となりました。

なお、エクセディは経営目標として、2018年3月期に下記の数値達成を目指しています。

  • 連結売上高3,000億円
  • 営業利益率9.4%

事業戦略

事業方針

エクセディは2018年3月期に達成を目指す経営目標として、下記の具体的数値を掲げています。

  • 連結売上高3,000億円
  • 営業利益率9.4%

上記の目標を達成するために、「生産体制の強化」や「製品開発」に取り組んでいます。

○生産体制の強化

主力製品の1つであるトルクコンバーターの生産能力を拡大させる方針。
また、日本国内のマザー工場である上野事業所の生産性を向上させる計画。

○製品開発

世界的な普及が見込まれる電気自動車向け製品を開発する方針。
高付加価値製品を市場に投入することによって、競合自動車部品メーカーとの差別化を図りたい考え。

エクセディのM&Aに関する動向は以下のとおりです。

  • 2012年10月、インドネシアのグループ関係会社だったP.T. EXEDY IndonesiaとP.T. EXEDY Motorcycle Indonesiaを合併し、自動車用と二輪用クラッチを製造・販売する新会社、P.T. EXEDY Manufacturing Indonesiaを設立したと発表。
  • 2013年2月、子会社であるエクセディ広島を吸収合併したと発表。
    同社は新たに広島工場となった。

注力分野

エクセディは現在、本国日本と海外の双方における生産拠点の増強に注力しています。


○日本国内での取り組み

トルクコンバーターのライン当たりの生産量を5割向上させる新ラインを2017年度までに開発し、国内のマザー工場である上野事業所に導入する予定です。
生産効率の高い新ラインで安定した供給体制の構築を実現させ、コスト競争力を高めて利益率を改善させることを目指しています。
また、同工場の増設と物流センターの併設も予定されています。

○海外での取り組み

中国の現地生産会社である愛思帝達耐時(上海)駆動系系統有限公司(EXEDY DYNAX Shanghai Co., Ltd.)のトルクコンバーターの生産ラインを増設し、年間生産能力を200万台に増加させる方針です。

また、2014年11月の段階ではハンガリーの現地生産子会社であるEXEDY DYNAX Europe Ltd.の工場も拡張する計画を示しており、ペーパーディスクの年間生産能力を7,500万枚に増加させるとしていました。
ヨーロッパでの現地供給体制を強化することで、取引関係にある完成車メーカーのフォルクスワーゲン(VW:Volkswagen)からの受注を獲得したい考えです。

技術動向

エクセディの研究開発は、国内では同社と子会社のダイナックス、海外ではエクセディ重慶、エクセディダイナックス上海、エクセディフリクションマテリアル、エクセディエンジニアリングアジア、エクセディインディアが行っています。

MT(手動変速装置関連事業)とAT(自動変速装置関連事業)を中心とした研究開発活動を実施しており、2016年3月末時点では、グループ全体の2%に相当する444人が研究開発活動に従事しています。

○MTの研究開発活動

マニュアル・トランスミッション(MT:Manual Transmission)の乗用車系部品では、環境問題や低燃費に対応した希薄燃焼型エンジン、直噴ディーゼルエンジンによる振動を効率的に吸収する高性能ダンパー付きクラッチや2マスフライホイールの開発を行っています。

また、商用車系部品については、マニュアルクラッチのほか、マニュアル・トランスミッションの発進と変速操作を自動化したオートメーテッド・マニュアル・トランスミッション(AMT:Automated Manual Transmission)用として、コントロールユニットの指示に従いクラッチを操作するモータドライバやアクチュエータユニットなどの製品開発も行っています。

○AT研究開発活動

オートマチック・トランスミッション(AT:Automatic Transmission)用の自動車部品としては、トルクコンバーター、ロックアップクラッチ、湿式クラッチなどの開発を行っています。
湿式クラッチについては、内部の油の流れや面圧を解明することでスリップ性能改善につなげる研究を継続的に推進しています。

