ブローゼ、学生のロボット製作チームに15,000ドルを寄付

将来のモビリティ業界を担う学生を育成
ブローゼは9日、For Inspiration and Recognition of Science and Technology(FIRST)のロボティクスチーム6117 Wingspanのために、ポンティアック・アカデミー・オブ・エクセレンス(PAE)に15,000ドルを提供したことを発表した。

これは、機械・電気・電子機器・センサーを統合したメカトロニクスの技術リーダーであるブローゼから、Wingspanチームへサポートを行った最初のものである。

FIRSTは、若者の科学技術への関心と参加を呼び起こすために企画された、実践的な専任の指導者である「メンター」を置くプログラム。毎年、このプログラムは新しい競技会をリリースし、今年の競技会は「FIRST STEAMWORKS」と呼ばれている。チームとそのメンターは、いくつかの地元のイベントに参加し、州と世界の選手権に出場するためのロボットを開発し、構築する。

ブローゼ北米のMike Brosseau社長は、次のようにコメントした。
「ブローゼでは、我々が持つあらゆる面での卓越性を開発し、革新的な次世代リーダーの育成を目指しています。我々のサポートは、STEMのトピックに関する学生の関心を奨励し、向上させ、モビリティ業界で使用される技術を扱うことができる将来の人材を育成するのに役立ちます。」(プレスリリースより引用)

競技会用ロボット構築のための資金
ブローゼは、Wingspanのスポンサーとなっているだけでなく、従業員の一部がメンターとしてボランティアを行っている。プレシーズンの間、Wingspanチームメンバーの放課後教育プログラムとして、チームミーティングが行われた。生徒はブローゼのオーバーンヒルズにある工場に行き、メンターから、CADやコーディング、問題解決に関する訓練を受けた。

ブローゼからの資金は、2016-2017シーズンの競技会に使用するロボットを構築するために、チームが必要とする材料・道具・交通費・食事・その他の物資に使用される。

ポンティアック・アカデミー・オブ・エクセレンスのJames Spruill監督は、次のように述べた。
「ブローゼの熟練したメンターと交流しながら、STEMベースの実践的な活動を行うことは、学生の成長と未来を牽引するものであり、問題の解決や効果的なソリューションのために協働することを教えてくれるものです。」(プレスリリースより引用)

予選で好成績
WingspanチームのFIRSTの学生は、「Woodie Flowers」「Dean's List」「Entrepreneurship」など、賞を獲得する可能性のある3つのコンテンツを制作した。

2年目となるチーム6117:Wingspanは、15人の学生と10人のメンターから構成され、2016年のシーズンでは、地区イベントにおいて、予選ラウンド終了時に最高レベルの新人チームに与えられる「Highest Rookie Seed」賞を受賞した。

チームは、他の40人とともに、ミシガン州のウォーターフォードモット高校で3月17日~18日に開催されるイベントを含む、いくつかの地区の「FIRST in Michigan」イベントにおいて競技を行うこととなっている。

(画像はBroseより)


▼外部リンク

Broseのプレスリリース(PR Newswire)
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