KSPG、コンパクトで高性能なバルブトレイン「UpValve」を開発

生産開始は2019年
ラインメタル・グループで、ドイツのノイスに拠点を置くKSPGは、新しい可変バルブトレインを開発するために、アジアの大手自動車メーカーから契約を獲得したことを発表した。

「UpValve」と名づけられたこの可変バルブは、最大5%の燃料節約を実現する。

「UpValve」は、アクチュエーターやe-ドライブを含むバルブトレインシステム全体のエンジニアリングパートナーとして作動するKSPGのエンジニアと共同開発された、荷電4気筒ガソリンエンジンで使用される。生産開始は2019年の予定だ。

高速性能・コンパクト・高レスポンス
KSPGは、これまで、可変バルブトレインとして、優れた燃費・ダイナミクス・パワーを示すUniValveを発売しており、これは、ガソリンエンジンに、高速機能・最適な摩擦性能・レスポンスの良さ・内部気筒休止・12%の燃費向上という利点をもたらしている。

そして、今回、このUniValveに基づいて、現在エンジン試験を受けているこの最適化されたシステムを考案し、統合したものである。

従来のソリューションと比較して、「UpValve」は、高速性能・パッケージサイズ・レスポンスの面において向上し、オンデマンドでのシリンダカットオフが可能になった。また、エンジンの吸気側に設置され、とりわけ、吸気/排気サイクルが変化している間の損失を低減することを実現している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

KSPG Press Releases
http://www.rheinmetall-automotive.com/