ラインメタル(旧KSPG)、電気自動車用部品を強化
アルミ鋳造部品を強化
自動車部品の大手サプライヤーであるラインメタル・オートモーティブは9日、電気自動車向けの部品供給を拡大していくことを改めて明らかにした。従来の内燃機関用部品に加えて、ラインメタル・オートモーティブの強みであるアルミ鋳造技術を活用して、エレクトリックモビリティ用のシステム部品の開発分野にも注力していく方針である。

ドイツ高級自動車メーカーに納入
ラインメタル・オートモーティブのグループ会社で、ドイツのネッカーズルムに拠点を置く鋳造部品サプライヤーKS HUAYU AluTech GmbHは、ドイツの高級自動車メーカーよりアルミ鋳造製のバッテリーボックスの受注を獲得した。量産は2018年中頃の予定であり、受注額は6,500万ユーロの規模となっている。この重量が約9キログラムの部品は、再充電が可能なバッテリーセルを収納する部品であり、OEM先では2つの電気自動車に搭載される予定である。なお、この2モデルは、電気を動力とするクロスオーバーSUVと高性能スポーツセダンの欧州モデルとなっている。
ラインメタル・オートモーティブはこれまでも明らかにしていた通り、電気自動車向けの製品のポートフォリオを強化していく計画である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ラインメタル・オートモーティブ プレスリリース
http://www.rheinmetall-automotive.com/