IAC、コックピット・オーバーヘッド・システム事業のCOOにTerrence Gohl氏を任命
オペレーションの効率化と品質の向上
主要自動車部品メーカーであるIACは、同社のコックピット・オーバーヘッド・システム事業の最高執行責任者(COO)としてTerrence Gohl氏を任命すると発表した。 IACグループのグローバルCOOであるBrian Pour氏の下で、Gohl氏は、オペレーションの効率と世界最高水準の品質性能を実現するために、コックピット・オーバーヘッド・システム事業を統轄する責任を負う。Gohl氏の就任とともに、2016年3月以来北米の責任者として日常業務および業務機能を統轄していたMaurice Sessel氏が、ソフトトリム&音響事業のCOOに昇進した。Sessel氏は、ミシガン州のサウスフィールドに籍を置く。
IAC会長兼最高経営責任者であるRobert Steve Miller氏は、次のようにコメントした。
「Gohl氏の車内インテリア分野での豊富なリーダーシップと業務経験は、コックピットとオーバーヘッドシステム事業における生産性・プラントの効率性・品質・コア顧客と能力への重点化を継続することを目標として、我が社を助けるだろう。Sessel氏の専門知識に次ぐ彼の経験は、両方の製品グループが正しい方向に向かい、顧客が期待する厳しい業績基準を維持することを保証します。」(プレスリリースより引用)
自動車業界で様々な業績
Gohl氏は、2009年より、Key Plastics社の社長兼最高経営責任者を務めてきた。彼は、多くの業績を収めており、特に2008年の破産後には組織を再編、Key Plastics社を地域から世界のサプライヤーに変え、売り上げや全体的な収益性を含む財務業績のあらゆる側面を大幅に改善した。そして、自動車業界において30年以上のキャリアを持ち、ビステオンやタワー・オートモティブなど、ティア1サプライヤーにおいて、様々なグローバルおよび地域の製造および運営リーダーシップの役割を果たしてきた。1995年から2003年までは、リア社のインテリア部門の副社長を務めている。
また、ミシガン州にビッグ・ラピッズにあるフェリス州立大学において、製造エンジニアリング分野の学士号を取得、また、ワシントン州ララミーのワイオミング大学でも、機械工学の学士号を取得している。
(画像はIACより)
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IAC Group News
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