Plastic Omnium、ドイツmutares社から法的拘束力のあるオファーを受諾

大型トラック部品等を扱う事業部門
Plastic Omniumグループのトラックサプライヤー事業の買収について、ドイツのmutares社が法的拘束力のあるオファーを行ったことが、mutares社のプレスリリースで発表された。

Plastic Omniumの大型トラック産業のボディと構造部品の設計と製造を伴う事業部門は、フランスに5つの工場、中国に2つの工場、ドイツとメキシコにそれぞれ1工場を保有しており、1,500人以上の従業員を雇用している。

その製品ポートフォリオは、トラックキャビン用の外付け部品とモジュールなどがあり、すべての主要なヨーロッパトラックメーカーが顧客となっている。2015年には、1億9,000万ユーロの売上高を達成した。

多くの企業を買収
mutares社は、最近STSとMecaplastグループの2つの工場を買収して、キャビンコンポーネントのグローバルトラックサプライヤーとなっている。15の工場で2,700人の従業員を雇用し、合計売上高は約4億ユーロを計上した。

また、mutaresは、戦略的な成長目標の達成や、ポートフォリオの持続可能な開発に大きく影響を与える、「バイ・アンド・ビルド」戦略を追求している。その戦略に基づき、新しいグループの期待されるダイナミックな成長に加えて、市場の統合において主導的役割を引き継ぐために、トラックサプライヤー業界における買収に取り組んでいるものである。

一方、Plastic Omniumは、この法的拘束力のあるオファーについて検討しており、オファーは、フランスの法律に従って労使協議会に提出される。


▼外部リンク

mutares News
http://www.mutares.de/

Plastic Omnium
https://www.plasticomnium.com/en/