フェデラル・モーグルの「MOOG」ボールジョイント製品、様々な試験をクリア

競合する3社の製品と比較
フェデラル・モーグル・モーターパーツは、同社のブランドであるMOOGが、「OEM品質以上」を提供する製品として市販されている交換用ボールジョイントに対する一連の試験を受け、冶金試験の基準をクリアしたことを発表した。

セントルイスにあるセントルイス・テスト・ラボラトリーズ社によって行われた試験では、2007シボレーシルバラード、2013フォードF-150、2007トヨタカムリに提供されたMOOGのボールジョイントが、3つの競合ブランドCentric、MAS、Mevotechからの同様部品と比較された。

そして、Centric、MAS、Mevotechと、MOOGのボールジョイントにおけるボールスタッドの冶金分析によって、MOOGのパーツだけが、「ASTM 415-15」「ASTM E340-15」「ASTM E18-16」という基準試験方法に従って評価されたOEのボールスタッドの特性を満たし、また超越していることが示された。

また、スタッド冶金は、化学組成・熱処理・ショットピーニング、およびスタッド疲労寿命におけるこれらの要因の影響を評価することによって分析された。

高い耐久性を確保
Centric、MAS、Mevotech SupremeとMOOGボールジョイントの多軸耐久試験は、耐久試験は、ミルウォーキーにあるB83テスト&エンジニアリング社で行われた。

車両でのボールジョイントの寿命をシミュレートするために、多軸耐久サスペンションシミュレータ上で実行された各々の試験において、Mevotech Supremeのボールスタッドは、一番早く折れ、次にCentricとMASのパーツと続き、MOOGの部品が、競合するボールジョイントと比べて、5倍以上の耐久性を提供したことが示された。

フェデラル・モーグル・モーターパーツ・アメリカのマーケティング担当副社長であるマイケル・プラウド氏は、次のように述べた。
「MOOGは常に、継続的な技術革新への投資や厳密なテストを実施し、製品の耐久性を確保し、最も包括的なカバレッジを提供することによって、全力を尽くしています。これらのテストは、多くの自動車サービスの専門家がすでに理解している事実を強化するものであり、MOOGと他のブランドのステアリングやサスペンション部品との間には、品質とパフォーマンスに関して大きな違いがあります。これは、我々は、修理店のオーナーやサービス企画者、専門の技術者に対して、また北米における何百万人の消費者に対して、毎日伝えている重要なメッセージです。」(プレスリリースより引用)

またMOOGは、顧客向けの新しい製品アプリを立ち上げた。MOOG製品に関する最新のニュースや情報を受信するには、関連のサイトから「MOOGパーツ」アプリをダウンロードのこと。


▼外部リンク

Federal Mogul Press Release
http://investor.federalmogul.com/