テイ・エステック

テイ・エステックの企業情報

ティ・エス テックは、埼玉県に拠点を置く、二輪、四輪車用シート、四輪車用のドアトリムなどを手掛ける自動車内装部品メーカーです。22.59%出資するホンダが主な取引メーカーです。現在、同社の増産に対応するため国内外での展開を進めるほか、フォルクスワーゲン(Wolkswagen)などへの供給も拡大させています。

ティ・エス テックの前身は、ホンダの作業服などを扱っていた帝都布帛工業シート部。1954年に設置され、同年、二輪車用シートの製造を開始します。1960年、同シート部を引き継ぐ形で分離独立。東京シートを設立します。

1963年、四輪車用シートの生産を開始。1965年、埼玉県に行田工場(元、埼玉工場)を、1968年、静岡県に浜北工場(元、浜松工場)を開設するなど、国内で生産拠点の増設を進めます。1976年、熊本県に子会社、九州ティ・エスを設立。

1977年、アメリカ・ネブラスカ州に初の海外拠点となるトライ・コン インダストリーズ(TRI-CON INDUSTRIES)を設立し、二輪車用シートの生産を開始。その後も、1986年、アメリカ・オハイオ州にTS TRIM INDUSTRIES(テイエス トリム インダストリーズ)を、1994年にフィリピン・ラグナ州にTOKYO SEAT PHILIPPINES(現、TS TECH TRIM PHILIPPINES、テイエス テック トリム フィリピンズ)を設立するなど、グローバルでの展開を進めます。

1997年、社名を現在のティ・エス テックに変更。また、2000年以降も、中国、インドネシア、インドなどの新興国をはじめ、引き続きアメリカ、ヨーロッパなどで拠点を開設を進めます。

2011年、部品競争力で世界トップを目指す2020年ビジョン「INNOVATIVE QUALITY COMPANY」を発表。この実現に向け、現在は、2017年3月期までの中期経営計画に取り組んでいます。

現在募集中の求人

情報確認日

テイ・エス テック株式会社

社内システムエンジニア<工場IS>

■社内システムエンジニア(工場IS)として以下業務を担当していただきます。

【具体的には】
・IT部との連携(工場間システム運用に関する連絡・取り纏め)
・生産系システム(トレサビリティー等)他、工場内で使用するシステムの開発・保守・運用
・実務でのシステム関連の困り事、要望事項の吸い上げ、ヘルプデスク

【やりがい】
シートにおいては人目に触れ、身体と長時間接し、自動車の快適性を左右する重要製品です。「長時間運転しても疲れない」等の声が届く喜びや、改善点やアイデアを次に反映するやりがいがあります。自動運転や高齢化など社会の変化に合わせた多機能化も進み、複雑な機能・動きをいかに単純な操作で実現するか等アイデアを出す楽しみも感じられます。

【教育】
先輩社員からのOJT中心。週に1回事例共有の勉強会実施。

勤務地 静岡県浜松市善地358
年収 500万円~821万円
お問い合わせ番号 388223
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テイ・エス テック株式会社

制御システム/ソフトウェア開発<キャビンシステム>

■同社主要製品のシートやドアトリムをはじめとした、自動車キャビンを形作るデバイス・部品を制御する為のシステムまたはソフトウェアの開発を担当していただきます。

<具体的には>
・キャビンシステムの要求分析・要件定義・設計・評価等
・市場動向リサーチから商品コンセプト立案、構想設計、設計検証、開発の一部を委託するサプライヤとの調整、顧客への提案等
※開発の初期段階から製品の受注までの開発業務に一貫して携わっていただきます。
※将来的にはプロジェクトリーダー・マネージャーとして活躍していただく事を期待しています。

【キャビンシステムについて】
?動?の技術?新が続く中、同社はセンシング技術を活?し、シートの持つ新たな可能性を?した「愛されるシート※1」や、?動運転時代での新たな?室空間を提案した「イノヴェージ※2」をはじめ、これまでにない価値を提案してきました。
同社では現在、こうした製品から収集される乗員の?体情報と?内外の様々なデータを組み合わせビッグデータとして分析・活?することで、顧客の潜在ニーズを引き出す魅?ある商品開発に取り組んでいます。プロジェクトの推進にあたり、中核となる?材の採?が必要となっています。
※1:?動?シート技術とIoTを融合し、乗員の動きをセンシングし、シートをコントローラーとして活?できるシートシステム。
※2:呼吸や?拍、運転姿勢等のセンシングや、?動運転を想定したこれまでにないシートアレンジ等、同社が持つ未来技術を結集し、次世代の?室空間を提案した東京モーターショー2019出展品。

