フレックスエヌゲート

フレックスエヌゲートのハイライト

フレックスエヌゲート(Flex-N-Gate Corporation)は、樹脂・金属製の内外装部品や照明部品などを手がける、アメリカの自動車部品メーカーです。
北米地域を中心に事業を展開しており、売上高の約9割を同地域によるものが占めています。
ゼネラル・モーターズ(GM:General Motors)、フォード・モーター(Ford Motor Company)、クライスラー(Chrysler)が主な顧客です。

1956年、ピックアップ向け荷台メーカーとして設立されました。
1960年代からバンパーの生産を開始。同社初のOEM事業としてジープ(Jeep)への供給を始めました。

2000年代に入ると、積極的なM&Aによる事業拡大を推進します。
2001年、Ventra Groupを買収。
2007年、コリンズ・アンド・アイクマン(Collins and Aikman)の北米4拠点を買収。
2008年、ブラックホークオートモーティブプラスティック(BlackHawk Automotive Plastics, Inc.)を買収。
2009年、メリディアン・オートモーティブ・システムズ(Meridian Automotive Systems)のバンパーシステム事業を一部買収。
2012年には、フォード・モーター(Ford Motor Company)の傘下に属すAutomotive Component Holdings LLC(ACH)が展開していたヘッドランプ事業とテールランプ事業を買収しました。

2016年1月末時点では、全世界に54ヶ所の製造拠点、4ヶ所の研究開発拠点を有し、約17,000人の従業員を抱えています。

現在は、本国アメリカ国内(特にミシガン州)の拠点増強などによる事業の強化に注力しています。

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 562,650百万円

2013年度

  • 617,140百万円

2014年度

  • 738,100百万円

2015年度

  • ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。

従業員数推移

連結

事業戦略

事業方針

フレックスエヌゲートのM&Aや他社との提携に関する動向は以下のとおりです。

  • 2007年、樹脂製品とシーケンス制御分野を強化するため、コリンズ・アンド・アイクマン(Collins and Aikman)の北米4拠点を買収。
    買収の対象となったのは、アメリカのミシガン州エヴァート拠点、同イリノイ州ベルビディア拠点、カナダのオンタリオ州ウィンザー拠点、同ミズーリ州セントルイス拠点。
  • 2008年、内装樹脂製品の組立能力を強化することを目的に、ブラックホークオートモーティブプラスティック(BlackHawk Automotive Plastics, Inc.)を買収。
  • 2009年7月、メリディアン・オートモーティブ・システムズ(Meridian Automotive Systems)のバンパーシステム事業を部分的に買収することで合意。
    この買収によりフレックスエヌゲートはミシガン州グランドラピッズの拠点、同州イオニアの拠点、インディアナ州アンゴラの拠点を獲得。
  • 2012年5月、フォード・モーター(Ford Motor Company)の傘下に属すAutomotive Component Holdings LLC(ACH)が展開していたヘッドランプ事業とテールランプ事業を買収。
    この買収によりフレックスエヌゲートはACHが保有していたアメリカ・オハイオ州サンダスキーの射出成形工場Ventra Sandusky LLCを獲得。

注力分野

フレックスエヌゲートは現在、本国アメリカの拠点を増強することによる事業の強化に注力しています。特にミシガン州の工場の拡張が目立っています。


○アメリカ国内拠点の強化に関する取り組み

  • 2012年2月、同時点で自動溶接装置の設置に510万ドルを投資していたインディアナ州コビントン拠点をさらに拡張し、従業員を増員すると発表。
  • 2013年11月、子会社のVentra Plastisが、同時点から3年間で1,630万ドルを投資し、ミシガン州ケントウッド工場の設備を拡張すると発表。
  • 2014年6月、フレックスエヌゲート傘下のVentra Groupの子会社でバンパーやフロントグリルASSYを製造しているVentra Ionia LLCが、850万ドルを投じてミシガン州イオニア拠点を拡張すると発表。
    Ventra Ionia LLCの主な供給先はフォード・モーター(Ford Motor Company)やゼネラル・モーターズ(GM:General Motors)などの完成車メーカー。
  • 2015年10月、日産自動車向けのフロントエンドとリアバンパーを生産することを目的としたアラバマ州マッカラの工場拡張計画に対し、ベッセマー市議会が減税措置を承認。
    なお、同時点におけるフレックスエヌゲートの見込み投資額は2,390万ドル。

技術動向

2016年1月末時点で、フレックスエヌゲートは全世界に4ヶ所の研究開発拠点、北米に7ヶ所のテストセンターを有しています。
なお、同テストセンターでは主に照明やバンパー向けの試験・評価が行われています。

下記は、フレックスエヌゲートの研究開発活動の一例です。


・「F-150」にLEDヘッドライトシステム一式が初搭載

「F-150」はフォード・モーター(Ford Motor Company)の2015年モデル。
これに、フレックスエヌゲートとオスラム(Osram)が共同で開発したヘッドライト(ロービーム、ハイビーム、方向指示器、パーキングライト、制御モジュールで構成されている)が採用。

・複数の完成車メーカーからサプライヤー賞を受賞

2014年はゼネラル・モーターズ(GM:General Motors)、スバル、トヨタ自動車、フォード・モーター(Ford Motor Company)からサプライヤー賞を受賞。

部門構成・部門ごとの方針

フレックスエヌゲートは、以下の6部門で事業体制を構成しています。

  • FEM
    (フロントエンドモジュールの組立請負)
  • Lighting
    (主要製品:フォグランプ、リフレクター、インテリアランプなど)
  • Plastics
    (主要製品:バンパーシステム、ダッシュボード、グリルガードなどの外装部品、ピラー、ドアパネル部品、リフトゲートトリム部品、インストルメントパネルなどの内装部品)
  • Mechanical Assemblies
    (主要製品:ブレーキシステム、ペダルシステム、ヒンジ、ドアシステム、ジャッキなど)
  • Metals
    (主要製品:バンパーシステム、ランニングボード、サイドバーなど)
  • Low volume & Prototype
    (部品の試作・設計・開発などのサービス業)

会社概要

社名 Flex-N-Gate Corporation
設立年 1956年
本社所在地 1306 East University Ave. Urbana, IL 61802, USA
代表取締役 Shahid Khan

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