ZF、上海のエンジニアリング・センターを拡大

中国やアジアの市場に向け生産を拡大
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるZFは、中国の上海でエンジニアリング・センターを拡大したことを、4月18日のプレスリリースで発表した。

オート上海2017の開幕と共に上海の松江区にオープンした新工場は、中国を中心としたアジア太平洋地区へ先進のテクノロジーを提供することが期待される。

同工場では、「Eモビリティ」をはじめとする、乗用車や商用車向けのドライブラインやシャシー、特別なアプリケーションの開発に向けた最新のテスト機能が提供されている。

2022年までにさらに600人のエンジニアを増員予定
松江区に開設した新しい工場は、安亭にあるZFのテクノロジーセンターと密接に連携し、アジア市場向けの安全に関するテクノロジーの研究開発を行っていく予定だ。

およそ5000万ユーロを投資し、既存の施設を利用し5万4000平方メートルの敷地に拡大した新工場は、2022年までに従業員をこれまでの2倍となるおよそ1000人に増員することが見込まれている。

ZFの最も重要な市場のひとつである中国の顧客を支えるため、新工場ではエレクトロニクス製品とEモビリティにおける製品ポートフォリオの研究や製品テストが包括的に行われる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF・プレスリリース
http://www.zf.com/