勤務地 栃木県塩谷郡高根沢町太田118-1
転勤:当面無し
年収 500万円~850万円
お問い合わせ番号 387751
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テイ・エス テック株式会社

営業<コスト算出・見積作成>

■完成車メーカー向けの営業を担当いただきます。

【具体的には】
客先情報収集~開発部門と連携し 見積作成~社内報告対応~客先折衝~受注確定から量産開始までの営業窓口業務の一連のフローを担当いただきます。

【将来的には】
約3年程で独り立ちし、一連のフローを担当頂くことが期待されます。

勤務地 栃木県塩谷郡高根沢町太田118-1技術センター
年収 500万円~820万円
お問い合わせ番号 387534
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テイ・エス テック株式会社

営業<営業企画・営業戦略>

■営業企画業務・営業戦略立案を担当いただきます。

【具体的には】
■損益計算書&事業分析~得意先説明(各拠点事業状況・収益状況を把握し、得意先へ説明)
■競合他社決算・対発情報分析
■国内売上計画策定(量産機種・将来機種含めた売上を他部門と連携し取り纏め)
■生産台数分析・将来予測
■予算策定・管理・執行マネジメント
■重要来客に対する準備等

【キャリア】
入社直後は競合分析や売り上げ管理等の数値管理から行っていただき、将来的には営業戦略・企画の上流を担当いただきます。

勤務地 栃木県塩谷郡高根沢町太田118-1技術センター
年収 500万円~820万円
お問い合わせ番号 387525
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テイ・エス テック株式会社

生産技術<溶接・組立>

■同社の設計開発職として、自動車シートフレームの開発業務を担当いただきます。

【具体的には】
・仕様成立性の検証と量産タフネス性の検証を実施し、最適な仕様への意志入れ
・治具構想の検討
・製造加工条件の見極め(例:溶接条件、カシメ条件等)

勤務地 栃木県塩谷郡高根沢町太田118-1技術センター
年収 500万円~821万円
お問い合わせ番号 387421
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年収情報

平均年収693万円自動車業界内の年収順位 16101

年収推移

  • 694.7万円

2016年度

  • 692万円

2017年度

  • 693.1万円

2018年度

自動車業界の平均年収 618万円
推定生涯賃金 2億5870万円

年齢別年収シミュレーション

  • 499万円

25歳

  • 596万円

30歳

  • 693万円

35歳

  • 781万円

40歳

  • 805万円

45歳

  • 789万円

50歳

平均年齢 39.3歳
平均勤続年数 16.2年

売上等の推移(直近3年間)

売上高推移

連結
  • 425,794百万円

2016年度

  • 479,490百万円

2017年度

  • 412,072百万円

2018年度

単独
  • 85,456百万円

2016年度

  • 86,178百万円

2017年度

  • 96,690百万円

2018年度

経常利益推移

連結
  • 42,937百万円

2013年度

  • 40,362百万円

2014年度

  • 40,766百万円

2015年度

単独
  • 11,309百万円

2016年度

  • 13,615百万円

2017年度

  • 18,981百万円

2018年度

  • ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。

従業員数推移

連結
単独

ティ・エス テックの2016年3月期第3四半期の連結業績は以下のとおりです。

  • 売上高 3,454億700万円(前年比7.9%増)
  • 営業利益 273億900万円(前年比5.2%増)
  • 経常利益 286億5,800万円(前年比2.8%減)
  • 当期純利益 166億8,700万円(前年比4.1%減)

上記の結果を踏まえた、2016年3月期の連結業績の見通しは以下のとおりです。

  • 売上高 4,670億円(前年比7.5%増)
  • 営業利益 385億円(前年比9.1%増)
  • 経常利益 407億円(前年比0.8%増)
  • 当期純利益 230億円(前年比4.5%増)

事業戦略

事業方針

ティ・エス テックは2020年を見据えたビジョン「INNOVATIVE QUALITY COMPANY」を2011年に策定。この実現に向け、現在は第12次中期経営計画(2014年3月期~2017年3月期)に取り組んでいます。

○数値目標(2016年度)

  • 連結売上高 5,000億円(2014年度実績4,343億円)
  • 連結営業利益 450億円(2014年度実績220億円)

