アイシングループ、エリオ・モーターズの3輪車両にトランスミッションを供給
コストや燃費、性能が評価
エリオ・モーターズは、目標であった基本価格7,450ドルで燃費84mpgに達した3輪車両を発売し、そのトランスミッションをアイシングループが供給することになった。アイシングループは、世界で6番目に大きなTier 1自動車サプライヤーであり、トランスミッションの大手メーカーである。
エリオ・モーターズの創設者兼CEOであるPaul Elio氏は、次のように述べた。
「アイシングループのトランスミッションは、コストや燃費、性能などの目標を達成するうえで重要な役割を果たします。さらに、ワールドクラスのチームの一員としてアイシンと取り引きをすることによって、主要なサプライヤーを誘致してこのプロジェクトを進めるというエリオ・モーターズの能力を強調することができます。アイシンとの関係を強固にすることは、我々の開発における重要なマイルストーンです。」(PR Newswireより引用)
また、エリオ・モーターズのJeff Johnston副社長は、同社のエンジニアリングチームが、IAV/Elioエンジンシステムに完璧に適応する最適な品質とパフォーマンス、また、予想される需要を満たすパートナーを求めていたことに言及し、「アイシンの生産能力とエンジニアリングの専門知識は、エリオ・モーターズと顧客に長期的なメリットをもたらす。」と述べた。
優れた自動車部品をグローバルに提供
アイシングループは、世界大手のトランスミッションメーカーで、ブレーキ・トランスミッション・ナビゲーションシステム・ドライブトレイン・シャシー・ボディ・エンジン関連部品・エレクトロニクス・インテリジェントな輸送システムなど、自動車部品およびシステムを提供している。一方、エリオ・モーターズは、2009年に車の愛好家であるPaul Elio氏によって設立され、革新的な製造方法による超低燃費車両を提供している企業。
3輪のElioは、車体に内蔵されたパワーウィンドウ・パワードアロックエアコン・クルーズコントロールなど設備の快適性や、複数のエアバッグの安全性を伴いながら、高速道路走行で燃費84mpgを達成するように設計されている。
(画像はアイシン精機より)
▼外部リンク
PR Newswire
http://www.prnewswire.com/
アイシン精機株式会社
http://www.aisin.co.jp/