イートン、大型車両向けクラッチ「アドバンテージ・シリーズ」をアップグレード

設計強化により有害振動削減や耐久性などを改善 2017年第2四半期に生産開始
パワーマネジメント会社で、自動車のアフターマーケット製品などの開発や製造を手掛けるイートンが、大型車両向けクラッチ「アドバンテージ・シリーズ」をアップグレードすると、24日のプレスリリースで発表している。

設計強化により、有害となる振動の削減や耐久性の改善、そして最大トルク2,250 lbs.-ftといった幅広い回転域まで対応可能になり、スムーズなシフトチェンジを実現した。

大型車両向けクラッチ「アドバンテージ・シリーズ」は、2017年第2四半期からOEMによる生産開始が予定されている。

スプリング・セパレーター・システムで素早い遮断が可能に 流通は第3四半期から
大型車両向けクラッチ「アドバンテージ・シリーズ」には、「ストラップドライブ・システム」が採用され、従来の「ラグドライブ・システム」と異なり、ノイズが少ない設計で、耐性の改善も期待できる。

また、スプリング・セパレーター・システムが採用されていることで、素早くエンジン出力伝達が遮断でき、より効率的でスムーズなシフトチェンジを可能にした。

アップグレードされた「アドバンテージ・シリーズ」がアフターマーケット製品として流通するのは、第3四半期からということも明らかにされている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Eaton プレスリリース
http://www.eaton.com/