GKN 中国における事業を強化

中国が生産のハブ拠点
自動車部品の大手サプライヤーであるGKNは18日、同社が持つ最新の「eDrive」の生産が上海に拠点を置く合弁会社において生産が開始されることで、中国が電動化向けドライブライン部品のハブ拠点となることを明らかにした。

中国は、世界で自動車の電動化が進んでいる市場であり、GKNは同社の合弁会社であるShanghai GKN HUAYU Driveline Systems(以下、SDS社)における年間生産台数が2025年までに年間100万台以上になると予測している。

SDS社はGKNの「Multimode eTransmission」を2018年より中国の自動車メーカー向けに生産しており、2019年より「eDrive」システムの生産を開始する計画である。

研究開発センターも開設
このシステムは、モーターやインバーターモジュール、減速機「eAxle」を1つのパッケージにしたものであり、ヨーロッパの自動車メーカーが生産してグローバル規模で販売される小型プラットフォームの車両に初めて搭載される予定となっている。

SDS社における生産事業は、中国および国際的な自動車メーカーとの提携も見込まれており、今後7年間で大幅に拡大する見通しである。

また、SDS社の生産能力の拡大に加えて、研究開発センターを2025年までに開設することで300人以上の新規雇用を創出する計画となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GKN ニュースリリース
http://www.gkn.com/