また、2016年3月末時点の報告によれば、低燃費を実現するために低速度域までロックアップ領域を拡大し、低速のクラッチ締結時の振動を減衰するトルクコンバーターの開発に成功したとしています。

なお、子会社のダイナックスはロックアップクラッチ用摩擦材や自動変速機の部品開発を行っています。
2系統のクラッチで動力を途切れさせずに伝達し、マニュアル・トランスミッションに近い燃費を獲得できるデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT:Dual Clutch Transmission)への適用部品の開発も推進しています。

グローバル展開

2016年3月末時点で、エクセディは北米、中米、ヨーロッパ、オセアニア、アジア、中東・アフリカなど世界24カ国に43カ所の拠点を有しています。


○海外における取り組み

■メキシコでの取り組み
  • 2012年6月、一部報道によれば、同時点におけるメキシコの既存工場を移転し、CVT(Continuously Variable Transmission,無段変速機)用トルクコンバーターなどを生産する新工場を設置する方針を示した。
    新工場稼働後の年間生産能力は90万台で、メキシコでの現地生産を増加させている日系完成車メーカーなどに向けて製品を供給する。
  • 2015年2月、販売会社としてエクセディメキシコアフターマーケットセールス(EXEDY Mexico Aftermarket Sales, S.A. de C.V.)を設立。
■インドでの取り組み
  • 2012年6月、一部報道によると、インド南部に二輪車と四輪車用部品の製造工場を設置する方針を示した。
    現地の日系二輪車メーカーと完成車メーカーからの需要拡大に対応するため、クラッチやフェーシングなどの部品を供給するとした。

部門構成・部門ごとの方針

エクセディは、以下3つのセグメントで事業体制を構成しています。

  • MT(手動変速装置関連事業)
    (主要製品:クラッチディスク、クラッチカバー、2マスフライホイール)
  • AT(自動変速装置関連事業)
    (主要製品:トルクコンバーター、オートマチック・トランスミッション(AT:Automatic Transmission)部品)
  • その他事業

2016年3月末時点で、自動車部品を扱う2セグメントについては、以下の方針を掲げています。

○MT

アジアでの事業基盤をより拡充させ、新製品の投入や生産基地の再構築を行うことで、付加価値の増大を図る。
また、エクセディブランドを確立することで、生産から販売までのサプライチェーンを強化する。
さらに、補修用部品の販売を強化することで、収益力の強化を目指す。

○AT

シンプル・スリム・コンパクトな生産ラインの構築、生産技術の革新を行うことで、グループ全体の生産能力を向上させたい考え。

会社概要

社名 株式会社エクセディ
設立年 1950年7月
本社所在地 〒572-8570 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号
市場名 東証一部
代表取締役 久川 秀仁
社債格付け A-
資本金 8,284百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

エクセディの拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 本社工場(大阪府寝屋川市)
  • 上野事業所(三重県伊賀市,川越工場(埼玉県川越市)
  • 広島工場(広島県東広島市)
海外拠点一覧
  • エクセディアメリカ
  • ダイナックスアメリカ
  • エクセディタイランド
  • エクセディクラッチインディア
  • エクセディフリクションマテリアル
  • エクセディ重慶
  • エクセディダイナックス上海
  • ダイナックス工業(上海)

関係会社一覧

エクセディの関係会社一覧

  • ダイナックス(DNX)
  • エクセディダイナックスメキシコ(EDM)
  • ダイナックスアメリカ(DXA)
  • エクセディアメリカ(EAC)
  • エクセディホールディングスオブアメリカ(EHA)
  • ダイナックス工業(上海)(DXS)
  • エクセディ重慶(EXC)
  • エクセディダイナックス上海(EDS)
  • エクセディマニファクチャリングインドネシア(EMI)
  • エクセディクラッチインディア(ECI)
  • エクセディフリクションマテリアル(EFM)
  • エクセディダイナックスヨーロッパ(EDE)

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