ゲスタンプ、インド初の熱間プレス成形工場を開設

投資額は3,600万ユーロ
自動車プレス部品大手であるスペインのゲスタンプは、インドのプネーに熱間プレス成形の専用工場を開設した。

この新工場にゲスタンプは3,600万ユーロの投資を行い、フィアット・クライスラー、フォード、およびタタ向けの部品を生産する予定である。

ゲスタンプは今回の投資について、プネーで行われている国際自動車技術のシンポジウムにおいて発表すると同時に、新工場は既に完成しており部品の量産は本年5月の計画であることを明らかにした。
規制に対応による需要増を見込む
この新工場において、2017年までに130名の新規雇用を行い、インド初となる熱間プレス成形を行っていくことになる。またゲスタンプは、将来的には自動車部品以外の産業向けにも熱間プレス成形部品を供給していく方針である。

この新工場には1,200トンクラスの加工圧を持ち、治具やモニタリングシステムも自動で交換できるプレス機械が搬入されている。

ゲスタンプの最高経営責任者兼会長のFrancisco Riberas氏は次のように述べている。
「インドのようなダイナミックな市場に熱間プレス成形の技術を導入することは、われわれの自信の表れでもある。インドにおいて、自動車衝突時の安全性向上に関する規制が変更され、これにより自動車メーカーや部品メーカーは新たなソリューションを提供していくことが必要となってくる。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ゲスタンプ プレスリリース
http://www.gestamp.com/