ヒュンダイ、ソウルモーターショーは「未来の車」をコンセプトに
「Future Mobility」を戦略としテクノロジーで業界をリード
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、2017年度のソウルモーターショーへ「Future Mobility」をテーマに、エコに関する未来の車両テクノロジーを出展することを、3月30日のプレスリリースで発表した。間もなく開催されるソウルモーターショーでヒュンダイは、最新のハイパー・コネクテッドカーや顧客が車や家などとつながることができる「Connected Car Service Platform」などのほか、FE燃料電池のアジアデビューなどの展示を予定している。
訪問客は、バーチャルリアリティのシミュレーターにより、IONIQの自動運転によるスマートクルーズコントロールシステムなどを体験することができる。また、昨年パリでデビューした、高性能車両である「RN30」の展示も行われる。

未来的なFE燃料電池概念のアジアデビュー
次世代の燃料電池車と言われる「FE燃料電池車」。燃料電池車の大量生産を行う世界初の自動車メーカーとなったヒュンダイは、水素を用いたゼロエミッション車両の開発に力を入れている。FE燃料電池概念の車両は2018年2月の発売が予定されており、一度の燃料補給で800キロ以上の走行が可能な設計となっている。車両から排出される水素エネルギーを循環させる車内加湿器など、エコで快適なテクノロジーが採用されている。
IONIQハイブリッドは昨年ボンネビル・ソルトフラッツで、ハイブリッド車で初となる157.825mph(253.995km/h)の新記録を作った。途中160.7mph(約258.6km/h)の最高速度も記録された。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/