SKF、スクーデリア・フェラーリに部品を供給
70年の技術提携
自動車用ベアリング部品の大手サプライヤーであるSKFは22日、フェラーリが運営するフォーミュラ1のワークス・レーシングチームであるスクーデリア・フェラーリとの提携を継続して、レース車両に部品を供給すると発表した。SKFレーシングユニットマネジャーであるJean-Sylvain Migliore氏は次のように述べている。
「われわれはスクーデリアと70年にわたり技術提携をしてきた。われわれの低フリクションかつコンパクトなサイズ、高耐久性かつ長寿命の部品を採用することで技術的にも有利になる。」
(プレスリリースより引用)
(プレスリリースより引用)
ベアリングおよび素材技術で提携
今回の契約によりSKFはスクーデリアにシャーシ用部品としてホイールベアリング、プレーンベアリングを供給すると同時に、エンジンとギアボックス用部品として円筒ベアリングおよびニードルベアリング、深溝ベアリング、アンギュラベアリング、またハイブリッド部品を供給することになる。SKFのベアリングは高速および高熱に耐えうるスチールやコーティングなどの特殊素材を採用しているが、その内のセラミックス、特殊スチール、潤滑剤などはSKFの研究開発センターで現在も開発中となっている。
また、これに加えてSKFはスクーデリアに試験用施設の提供も行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
SKF ニュースリリース
http://www.skf.com/