IAC、「Shanghai Shenda」とのジョイントベンチャーに合意
OEMへソフトトリムや音響製品を供給する世界的事業
自動車の内装や部品、システムなどの大手サプライヤーであるIACは、「Shanghai Shenda」社と合弁事業を行うことで合意したことを、12月21日のプレスリリースで発表した。新しい合弁事業の名称は後日発表となる見込みで、今後は世界のOEM顧客へソフトトリムや音響製品などの供給を行っていく。利益の分配は、Shanghai Shendaのイギリス支社が70%でIACは30%となる見込みだ。
両社はこれまで20年間にわたり、良好な協力関係を保っており、新たなジョイントベンチャー設立によりさらに事業の拡大が見込まれる。
経験豊かなIACのリーダーで経営陣を構成
IACとShanghai Shendaによるジョイントベンチャーでは、「フロアカーペット」「パッケージトレイ」「トランクトリム」「ユーティリティマット」などを中心とした製品で、年商10億ドル以上を見込んでいる。また、経営陣には経験豊かなIACのリーダーが起用される予定となっている。製造施設は、IACが世界各地に所有するソフトトリムや音響製品の21カ所に及ぶ製造施設や、4つのテクニカルセンターが使用される。
両社の提携により、中国のみならずヨーロッパやアメリカ市場でも、インテリアコックピットやオーバーヘッドシステムの事業を拡大することが期待される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
IAC・プレスリリース
http://www.iacgroup.com/