フタバ産業、インドに自動車部品生産拠点を新設

現地の需要に対応
トヨタ自動車が約12%を出資して筆頭株主となっている自動車用プレス部品およびマフラーの大手サプライヤーであるフタバ産業は27日、インドの西部グジャラート州に生産子会社を設立すると発表した。

フタバ産業は国内のマフラー市場でトップシェアを誇っており、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、ダイハツなど多くの完成車メーカー向けに納入実績があるが、今後は海外向けの事業を強化していく計画である。
2018年10月より生産開始
フタバ産業はインドのハリヤナ州において既に自動車部品の製造と販売事業を行っているが、今後更に拡大する自動車部品需要に対応すると同時に、現地納入先のニーズに応えるために、グジャラート州に新な自動車部品製造会社を設立することになった。

新会社の名称はFutaba Industrial Gujarat Private Limitedとなる予定で2017年1月に設立する計画。資本金は10億ルピー(約15億5000万円)で、株主構成はフタバ産業と他1社が加わる見通しとなっている。

新会社は敷地面積約10,750平方メートルの規模であり、2018年10月から生産開始する計画となっており、従業員数は2020年時点で160人を予定している。


▼外部リンク

フタバ産業 プレスリリース
http://www.futabasangyo.com/