○施策

・主要取引メーカーであるホンダの増産に対応

ブラジル子会社の開設をはじめ、インドで、ホンダの二輪車増産に対応する新工場が稼働。

・ホンダ以外の完成車メーカーへの販売強化

2014年、新たなメキシコ生産子会社が稼働し、マツダのメキシコ工場にシートの供給を開始。
2015年、フォルクスワーゲンから乗用車用シートのトリムカバーを初受注。複数の地域で納入し、年11億円の売り上げを見込む。また、ハンガリーではフォルクスワーゲンの新型SUV向けシートの納入も開始。
2015年、インドの自動車メーカー、アイシャー・ポラリス(Eicher Polaris Pvt. Ltd.)からMUV(マルチユーティリティ・ビークル、多目的車)用のシートを受注。同年、量産を開始。

・収益体質の強化

2015年度以降、北米や中国の生産拠点で、生産体制の効率化に向けた生産拠点の集約、生産ラインの効率化などを実施。
合わせて、新興国での四輪車の市場拡大に合わせた増産に対応するため、インド・ノイダ工場で増産体制の整備、およびインド・マンダルに新工場を設立。

技術動向

○製品開発

・2015年、シート用のECU(電子制御装置)を自社開発

従来は納入先のホンダが他の部品の制御も含めた統合ECUを開発していたが、電子化の進展に伴い部品の制御がさらに複雑になることから、シート専用のECUをホンダ側に提案し、採用された。
今後、他モデルへの展開を目指す計画。

○工法開発

・複数部品を一括溶接できる新工法開発

2015年、シートのフレームの複数部品を一括で溶接することができる新たな工法を開発したと発表。
フレームの構成を見直し、部品点数や溶接の際に使用する部品や工具の作業位置を指示、誘導するための治具(じぐ)、溶接の工程を削減。それによって、製造コストの引き下げとフレームの軽量化を実現した。
同年、ホンダの新型「シビック」向けに新工法による生産を北米で開始し、続いて中国に導入する計画。今後、その他のグローバル車でも同工法を取り入れた提案を行う。

グローバル展開

ティ・エス テックは世界14カ国に拠点を置いています。現在は、グローバルでの生産拡大とともに、国内外での生産効率化を進めています。

○タイ

  • 2013年、タイ・プラチンブリ県に四輪車用シートの生産子会社、テイエス テック カビンブリ(TS TECH Kabinburi)を開設。
    稼働は2015年。今後も成長が期待されるアジアの自動車市場における主要取引メーカーの四輪事業拡大に対応するとともに、新規受注にも対応可能な生産体制を構築する計画。

○メキシコ

  • 2014年、メキシコ・タマウリパス州に生産子会社、テイエステイ マニュファクチャリング デ メキシコ(TST MANUFACTURING DE MEXICO)を開設。
    マツダのメキシコ工場にシートと供給するほか、これまでアメリカで生産していた一部を同工場に移管する。

○ハンガリー

  • 2015年、ハンガリー・ペシュト県にある四輪車用シート生産子会社、テイエス テック ハンガリー(TS TECH Hungary)がフォルクスワーゲン向けのシートの量産を開始。
    2015年より3列シート車向け3列目のシートを納入するが、将来的に1列目、2列目シートの供給も目指したい考え。

○インド

  • 2015年、インド・グジャラート州で二輪車用シートの生産子会社、テイエス テック マンダル(TS TECH MANDAL)が稼働。
    生産能力は年120万台。ホンダの現地での増産に対応する計画。
  • 2015年度、インド・ラジャスタン州の四輪車用シート生産子会社、テイエス テック サン ラジャスタン(TS TECH SUN RAJASTHAN)で、生産量を前年度比50%拡大すると発表。
    現地での四輪車市場の拡大に合わせ。供給体制を強化する計画。

○バングラデシュ

  • 2015年、バングラデシュ・ナラヤンガンジ県にシートの内張りであるトリムカバーの生産子会社、テイエス テック バングラデシュ(TS TECH BANGLADESH)を設立。2016年に稼働。

○ブラジル

  • 2015年、ブラジル・ミナスジェライス州に四輪車用シート部品を生産するテイエス トリム ブラジル(TS Trim Brasil)を設立。
    従来は既存の現地子会社、テイエス テック ド ブラジル(TS TECH DO BRASIL)で生産していたトリムカバーの生産を移管。2015年から、ホンダをはじめフォルクスワーゲン向けのトリムカバーを受注し、量産を開始した。

