GKN、2017PACEアワードを獲得

ボルボ向け部品で獲得
自動車部品の大手サプライヤーであるGKNは4日、同社がボルボXC90 T8 Twin Engine向けに供給している「co-axial eAxle」が2017年PACEアワードのイノベーション部門で表彰されたと発表した。

この「co-axial eAxle」は、パッケージサイズを小型化すると同時に性能の最大化することを念頭に設計されており、eDrive技術に新たな基準をもたらしたと言える。

ボルボXC90 AWDのリアドライブモジュールとして限られたスペースに搭載できるよう開発され、柔軟性の高いeAxleソリューションとしてXC90全てのモデルに搭載することも可能となっている。

小型かつ高性能が特徴
XC90のeAxle搭載モデルは2400Nmという高いトルク出力を、限られた263mm x 310mm x 293mmのスペースと重量が15kgというパッケージの中で実現している。

また、この技術はボルボS90にも採用されることになっており、ボルボのSPAプラットフォーム採用する全てのモデル、また他の自動車メーカーにおいても搭載される予定である。

GKNは、BMW i8用の2速eAxleやBMW 7シリーズ用VL3サイドシャフトシステム、フォードフォーカスRSおよびレンジローバーとジープ向け4WDシステムでもPACEアワードを獲得している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GKNドライブライン ニュースリリース
http://www.gkn.com/