アルプス電気、グローバル生産に力を入れ中国工場を拡張

新工場の竣工は来年2月を予定
アルプス電気は4月3日のプレスリリースにて、中国の現地法人である無錫アルプス電子有限公司が車載向け製品の増産を目的とし、敷地内に工場を建設することになったと発表した。

新工場の竣工は2018年2月を予定している。

追加投資は昨今の需要に応えるため
中国の無錫アルプス電子は1995年に設立され、これまで車載向け製品だけでなく、さまざまな電子部品の製造を請け負ってきた。今回、工場の拡張に踏み切ったのはスマートフォン及び車載機器の生産の需要が多くなり、無錫アルプスへの追加投資を決定した。

今回の新工場建設には中国政府の各部門と力を合わせ、進めていくつもりでいる。また、今回の追加投資は連結業績への影響は大きくないとのコメントも添えられていた。

新工場及び追加投資の概要
新工場の竣工は2018年2月、工場面積は17,000平米、スマートフォン及び車載向け電子機器部品の生産を予定している。投資額は約1,400,000,000円の予定だ。

現工場面積及び従業員数
現在の工場面積は39,985平米、従業員数(正社員数)は約2,400人、電子部品の製造を行っている。新工場建設後の生産力がどのように影響していくか注目が集まる。

(画像はアルプス電気のホームページより)


▼外部リンク

アルプス電気 プレスリリース
http://www.alps.com/j/news_release/2017/0403_01.html