○アメリカ

  • 2015年、アメリカ・オハイオ州の四輪車用シート生産子会社、テイエス テック ユーエスエー(TS TECH USA)で、建屋の増築を完了。
    増築に伴い、倉庫の移設、新たな物流システム導入などを進める計画。
  • 2015年、北米統括会社、テイエス テック アメリカズ(TS TECH AMERICAS)で、建屋の増築を完了。
    増築に伴い、営業および開発体制の強化を図る。

○カナダ

  • カナダ・オンタリオ州の四輪車用シート生産子会社、テイエス テック カナダ(TS TECH CANADA)の建屋を増築。
    2015年中に稼働。増築に伴い、生産工場の集約・効率化を図る。

○中国

  • 2016年、中国・増城市の合弁会社、広州提愛思汽車内飾系統有限公司(GUANGZHOU TS AUTOMOTIVE INTERIOR SYSTEMS )を移転。
    移転に伴い、物流システムの改良をはじめ、縫製工程の半自動化や物流工程の無人化を図る計画。

部門構成・部門ごとの方針

○国内生産体制の最適化

  • 2015年、三重県の鈴鹿工場で、近年、小型車向けから軽自動車向けへとシフトする同工場の生産に合わせたコスト構造の変革に着手。2017年を目処に工程の集約などを図る。
  • 2014年、埼玉工場(行田)で新たな内装工場が稼働。これに伴い、従来別の埼玉工場で生産してきたドアトリムなどの生産を進行上に移管。ドアトリムの成形から加工、組立まで一貫生産体制を構築するとともに、拠点を集約させ生産効率化を図る。

テイ・エステックの報道ニュース一覧

2015.11.10 テイ・エス テック、バングラデシュに新会社を設立

四輪車用シートなどの内装部品を製造テイ・エステック株式会社は、バングラデシュにトリムカバー製造会社を設立することを発表した。新会社の名称は、「TSTECHBAN...[もっと見る

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会社概要

社名 テイ・エス テック株式会社
設立年 1960年12月5日
本社所在地 〒351-0012 埼玉県朝霞市栄町3丁目7番27号
市場名 東証一部
代表取締役 保田 真成
資本金 4,700百万円

組織構成や技術開発状況など、ネットに掲載されていない情報 が聞ける。転職についても相談できる。

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拠点一覧

テイ・エステックの拠点(研究開発・テストセンター含む)

国内拠点一覧
  • 埼玉工場(埼玉県行田市 他)
  • 浜松工場(静岡県浜松市)
  • 鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)
  • 技術センター(栃木県塩谷郡 高根沢町)
海外拠点一覧
  • TS TRIM INDUSTRIES INC.(アメリカ オハイオ州)
  • TS TECH USA CORPORATION(アメリカ, オハイオ州)
  • TS TECH ALABAMA LLC.(アメリカ アラバマ州)
  • TS TECH INDIANA LLC(アメリカ インディアナ州)
  • TS TECH CANADA INC.(カナダ オンタリオ州)
  • TS TECHDO BRASIL LTDA.(ブラジル サンパウロ州)
  • 広州提愛思汽車,内飾系統有限公司(中国 広東省)
  • 武漢提愛思全興汽車零部件有限公司(中国 湖北省)
  • TS TECH(THAILAND) CO.,Ltd.(タイ サラブリ県)
  • TS TECH UK LTD(イギリス ウィルシャー州)

関係会社一覧

テイ・エステックの関係会社一覧

  • TS TECH AMERICAS,Inc.
  • TS TECH DO BRASIL LTDA.
  • TS TRIM BRASIL S/A
  • 広州提愛思汽車内飾系統有限公司
  • 寧波保税区提愛思泉盟汽車内飾有限公司
  • 寧波出口加工区提愛思泉盟汽車内飾有限公司
  • 武漢提愛思全興汽車零部件有限公司
  • PT. TS TECH INDONESIA
  • TS TECH (THAILAND) CO.,Ltd.
  • TS TECH(KABINBURI)CO.,Ltd.
  • TS TECH SUN INDIA PRIVATE LIMITED
  • TS TECH SUN RAJASTHAN PRIVATE LIMITED
  • TS TECH UK LTD
  • TST MANUFACTURING DE MEXICO,S. DE R.L. DE C.V.

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