ブリヂストン、欧州子会社がフランスの大手タイヤ小売チェーンを買収

フランス最大の小売りチェーン
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)は、1月17日に、フランスの大手タイヤ小売チェーンGroupe Ayme(以下、Ayme社)を完全子会社化に向けて、同社の株式を100%取得する最終的なプロセスに入ったと発表した。

Ayme社はヨーロッパの主要市場であるフランス国内で104店舗を展開する同国内最大級の独立系タイヤ小売チェーンの1つである。

今回の買収手続きは、労使委員会等への確認後に最終契約を締結し、競争当局の認可を取得次第完了する見通しである。

成長戦略に沿った買収
買収完了後のBSEMEAのタイヤ小売店網は、保有するFirst StopとSpeedyにAyme社の小売チェーンCote Routeを加えることによりフランス国内で900ヵ所以上となる。

ブリヂストンは、トラック・バス用タイヤなどの生産財の小売りに強みを持つAyme社を傘下とすることで、ソリューション事業の更なる強化を図る方針である。

また、ブリヂストンは欧州事業における小売網の強化を基本戦略の一つとして掲げており、今回の出資もその成長戦略に沿った活動となっている。

(画像はブリヂストン ホームページより)


▼外部リンク

ブリヂストン ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp/