パナソニックオートモーティブ、スペインの自動車部品会社を連結子会社化
自動車部品・システムサプライヤーを子会社化
パナソニックの社内カンパニーであるパナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズは、パナソニックが発行済株式総数の49%を出資するスペインの自動車部品およびシステムサプライヤーであるフィコサ・インターナショナルS.A.(以下、フィコサ)の株式を20%追加取得することで連結子会社化すると発表した。パナソニックは、フィコサの株主であるフィコサ・インバージョン社が保有するフィコサ株式の一部を取得してフィコサの発行済株式総数の20%を追加取得することで株式持ち分を69%とする計画となっている。
次世代部品の開発への布石
パナソニックとフィコサは2015年6月に資本業務提携を行って以来、両社が保有する技術を融合させて電子ミラー等の製品を共同開発するなどの成果をあげてきたが、今後は次世代コックピットシステムや先進運転支援システム(ADAS)などの成長分野における事業拡大を目指した協業商品の開発を進めていく方針である。パナソニックの代表取締役専務である伊藤好生氏は次のように述べている。
「フィコサはパナソニックと同様に確固たる経営理念を持ち、電子ミラーだけでなく、コネクテッドカーを実現するためのテクノロジーにおいてもシナジー効果が期待できる。両社の強みを発揮した開発を加速させることで、成長戦略を実現できると確信している。」(プレスリリースより引用)
(画像はパナソニックオートモーティブ ホームページより)
▼外部リンク
パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ プレスリリース
http://news.panasonic.com/