オートリブ、アクティブセーフティ技術が新型メルセデスSクラスに採用
レーダーやカメラ、ECUなど
オートリブは、中国の上海で行われている上海モーターショー2017で展示されている先進の新型メルセデスSクラスに、同社のアクティブセーフティ技術が採用されていることを発表した。オートリブは、アクティブセーフティシステムの核である77GHzレーダー、ステレオ/モノビジョンカメラ、セントラルADAS ECUを、2017年後半に発売開始予定の新しいSクラスに供給する。モノラルカメラまたはステレオビジョンカメラは、車両の構成に応じた提供となる。
ビジョンカメラはオートリブの社内開発ソフトウェアアルゴリズムを利用したものであり、歩行者・車両・トラックなどの物体、進行中の交通状況、車線標識、交通標識、道路のエッジなどの物体を検出して分類することができる。
この新型Sクラスへの採用は、オートリブが先進的なステレオビジョンカメラソリューションを通じて路面検出機能を提供する初めてのケースとなる。同社は、新型Sクラスへの納品を通じて、ダイムラーとの関係を積極的に展開している。
世界の主要自動車メーカーに自動車安全システムを提供
オートリブ社は、自動車安全システムの世界的リーダーであり、その子会社を通じ、世界の主要自動車メーカーの自動車安全システムを開発、製造している。合弁会社を含めると、世界27ヶ国に80以上の施設があり、7万人の従業員が働いている。さらに、世界10ヶ国に22のテクニカルセンターがあり、19のテストトラックを保有している。
2016年の売上高は約101億ドルを計上した。
(画像はAutolivより)
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