ネマク、メキシコに高圧ダイカスト工場を新設

自動車部品製造と切削加工などを行う
世界的な自動車産業向けの革新的軽量化ソリューションの大手プロバイダーであるネマクは、メキシコ、モントレーにおいて、新しい高圧ダイカスト(HPDC)工場の開所式を行ったことを発表した。

開所式には、メキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領も列席した。

新工場のHPDC技術は、エンジンブロック・トランスミッションケース・構造部品を中心としたアルミニウム製自動車部品の生産をサポートし、また、工場には、これらのコンポーネントを処理するための、多数の工具を備え、これらの着脱を自動的に行って、各種の切削加工を行う数値制御工作機械であるマシニングセンターも設置される。

総投資額は2億ドルで、量産は今年度の初めに開始される予定。

軽量化を実現する高性能複合アルミニウム部品
ネマクは、世界の自動車業界に向けて、高性能複合アルミニウム部品の開発と製造を専門とした革新的軽量化ソリューションを提供するリーディングプロバイダーである。取り扱い製品は、シリンダーヘッド、エンジンブロック、トランスミッション部品、構造部品など。

同社は、30年以上にわたり、グローバル企業になるためにいくつかの競争優位性を開発してきており、技術・コスト・品質・サービスの観点から、成長と業界のリーダーシップの実績を上げることを目指してきた。

2016年には、世界中の36の施設で21,000人以上の従業員を雇用し、43億ドルの売上高を計上している。

(画像はNemakより)


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Nemak Press Release
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