フェデラル・モーグル、アフターマーケットのBeck/Arnleyブランドを買収

外国メーカー車両向けOE品質部品を提供
フェデラル・モーグル・モーターパーツは5日、Beck/Arnleyブランドと関連資産を買収し、これにより、世界の独立したアフターマーケットに幅広い高品質製品を提供するという同社の戦略と一致する、重要な製品ラインが拡大されたと発表した。

Beck/Arnleyは、テネシー州スマーナに拠点を置き、北アメリカで、外国メーカー車両におけるプレミアムOE品質の部品と流体製品を提供している。

今回の買収によって、フェデラル・モーグル・モーターパーツの製品ポートフォリオに、Beck/Arnleyの流体製品・エンジン管理・冷却・電気部品・電子部品など、いくつかの製品ラインが補完される。さらに、この買収により、現在、フェデラル・モーグル・モーターパーツが提供している先に、外国メーカー車両が追加されることとなる。

継続的な業務の遂行を確実にするために、Beck/Arnleyは、自社のチームとスマーナにある独立した流通組織を維持する予定である。

両社の成功しているポートフォリオが融合
フェデラル・モーグル・モーターパーツの品質&アフターマーケットソリューション担当バイスプレジデント、ポール・スタネッキ氏は、次のように述べた。
「この買収により、世界的に認知されているフェデラル・モーグルブランドの既存ポートフォリオに、素晴らしい外国メーカー車両向けブランドが追加されます。我々は、すぐに成功できる組織を追加し、これにより恩恵を得た自動車サービスプロバイダのニーズを引き続き満たすために役立ちます。」(プレスリリースより引用)

また、フェデラル・モーグル・モーターパーツが研究開発・エンジニアリング・グローバルソーシング・販売・マーケティング機能を提供し、Beck/Arnleyの市場への浸透とプレゼンスが拡大されると考えられている。

スタネッキ氏は、「2つの組織を組み合わせることで、フェデラル・モーグル・モーターパーツのグローバルオペレーションからOE系統へのアクセスが合理化され、外国メーカー車両市場にとって非常に重要なBeck/ArnleyのOE品質製品が拡大・強化される。」と付け加えた。

(画像はフェデラル・モーグル ホームページより)


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