Magneti Marelli、米国の自動車照明事業を強化

360名の新規雇用を創出
イタリアの大手自動車部品サプライヤーであるMagneti Marelliは1月31日、3,500万ドルを投じてミシガン州オークランド郡インディペンデンス・タウンシップにある工場を、自動車用ヘッドライト部品など照明部品を生産する施設に改修すると発表した。

また、今回の工場改修により、新たに360名の新規雇用を創出することなる。

Magneti Marelliは、北米自由貿易協定加盟国における需要が順調に拡大していることから、今回の投資を通じで生産子会社を強化してミシガン州周辺の自動車メーカーとの取り引きを拡大していく方針となっている。

自動車メーカーへの協力体制を強化
Magneti Marelliの最高経営責任者であるPietro Gorlier氏は次のように述べている。
「Magneti Marelliにとって米国市場はより重要になってきている。この投資により自動車照明の生産を強化することが可能となったことで、ミシガン州にある自動車メーカーへの協力体制も強化していく。これは、われわれのミシガン州に地域本社、研究開発センターを保有し、また380名の雇用を創出している。今回の投資は、われわれの産業と地域経済に対するコミットメントでもある。」(プレスリリースより引用)

今回の生産施設の改修によりMagneti Marelliはミシガン州の事業開発プログラムにより200万ドル規模の補助金の適用を受けており、インディペンデンス・タウンシップからは固定資産税の軽減の適用を受けていることを明らかにしている。

(画像はMagneti Marelli ホームページより)


▼外部リンク

Magneti Marelli プレスリリース
http://www.magnetimarelli.com/