ヴァレオ、韓国で合弁会社設立

変速機用トルクコンバータを生産
大手自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、韓国の平和産業と50対50の合弁法人を設立して自動車用の無段変速機のトルクコンバータを製造すると発表した。

新会社は約3,000名の従業員体制の規模でヴァレオが支配権を持つことになる。また、この新会社は約10億ユーロの売り上げが見込まれており、合弁初年度よりヴァレオの収益に貢献していくことになる見通しである。
アジア圏で5億ユーロの売り上げ増を見込む
ヴァレオの会長兼最高経営責任者であるJacques Aschenbroich氏は、次のように述べている。
「韓国のビジネスパートナーと合弁を通じてより強固な結びつきを持つことで、無段変速機用トルクコンバータの売り上げを倍増することができると同時に、世界一の自動車部品の製品ラインアップを持つことが可能となる。また、韓国におけるプレゼンスを高め、現代-起亜グループ向けの販売を増やすことでアジア地域における売り上げを約5億ユーロ拡大することが可能となる。」(プレスリリースより引用)

新会社の名称はValeo-Kapecで、その本社は韓国の大邱広域市に置く計画である。なお、今回の合弁契約は、政府当局の正式な認可を持って設立されることになる。

(画像はヴァレオ ホームページより)


▼外部リンク

ヴァレオ プレスリリース
http://www.valeo.com/