ネクステア、オートメーション化へ向けたステアリングテクノロジーを初公開

NAIASで新しいステアリングテクノロジーを2つ公開
自動車部品の大手サプライヤーで、モーションコントロールやステアリングシステムで世界をリードするネクステア・オートモーティブは、北米モーターショー(NAIAS)において新たなステアリングテクノロジーを2種類初公開したことを、1月9日のプレスリリースで明らかにした。

ステアリングシステムに特化する同社は、乗用車に増加しつつあるオートメーション化に関連し、ステアリングテクノロジーの安全面を強化。オートメーション化したドライビングポートフォリオの拡大を行っている。

新たに公開されたのは、「Steering on Demand System」と「Quiet Wheel Steering」。オートメーション化したドライビングを直感的でより安全にすることを目的とする。
SAEレベル3~5の車両に対応可能なステアリング
ネクステアが開発したステアリングテクノロジーである「Steering on Demand System」は、自動運転レベルを示す「SAEレベル」においてレベル3からレベル5までのオートメーション化車両へ移行が可能で、スポーツタイプやマニュアル・オーバーライドなど、様々なオプションへ調整することが出来る。

また、「Quiet Wheel Steering」はステアリングホイールの回転を修正するシステムだ。これにより、自動運転の間もステアリングホイールの潜在的な危険が除かれ、安全面が格段に強化される。

両テクノロジーともに、ネクステアの「ステアバイワイヤ」テクノロジーが使用されており、プレミアム感のあるステアリングを楽しむことが出来る。

(画像はネクステア ホームページより)


▼外部リンク

ネクステア・プレスリリース
http://www.nexteer.com/