ドラクスルマイヤー、FCAグループの「Overall Supplier EMEA 2016」賞を獲得
昨年に続く受賞
ドラクスルマイヤーは、Fiat Chrysler Automobiles(以下、FCA)グループから、EMEA地域(欧州・中東・アフリカ)における品質、技術、パートナーシップのカテゴリーにおける最高のサプライヤーとして、「Overall Supplier EMEA 2016」賞を授与されたことを発表した。2015年には、FCAグループから、化学カテゴリーの「Qualitas Award」を受賞している。トリノで行われた授賞式賞に参列したドラクスルマイヤーの販売責任者であるFranz Haslinger氏は、次のようにコメントした。
「この新しい賞は、我が社にとって特別な栄誉です。2011年にビジネスを始めて以来、すべての製品カテゴリーにおいて優れた仕事をしてきた関係者全員に感謝します。」(プレスリリースより引用)
車両開発から高度な技術や専門知識を提供
FCAグループの審査員による評価では、ドラクスルマイヤーの模範的な協力とその完全な透明性が称賛された。FCAによると、ドラクスルマイヤーは、車両開発のフェーズ中にFCAを積極的にサポートしており、期待に応えた優れた品質や高いレベルの専門知識、プログラム管理能力を提供している。ドラクスルマイヤーグループは、FCAのプレミアムブランドであるマセラティに、インテリアシステムを提供している。
例えば、「クアトロポルテ」のセンターコンソールとドア・パネル、「ギブリ」のインストルメントパネル、センターコンソール、ドア・パネルを製造しており、さらに、今年、新しいレヴァンテのためのインストルメントパネルとセンターコンソールの製造を開始した。
レヴァンテは、世界中で特に強い成長を見せているSUVセグメントの車両である。ドラクスルマイヤーのFCA担当セールスディレクターであるHartwig Dorn氏は、「レヴァンテは、プレミアムSUVセグメントの新しい基準を設定する素晴らしい成功事例である。」と語った。
厳しい要求に応える高性能インテリアシステム
ここ数年、ドラクスルマイヤーグループは、FCAのさまざまな要求に対応してきた。Franz Haslinger氏は、次のように説明する。
「FCAグループは技術的な面で非常に要求の厳しい顧客であり、開発期間が非常に短いため、社内プロセスに大きなチャレンジを与えています。我々は、FCAの高い期待を上回って成功したことを誇りに思います。また、FCAグループは、アルファロメオの再開とマセラティのポートフォリオのさらなる発展により、将来の可能性を秘めた非常に手応えのあるインテリアシステムの顧客となっています。」(プレスリリースより引用)
ドラクスルマイヤーグループは、2015年に37億ユーロの売上高を達成。アウディ、BMW、ジャガー、ランドローバー、マセラティ、メルセデスベンツ、ミニ、ポルシェ、フォルクスワーゲンなどの100を超える自動車メーカーのサプライヤーが顧客となっている。
(画像はプレスリリースより)
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