ゲトラグ、中国で最新型の変速機を生産開始
ハイブリッド車にも搭載可能
自動車部品の大手サプライヤーであるマグナインターナショナルの傘下で、自動車用変速機のサプライヤーであるゲトラグは3日、江鈴汽車股份有限公司と中国の南昌に合弁で設立して工場において、第3世代のデュアルクラッチ変速機7DCT300の量産を開始したと発表した。7DCT300は中型車およびコンパクトカー向けに開発された変速機であり、4WD車向けアプリケーションや、スタート・ストップ機能付きエンジンに特に適した変速機となっている。
ゲトラグ・アジアパシフィックでマグナ・パワートレインの最高経営責任者であるYoung-Ho Lee氏は次のように述べている。
「デュアルクラッチ式の変速機は、効率化、柔軟性、シフトコンフォートにおいて特徴的な新基準を打ち立てた。また、モーター付きハイブリッド車やプラグインハイブリッド車にも使用することができる。」(プレスリリースより引用)
同時に、10周年を祝う
今回、この江鈴汽車股份有限公司と設立した合弁会社であるGETRAG (Jiangxi) Transmission Co., Ltd (以下、GJT)は、設立10周年となっており、マグナ・パワートレインの役員、地元政府の関係者、納入先関係者、従業員などが参加して記念式典がとり行われた。GJTの関係者は、10周年を迎えることができたのは嬉しいことであり、中国およびグローバル向けに最新の変速機技術を提供する能力を証明することができたと語っていた。
▼外部リンク
ゲトラグ プレスリリース
http://www.getrag.com/