ベバスト、中国に新工場を開設

既に800万ユーロを投資
自動車部品の大手サプライヤーであるベバストは5月5日、中国の河北省保定市に新たな自動車用ルーフシステムの生産施設を開設したと発表した。

この新工場の開設により、最大の自動車市場において拡大するサンルーフとパノラマルーフの需要に効率的に対応していく計画である。

ベバストはこの計画達成に向け、2016年以降、既にこの新工場に累計で約800万ユーロを投資している。

なお、この新工場の敷地面積は20,000平方メートル規模となっている。
大幅な需要拡大に対応
ベバスト SEの会長兼役員会メンバーのHolger Engelmann氏は次のように述べている。
「中国において、ルーフシステムを搭載する車両の生産が今後数年で拡大していくと予測している。特にパノラマルーフの需要は大きく増えると考えている。特に中国の国産自動車メーカーにおいて、ルーフシステムは必須の装備となっている。」
(プレスリリースより引用)

ベバストは、今後、中国の国産自動車メーカーにおいて、ルーフシステムの装着率は50パーセントを超えると予測している。

この拡大する需要に対応していくため、ベバストは中国の自動車メーカーと良好な関係を構築すると同時に、国際的な自動車メーカーおよびその合弁会社との関係を維持していくためにも、今回、新たな生産施設を開設する戦略を推進していく方針である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ベバスト プレスリリース
https://www.webasto-group.com/