ドラクスルマイヤーの子会社、オーストリアの「Plant of 2016」を受賞
優れたサービスを提供する工場を評価
ドラクスルマイヤーの子会社の1つである、Elektro- und Kunststofftechnikは25日、「Plant of 2016」賞を授与されたことを発表した。この賞は、在庫管理・物流・顧客とサプライヤーの関係等において、優れたサービスを提供している企業に対し、雑誌IndustriemagazinとFraunhofer Austriaが毎年授与しているものである。
最終審査で、参加者は自社の組織を紹介し、審査員の質問に回答した。90分の休憩の後、審査員から決定が発表され、Elektro- und Kunststofftechnikは3位となった。
ドラクスルマイヤーのインダストリアル・エンジニアリング部門責任者、Michael Voichtleitner氏は、次のように述べた。
「最終審査にはトップクラスの企業が含まれており、このような素晴らしい企業と競争できるのは光栄です。データは、状態分析、最適化、継続的改善のための計画立案の基礎です。我が社は現在、継続的な改善プロセスに取り組んでおり、プロセスの最適化と効率の向上に継続的に取り組んでいます。」(プレスリリースより引用)
ドラクスルマイヤーグループは、オーストリアのブラウナウの拠点において30年以上も操業しており、約500人の従業員が、革新的な電気、電子、および射出成形部品を開発し、製造するために最も近代的な技術を使用している。
高級車向けの電気コンポーネントやインテリアシステム
ドラクスルマイヤーグループは、世界中の高級自動車メーカーに、複雑なワイヤーハーネスシステムや中央電気・電子コンポーネント、専用インテリア、電気モビリティ用ストレージシステムなどを提供している。また、同社は、顧客固有のワイヤーハーネスの開発者であり、多電圧・高電圧のワイヤーハーネスシステム、バッテリ管理システム、インテリジェントな電力分配器電気・電子部品などをすべて社内で直接開発している。
さらに、同社は、インテリアシステムの市場リーダーとして、アンビエントライティング・センターコンソール・ドアパネル・インストルメントパネル・ドアとコックピットモジュールなどを、高級自動車メーカーに供給している。
顧客には、BMW、ブガッティ、ジャガー、ランボルギーニ、ランドローバー、マセラティ、メルセデスベンツ、MINI、ポルシェ、テスラ、フォルクスワーゲンなどであり、2015年には37億ユーロの売上高を達成している。
(画像はプレスリリースより)
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