ラインメタル、ドイツ工場の生産能力を拡大

受注拡大により事業拡大
ラインメタル オートモーティブは8日、同社とHUAYUオートモーティブの間において合弁で設立され、ドイツのネッカーズルムに置くHAUYUアルテックは、順調に事業が推移していことを明らかにした。

アルミダイキャスト部品の受注が大幅に増加していることから、工場の拡張が目下急務となっているが、これに加えて、同社は従来生産していなかった新たな部品分野においても事業を拡大している。

現在、同社は売上高の約12パーセントがエンジン部品以外の製品となっているが、これまで生産の実績があるトランスバースリンクやリヤサブフレームに加え、サスペンションストラットマウントなどのアルミ部品の生産比率を約3倍まで引き上げる計画となっている。

生産能力を大幅に拡大
また生産される部品は従来の内燃機関を搭載した車両用に加えて、電気自動車用のアキュムレータ用ハウジングなどの部品生産も拡大してきている。

今後、同社は3,400平方メートル規模の鋳物工場を含め、5,000平方メートル規模で生産施設を拡張するすると同時に、隣接するピストン工場の改修工事も行う予定となっている。

新工場の建設は2017年初頭より開始され2018年7月より生産が立ち上がる計画となっている。また、これに並行して、新たなダイキャスティング設備も導入され、アルミの精錬能力は日産100トンになる予定である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ラインメタル オートモーティブ プレスリリース
http://www.rheinmetall-automotive.com/