ネクステア、東風汽車有限公司との合弁事業に合意
乗用車への電動ステアリングシステムを設計・製造
高度なドライブラインシステムやステアリングを製造する自動車部品メーカーであるネクステア・オートモーティブは、東風汽車有限公司のコンポーネント部門と合弁事業を行うことで合意したことを、4月10日のプレスリリースで発表した。両社による合弁事業では、乗用車への電動ステアリングシステムの設計と製造を行い、東風汽車有限公司を中心とした関係企業への提供を行う予定となっている。
合弁事業では、顧客のニーズに合わせた先進のステアリングテクノロジーの提供を行うことで、ネクステア・オートモーティブの戦略でもある中国市場での有益な成長を目標としている。
ネクステアは総収益の24%をアジア太平洋地域で占める
ネクステア・オートモーティブでは、総収益の24%をアジア太平洋地域の売り上げで占めており、同地域での売り上げは過去3年間でほぼ2倍となっている。2016年には、21の新たなカスタマープログラムを開始し、需要に見合う製造能力の拡大に努めてきた。また、現在ネクステア・オートモーティブでは、プジョー2008年モデルのクロスオーバーなどを含む車両へ、電動ステアリングシステムを提供している。
規制当局の承認が完了するまで合弁会社では、東風汽車有限公司グループの乗用車への電動ステアリングシステムを戦略的に制作していく予定となっている。承認後は、中国の武漢にある東風汽車有限公司本部へ隣接する施設で本格的に稼働する見込みだ。
(画像はネクステア ホームページより)
▼外部リンク
ネクステア・プレスリリース
http://www.nexteer.com/