イートン、車両グループの新しい代表取締役を発表
8月に引退が決まったKenneth F. Davis 氏の後任として
エネルギー効率に優れたソリューションを提供する、パワーマネジメント会社のイートンは、同社車両グループの新たな代表取締役を指名したことを、3月27日のプレスリリースで明らかにした。現在同社の車両グループは、Kenneth F. Davis 氏が代表取締役を務めているが、同氏は8月1日での引退が決まっている。5月から8月までは、戦略的なイニシアティブの活動を行う予定だ。
新たな代表取締役に指名されたのはJoã o V. Faria氏で、エンジンエアマネジメントやトラクションコントロール、パワートレイン製品などイートンの車両事業に対し責任を負う。
ブラジルでトラックなどのトランスミッションをマネジメント
新しい代表取締役となるJoã o V. Faria氏は、ブラジルのサン・カルロス連邦大学で材料工学の学位を、同じくブラジルのサンパウロ大学ではエンジニアリング経営管理学の修士号を取得した。1987年にイートンへ加わり、ブラジルのトラック工場でマテリアルエンジニアとして、トラックのトランスミッション製造を管理した。ブラジルでは、小中型トラック用トランスミッション事業のゼネラルマネージャーも務めた。
さらに、エンジンエアマネジメント部門の副社長兼ゼネラルマネージャーを務め、2013年にはラテンアメリカで電気事業を広め、南アメリカと中央アメリカにおける代表取締役を務めていた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
イートン・プレスリリース
http://www.eaton.com/